2015年12月10日木曜日

安治川トンネル

googlemapより安治川トンネルの位置




















これまでに何度かご紹介した「安治川トンネル」に
行ってきましたので、ご案内いたします。

地下鉄九条駅を北へ















今回は地下鉄中央線九条駅から向かいました。
地下鉄九条駅1A出口を降りて、すぐの信号横断歩道
を渡らず右へ進みます。
















延々と進むと安治川トンネルのビルに突き当たります。
建物の一番左に階段、その右にエレベーターが
あります。建物の右側に二つ塞がれた部分があるのは
自動車用エレベーターで、40年近く前に運転を終了
しています。
















1986年NHKドラマ「匂いガラス」では主人公がこの
エレベーターの運転士から母親の話を聞くシーンが
ありました。このエレベーターを昔は有人で運転して
いたのです。現在は無人です。
深夜は運転していないので、隣の階段を利用する
ことになります。昔一度だけ自転車を持って階段を
利用したことがありますが、気合いを入れていくと
思ったよりつらくなかったです。
















エレベーターは進行方向のドアが開く2ドアタイプで
そこそこ大きいのですが、大半が自転車利用なので
自転車5台以上になると少し窮屈です。

安治川トンネル通路















通路は直線ではありません。
このトンネルの歴史は古く70年前に完成した日本初の
埋没工法でできたトンネルです。大阪港とコスモスクエア
もこの工法です。
















自転車が辛うじて交互通行できる広さで、歩行者と
自転車が通行するため、自転車は押して進みます。
エレベーターは無人ですが、通路には警備員が
1名いました。
トンネルをまたエレベーターで昇り、直進すると
西九条駅です。

2015年12月9日水曜日

明日12月10日午後2時5分からNHK「ドクターG」の再放送

明日12月10日午後2時5分からNHK総合テレビて
「総合診療医ドクターG」の再放送があります。

この番組、11月15日に亡くなった阿藤快氏が
自らの死因を解説するシーンがあります。
この番組は12月3日に「腹がひどく痛む」というタイトルで
放送されたもので、収録は阿藤氏生前の9月に行われて
いました。












最近は動画が誰にでも撮影、編集できるものとなり
ニュース映像も視聴者が提供できるようになっているため
より早く、広範囲な映像を見ることができるようになりました。
そんな中、このような映像も貴重なものだといえます。

番組の内容は、この道40年のシラス漁師・船井吾郎さんが、
息子と2人で漁に出て、船の上で腹痛に襲われ倒れ、
その病名を研修医が探し当てるというものです。
その過程でゲスト出演の阿藤氏が 「背中が痛いっつーと
なんかちょっとわかんない血管系のどっかかなぁーって」
とその後の自らの死因を言い放つというものです。
いかにも阿藤さんらしさがうかがわれました。(合掌)

2015年12月8日火曜日

中国の大気汚染「赤色警報」

昨日午後、中国は深刻な大気汚染が続くと
予想される際に出す4段階の警報のうち、
最高レベルの「赤色警報」を発令しました。
8日朝から10日昼まで交通規制の強化で
車両の通行量を半減させるなど緊急対策措置を
実施することになりました。
「赤色警報」は、一昨年の運用から
今回はじめて発令されました。

原因は家庭暖房の石炭の燃焼、工場からの煙、
そして自動車の排ガスです。
いずれも発展することしか考えずここまできた
ツケなのですが、自動車の排ガス規制をすると
日本企業が有利になり、自国が不利になります。
工場や暖房についてもただちに停止すると
問題になるため、自動車の流入規制や工場に
期間限定の操業停止命令を出したものの
その場しのぎに過ぎず、ただちによくなることは
ありません。

これを他国の惨事と他人事にしてはいけません。
これまでも申したとおり、原則、風は西から東へ
吹きます。
福島原発の放射能はメルトダウンの2日後、
関東平野一面に降り注ぎ、主として原発から
北北東の飯館村方面の濃度が高かったように
ニュースで発信されましたが、実際に一番
放射能が飛んだ区域は北東の太平洋でした。

同じ中国から飛んでくる黄砂からもわかるように
今回の大気汚染は薄まっても日本に飛来します。
実際に昨年、山形県蔵王スキー場の雪から
PM2.5が確認されています。
NHKによると北海道、東北地方にごく微量
飛来するとのことでした。
中国に直接お願いをしても聞き入れては
もらえないでしょう。
インターネットや国際会議を駆使して、
低燃費自動車や省エネ家電を所有することが
ブランドものよりも価値があることを、
ステータスであることを、定着させることが
重要です。

2015年12月7日月曜日

通勤電車、進化の到着点とは?














