2024年10月1日火曜日

設備投資をせず企業の内部留保が多い理由

 本日誕生した石破総理は法人税増額を示唆しています

企業の内部留保が多いからだとある討論番組で言っていました

バブル崩壊を経験した企業が設備投資に躊躇しているのが

原因とかなんとか・・・

違いますよね

デフレだから設備投資せず内部留保しているのです

たとえば2億円の価値がインフレで5年後に1億円になりそうだったら

企業は2億円を内部留保しますか?ってことです

アメリカや海外がインフレを抑えるため金利を上げ

低金利の日本の円を売ってドルや他の通貨を買うから円安になって

日銀が無理やり金利を上げたことは記憶に新しいと思います

なぜ、アメリカや海外はインフレになったのか?

大きな要因は新型コロナの時期にお金をばら撒いたからです

お金が増えるとお金の価値がなくなり

10円で買えたものが20円になるのは当然のことです

ところが日本は、他国と比べてお金のばら撒きに消極的だったため

お金の量があまり増えなかったのでインフレになりませんでした

「なぜばら撒かなかったのか?」ですって・・・

政府がそんなことをしようとすると「財源は?」って声があがるからです

その声は財務省官僚があげさせているんですが

それは問題ではなく、政治が決断できなかったからです

少子化の流れを止める唯一の政策 で述べたような予算を

政府が積極的にばら撒けば、インフレになり

インフレになれば内部留保している場合ではなくなり

お金が回って経済がよくなるので、法人税なんか増税せずとも

消費税や他の税収が増えます