2015年9月22日火曜日

2013年アニソンベスト10

1 希望の花 (千菅春香)
2 君のいる町 (桐島青大(細谷佳正))
3 ねぐせ (北白川たまこ (洲崎綾))
4 浸透圧シンフォニー (阿澄佳奈)
5 茜空 (瀬戸 麻沙美)
6 私がモテないのは可愛くないからだよね? (ゆうちゃん(CV:花澤香菜))
7 ENERGY (earthmind)
8 僕たちの歌 (佐香智久)
9 sister's noise (fripSide)
10 恋愛したいっ! (藤女生徒会執行部(沼倉・赤崎・水瀬・佐倉・大地))

2013年は大豊作の1年でした。
声優が多いのが特徴でベスト10も7~9位以外は
すべて声優が歌っています。

1位「希望の花」は川嶋あい書下ろしの名曲です。
アニメ「琴浦さん」のEDで、アニメの最後に
この曲を聴くと涙がでそうなくらいのマッチング
です。アニメを見ていない人はブライダルソング
に聞こえるかもしれません。いずれにしろ、この
年のダントツ1位です。

2位「君のいる町」は同名アニメのEDです。
20世紀終盤の頃の匂いのするサウンドですが
そのぶん心に響く曲です。

3位「ねぐせ」はテクノポップ調の独特な音に
歌詞を練りこんだ曲なので、どういう歌なのかを
感じたい場合は歌詞を見ながら聴くことをお勧め
します。あとからインパクトがくる曲です。

4位、5位、10位はシングル発売されていない
曲ですが、どれもすごく素敵な音楽です。
4位「浸透圧シンフォニー」は阿澄佳奈がスネカワ
キャラ全開で歌う曲で、女の子のリアルな感情が
伝わる1曲です。アニメ主題歌ではあったものの
最終回以外はまともにオンエアされていないので
隠れた名曲です。
5位「茜空」はシンプルなフォークソングで、
日本の美しい風景が浮かぶ壮大な曲です。
6位「私がモテないのは可愛くないからだよね?」
はアニメEDと同じ曲に歌詞を変えたカップリング
曲ですが、聴くと耳に残る不思議な癒し系ソング
です。

2015年9月21日月曜日

2012年アニソンベスト10

1 猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 (ももいろクローバーZ)
2 SEE YOU (松下優也)
3 名前のない怪物 (EGOIST)
4 ずっと Be with you (RAMM)
5 素晴らしき世界 (Rake)
6 →unfinished→ (KOTOKO)
7 Q&A リサイタル! (戸松遥)
8 Sparkling Daydream (ZAQ)
9 Make My Day ! (ピコ)
10 神様はじめました (ハナエ)

2012年は2011年と2013年の豊作期の谷間
のように、すこしレベルが低かったと思います。

1位「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」は
そんな中強烈だった1曲です。最初はそんなに
好きではなかったのですが、アニメを流している
うちにはまっていき、最終話くらいのタイミング
で購入しました。ラップでもシャウトでもない
かけあいは、ももいろクローバーZでなければ
歌い上げられない1曲です。

2位「SEE YOU」は大人のラブ・バラードで
アニメよりドラマの主題歌のほうがハマったかも
しれません。山根康広「Get Along Together」の
離別バージョンのような歌で、「やさしくなるための
さよなら」というフレーズが耳に残ります。

3位「名前のない怪物」は12月発売だったので
急上昇中に2012年終了となり、発売時期に
よっては1位だったかもしれません。すごく
シブ系ロックなのですが、仏教の影響がある
のではないかと思わせるサウンドです。

「ずっと Be with you」「素晴らしき世界」
「Q&A リサイタル!」「神様はじめました」など
心癒されて、元気になるような「ココロのビタミン剤」
的な音楽が多い印象が残る年でした。

2015年9月20日日曜日

2011年アニソンベスト10

1 Os-宇宙人 (エリオをかまってちゃん)
2 My Dearest (supercell)
3 インモラリスト (堀江由衣)
4 天使にふれたよ! (放課後ティータイム)
5 cross (宇都宮隆)
6 おかえりなさい (坂本真綾)
7 Light My Fire (KOTOKO)
8 pair+ (メーウ)
9 コネクト (ClariS)
10 MEMORIA (藍井エイル)

「マクロスF」「けいおん!」とアニソンが音楽業界を席巻した
あとの2011年は「大豊作」といえる年でした。
全体に音楽の質が高く、曲の個性も個々に強くベスト10として
紹介するのは10曲ですが、あと10曲くらい同レベルの名曲
を紹介できないのが残念です。

1位「Os-宇宙人」はアニメオタクからは「一般的電波ソング」
と称されていますが、類まれに見ない名曲だと思います。
あえて例えるなら「帰ってきた酔っ払い」の現代版です。
どこまで感性でつくり、どこからが計算なのか気になる曲で
はありますが、すごい音楽であることに間違いありません。

2位「My Dearest」は年末近くのリリースではあったものの
強烈なインパクトのメロディで、普通にビデオクリップだけ見れば
アニソンとは程遠い女性に支持を得そうな曲です。