導入されたばかりの山手線の新型車両が相次ぐ
トラブルで運転を打ち切り、今も原因究明のため
運転できない状態が続いています。

INTEROS(インテロス)と言われる最新システム
の動作不良とみられています。
これは乗車人員の違いから車両により生じる
重量の差異からブレーキをコントロールしたり
線路上の危険を察知したりする「新世代システム」
ということです。
JR東日本のホームページには「INTEROSでは、
「信頼性向上」「サービス向上」などを開発コンセプトに」
とうたっていますが、これが裏目に出たことに
なります。

通勤電車は進化しています。
冷房化、ATC設置、行先表示のデジタル化などです。
しかしその進化の到着点は、事故や故障のない安全と
定刻通り運行する正確さだと思います。
ホームドアの設置から停止位置の誤差をなくすため
新しいシステムは必用ですが、過剰なシステムで
安全と正確さが脅かされるのは本末転倒です。

恐らく世界トップの技術を武器に、このシステムを
将来海外に展開する狙いがあるのかもしれませんが
家庭用ゲーム機器が過剰なハードを装備するあまり
ソフトがついてこず、利用者から離れていったように
余計なことはすべきではありません。
システム修復にたいへんな時かもしれませんが
システムを見直すことも考えていただきたく思います。

一方で、以前首都圏の東海道線などを見習って
京阪特急が座席指定車両を導入することを取り上げ
ましたが、長距離通勤列車については、座席指定
車両を連結していくことも必用だと思います。

2015年12月6日日曜日

「Google map」香川編

最近「Google map」に写真を埋め込むことにはまってて
今回は香川県で敢行しました。

最初は高松市の伏石中央公園です。
高松市は高松自動車道の開通に伴い、内陸部に
バイパスなどの広い道路が近年多数整備され、
そんな新しい街のど真ん中に位置する公園です。
ただの公園と思いきや公園を臨む小高い丘が
あったので、そこから撮影しました。

伏石中央公園
















ラジコンヨット競争の真っ最中















向かいの池ではラジコンヨット競争の真っ最中でした。
JR志度駅














次は、さぬき市のJR志度駅です。

到着したら特急うずしおが乗降中だったので
急いでシャッターをきりましたが、微妙なアングル
JR志度駅

JR志度駅















改めてじっくりと、いろいろなアングルで
試みましたが、正面ではないためか
あまりパッとしませんでした。
ちなみに野外ライブ会場「テアトロン」への
送迎シャトルバスはこちらのロータリーから
出発となります。
さぬき市役所















最後は志度駅の近くのさぬき市役所です。
さぬき市役所

さぬき市役所















正面からだとストリートビューと同じなので
横や裏にまわってみましたが、時期的なものなのか
正面がいちばん様になっていました。
五剣山

徳島文理大学香川校















さぬき市役所から志度港を臨み
左手が五剣山、右手が徳島文理大学になります。

2015年12月5日土曜日

こっちが本物でした、流行語大賞

12月1日の呟きで流行語大賞を批判させて
いただきました。今更ですが、ネットニュースで
Google検索による流行語ランキングを拝見して
言えることは「こっちが本物でした、流行語大賞。」
という一言です。

大賞 マイナンバー
2位 ラッスンゴレライ
3位 エンブレム
4位 ドローン
5位 北陸新幹線
6位 あったかいんだから
7位 大阪都構想
8位 火花
9位 おにぎらず
10位 モラハラ

大阪都構想はどうかと思いますが、そのほかは
だいたい的を得ていると思います。
これは審査員が審査するのではなく実際に検索
された頻度からの抽出だそうです。

これと似た事象にレコード大賞があります。
昭和の時代、その年を代表する流行歌を「日本
レコード大賞」として大晦日に発表していました。
ところが次第に曲に与えるのではなく誰に与えるのか
という流れになっていき、現在もつづく賞では
ありますが、次第に大衆の心から離れていきました。
そんな昭和末期に純粋にCD売り上げから与えられる
日本ゴールドディスク大賞が設立され、大衆の興味は
そちらに移っていきます。
やがては賞ではなくオリコンの数字に興味がうつり
現在に至ります。

流行語大賞の審査委員はもともと左翼系などと
偏見があると批判する声がありますが、私は
人間が審査するからしかたないのかなぁとも
同情はします。
しかしこの状態なら早ければ来年には権威を失墜
するものとみられます。

2015年12月4日金曜日

消える年金

公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用
独立行政法人(GPIF)」が、先月末発表した2015年
7~9月期の運用実績は7兆8899億円の赤字でした。

マイナンバーで大騒ぎになる昨今、このニュースは
意外と大きくなりません。
1988年忌野清志郎が反原発ソングを声高らかに
歌っているのを冷ややかな目でみている状態なのかも
しれません。

少子高齢化によりこれからの年金収入は減少が続き
支出は増え続けるため、年金受給年齢も引き上げ
られています。今後は70歳以上でないと年金が
受け取れなくなると言われています。
消費税が増税されるのも、早い話が高齢化で不足する
年金、保険、介護の財源のためです。
(政府はそういうふうに言いますが、実際消費税は
半分が地方のもので、福祉のためとは言い切れない
ものの、年金、介護などが消費税収入で賄えていない
のも事実です。念のため財務省のホームページから
の画像を貼りつけます)














こんな中、徴収した年金を少しでも多くする目的から
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が
2001年に発足し、安倍政権になってから運用先
がハイリスクハイリターンへシフトしつつあります。
しかしこれはマネーゲームではありません。
GPIFは世界最大の機関投資家とされていますが
GPIF職員がそのような気で仕事をしているのなら
早急に解散すべきです。

安倍政権を否定するわけではありませんが
GPIFが年金を増やすための機関ではなく、株価を
安定させるための機関とするスタンスなのも納得
できません。

いずれにしろトータルがどうであれ、運用赤字は
許されないのです。われわれ国民はもっとGPIF
を監視して、注目すべきです。