今年は近藤真彦が復帰、X JAPANやレベッカも
出場し、アラヒィフ(50歳前後)世代をターゲットに
意識した編成と言われています。
しかし、この世代が本当に見たかったアーチストは
アリス、オフコース、矢沢永吉、浜田省吾
など80年代テレビ出演しなかったアーチストや、
松任谷由実、中島みゆき、サザンオールスターズ、
B'zやMr.childrenなど現在も活躍しつづけながら
テレビ露出の少ないアーチストです。
NHKほどの力があれば、これらすべてを出演させる
ことは無理でも、過去の実績から半数は可能だった
はずです。
このあたりはNHKの力不足というか、紅白歌合戦を
改革する意識の低さだと思います。
NHK Eテレでの放送が決まったアニメ「ラブライブ」
からアニメに登場する架空のアイドルグループ
「μ's(ミューズ)」が登場します。アニメファンを
取り込むつもりなのかもしれませんが、それは
大きな勘違いです。
「ラブライブ」のファンは「ラブライバー」と呼ばれ
アニメヲタクの中でも線引きされている空気が
あります。「μ's(ミューズ)」が出場することによって
敢えて紅白歌合戦を見ないアニメオタクは多い
はずです。
また、2010年に藤圭子、松田聖子以来の
女性アーチストオリコンシングル売上1位、2位
独占をして一世を風靡したアニメ「けいおん!!」の
キャラクター「放課後ティータイム」が紅白出場を
していないのに、声優が実演できるからといって
大ヒット曲のないμ'sが出場というのは、私個人も
納得できません。
参考)2000年から今年9月までのアニメ主題歌
シングル売上ベスト20
いずれにしろ、今年も紅白歌合戦には興味が
ありません。