3位「インモラリスト」は主題歌で使われているパートがよくて
購入したのですが、フルで聴くと歌劇を濃縮したような音楽で
あることが判明し、より一層好きになった曲です。

昨年1位の「天使にふれたよ!」が4位にランクインしてますが
この年のレベルが低ければV2達成するところだったという
くらい、すばらしいからです。
今もアニメ主題歌史上最もかっこいい曲と言われる「Get Wild」
を歌うTM NETWORKのボーカル・宇都宮隆が相変わらず
かっこよく歌う「cross」が5位、松任谷由実書下ろしのメロディ
が美しい「おかえりなさい」が6位と昭和の勢いがそのまま
今も認められているのも敷居の無いアニソンのすごいところ
です。
「secret base~君がくれたもの~」のランクインを期待した人が
いるかもしれませんが、残念ながら選出できませんでした。
それだけレベルの高い1年だったということです。

2015年9月19日土曜日

2010年アニソンベスト10

1 天使にふれたよ! (放課後ティータイム)
2 一番の宝物 (LiSA)
3 GO! GO! MANIAC (放課後ティータイム)
4 Listen!! (放課後ティータイム)
5 NO, Thank You! (放課後ティータイム)
6 My Soul, Your Beats! (Lia)
7 U&I (放課後ティータイム)
8 君に届け... (MAY’S)
9 風と丘のバラード (レアル・パラディ)
10 ごはんはおかず (放課後ティータイム)

2010年は急遽放映決定となった「けいおん!」の
続編関係で上位独占と思いきや、「Angel Beats!」
関連も好セールスを残し、実際にいい曲がたくさん
ありました。

1位「天使にふれたよ!」はビートルズで比喩するなら
「Let It Be」にあたる曲で、最後にして最高の曲だと
評しています。「けいおん!」という作品そのものが
昭和のバンド音楽をもう一度と懐古している感じですが
この曲は新しくも昭和を感じられるあたたかい曲です。
最後の最後でこの曲を用意していたのは流石です。

2位「一番の宝物」は「Angel Beats!」の10話と最終話
のエンディング曲です。なんとなく話の展開のわかる
10話だったのですが、この曲が最後に流れるとなぜか
涙が流れてしまい、後に製作者の麻枝准氏が自分の
制作したアニメは自分の音楽を使わないとしっくりこない
というような発言をしていたのが納得できます。
9月まではこの曲が2010年ナンバー1ソングでした。

3位「GO! GO! MANIAC」はアニメキャラソンではじめて
オリコン1位を獲得し、アニソンを一般に認知してもらう
ことに成功した曲です。前年の「Cagayake!GIRLS」
に負けじ劣らずの斬新な歌詞と磨きのかかったなにを
歌っているのかわからないほどメロディに溶け込んだ
ボーカルが印象的です。
ただしシングルCDの年間セールスは6位に選んだ
「My Soul, Your Beats!」に僅差で敗れています。

このほかにも「けいおん!」「Angel Beats!」は数多くの
名曲を輩出していますが「君に届け...」「風と丘の
バラード」などのすばらしい音楽も多数あります。
ランクには入っていませんが「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」の
OP・EDもおすすめです。

2015年9月18日金曜日

2009年アニソンベスト10

1 君の知らない物語 (supercell)
2 Don’t say“lazy” (桜高軽音部)
3 わたしの恋はホッチキス (放課後ティータイム)
4 Cagayake!GIRLS (桜高軽音部)
5 ギー太に首ったけ (平沢唯)
6 ふわふわ時間(タイム) (桜高軽音部)
7 only my railgun (fripSide)
8 sympathizer (栗林みな実)
9 キミシニタモウコトナカレ (May'n)
10 片想い (CHARA)

1位「君の知らない物語」は文字通りひとりの女の子の
片思いの物語を1曲の音楽として表現した作品です。
「あれがデネブ、アルタイル、ベガ君が指さす夏の・・」
のくだりはすごく好きなところで、具体的なことばや
仕草を歌詞に盛り込み、目を閉じて聴くと音楽ではなく
映画のような感覚で受け止めてしまいます。
片思いってこういうことという表現をメロディ、アレンジ
も含めて最大限に表現された曲で、聴けば聴くほど
味がでてくる曲です。

2009年から2010年は「けいおん!」ブームでした。
2位「Don’t say“lazy”」は4コマアニメのまったり感
から一気にゾクっとさせるエンディングテーマです。
映像もミュージシャンぽく、本編の登場人物の変身
した姿は衝撃的でした。この後にもバンドスタイルや
アイドルスタイルのアニメはありますが、これを見た
あとでは感動はありません。

3位の「わたしの恋はホッチキス」はけいおんブームを
決定ずける1曲といえると思います。主題歌、挿入歌
といい曲がつづき、もうネタ切れだろうと思った矢先の
名曲でした。アニメでの使い方もよかったのですが、
素朴な歌詞とメロディーは幅広い年齢層に対応して
いると思います。

