これまでに何度かご紹介した「安治川トンネル」に
行ってきましたので、ご案内いたします。
今回は地下鉄中央線九条駅から向かいました。
地下鉄九条駅1A出口を降りて、すぐの信号横断歩道
を渡らず右へ進みます。
延々と進むと安治川トンネルのビルに突き当たります。
建物の一番左に階段、その右にエレベーターが
あります。建物の右側に二つ塞がれた部分があるのは
自動車用エレベーターで、40年近く前に運転を終了
しています。
1986年NHKドラマ「匂いガラス」では主人公がこの
エレベーターの運転士から母親の話を聞くシーンが
ありました。このエレベーターを昔は有人で運転して
いたのです。現在は無人です。
深夜は運転していないので、隣の階段を利用する
ことになります。昔一度だけ自転車を持って階段を
利用したことがありますが、気合いを入れていくと
思ったよりつらくなかったです。
エレベーターは進行方向のドアが開く2ドアタイプで
そこそこ大きいのですが、大半が自転車利用なので
自転車5台以上になると少し窮屈です。
通路は直線ではありません。
このトンネルの歴史は古く70年前に完成した日本初の
埋没工法でできたトンネルです。大阪港とコスモスクエア
もこの工法です。
自転車が辛うじて交互通行できる広さで、歩行者と
自転車が通行するため、自転車は押して進みます。
エレベーターは無人ですが、通路には警備員が
1名いました。
トンネルをまたエレベーターで昇り、直進すると
西九条駅です。