「君の知らない物語」がなければベスト5を「けいおん!」
で独占する勢いの2009年でした。

2015年9月17日木曜日

2008年アニソンベスト10

1 UNNAMED WORLD (平野綾)
2 トライアングラー (坂本真綾)
3 雨が降る (坂本真綾)
4 crossingdays (新谷良子)
5 Sociometry (KOTOKO)
6 プレパレード (逢坂大河 (釘宮理恵), 櫛枝実乃梨 (堀江由衣), 川嶋亜美 (喜多村英梨))
7 Over The Future (可憐Girl's)
8 射手座☆午後九時Don't be late (シェリル・ノーム starring May'n)
9 たった1つの想い (KOKIA)
10 そら (Hearts Grow)

UNNAMED WORLDは1980年代を髣髴する
ポップなロックナンバーです。失礼ながら平野綾は
単なるロックだと好きではないのですが、この曲
だけは圧倒的に気に入っています。
「2008年以降アニソンが圧倒する」と言いながら
この年はミスチルの「横断歩道を渡る人たち」が
僕の中では1位なのですが、2008年を代表する
アニソンであることは間違いありません。

2位、3位は坂本真綾ですが、特に坂本真綾の
ファンではありません。単に曲の良さです。
「トライアングラー」は∀ガンダムのED以来聞いて
いる菅野よう子の作品の中で一番好きな曲です。
「雨が降る」はしっとりとしたバラードでアレンジも
含めて音楽トータルでお気に入りの曲です。

「crossingdays」は声優ならではのテンポの
速いポップナンバーです。この翌年放映された
「けいおん!」に影響を与えたと思える新たな
ジャンルを開拓した曲と言えます。
この年アニソン業界で大暴れしたのは菅野よう子
の「マクロスF」シリーズです。「トライアングラー」
をはじめ、8位「射手座☆午後九時Don't be late」
ランクインしてはいませんが、「ライオン」など
シングルCDやサウンドトラックなどでセールスを
伸ばし、2006年涼宮ハルヒキャラクターCDで
アニメ業界は音楽分野でも売り上げを伸ばせる
のではないかという道筋を確かなものにします。
この流れをうけて2008年から2009年へと
うつります。

2015年9月16日水曜日

僕がアニソン主流になるまで

僕がアニメソングを好きになるきっかけは
1979年「機動戦士ガンダム」の挿入歌
「いまはおやすみ」からだと思います。

ガンダムもそうですが、当時のアニメの
主題歌は、良い悪いというよりも、アニメ
の冒頭的なものでした。
アニメではありませんが、「ウルトラセブン」
の挿入歌「ULTRA SEVEN」という英語曲
の挿入歌が好きで、はじめから自分の中で
一般の曲とアニメの曲の境界線がなかった
のも幸いしたのかもしれません。
実際「サザエさん」の主題歌を筒美京平が
作曲したように境界はないのです。
そんな環境だったからか、「いまはおやすみ」
は主題歌ではなかったのですが、心の中で
何度もリプレーされる曲となります。

その後「伝説巨人イデオン」のED「コスモスと
君に」が好きになります。「いまはおやすみ」
は誰も気づかない曲でしたが、この曲は
自分だけが好きだと思っていたら、意外と
まわりの多くの人が同意してくれたのを
記憶しています。
この2曲は後にアンパンマンの声で有名に
なる戸田恵子が歌っていたことをあとで
知りました。
この頃の一般的な流れについては
過去のブログを参照願います。

ガンダムとイデオンのレコードは買ったものの
めぞん一刻の主題歌、斉藤由貴の「悲しみよ
こんにちは」のような特化したものは別として
そのあとはしばらくアニソン(アニメソング)SD
は購入しませんでした。
1995年エヴァンゲリオンの主題歌「残酷な
天使のテーゼ」が久しぶりのCD購入となり
ます。歌詞の全容が知りたかったのも
ありますが、EDの「Fly Me To The Moon」
が気に入ったところもあります。
勉強不足の私が「Fly Me To The Moon」が
フランク・シナトラが歌っていたオールディーズ
であったことは、その5年後宇多田ヒカルが
カバーするまでしりませんでした。

林原めぐみ、國府田マリ子、岩男潤子、
水樹奈々を経て、私がアニソンを購入する
比率が少しづつあがってきました。
で、現在のようにアニソン主流になったのは
2008年からです。

2007年の年間シングルランキングは1位
「千の風になって」、2位「Flavor Of Life」
3位「蕾」と名曲に恵まれたのですが、ドラマ
でブレークした嵐が4位にランクインします。
翌年からは現在に至って、嵐、AKB48など
限られたアーチストしかヒットしなくなり、
音楽シーンに冬の時代が訪れます。
そんな中、アニソンは逆に革新的な
音楽をどんどん投入してきますし、音楽番組
が衰退する中、アニメファンにとって
アニソンはラジオのヘビーローテーションの
ごとくどんどん入ってきます。
特に2008年は菅野よう子が「マクロスF」
でこれでもかと曲を投入してきた年です。
「トライアングラー」はとりわけ衝撃的でした。

そんな2008年私の1位は「Unnamed world」
(平野綾)とアニソンが一年を代表する曲と
なります。
2009年「君が知らない物語」
2010年「天使にふれたよ」
2011年「Os宇宙人」
2012年「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」」
2013年「希望の花」
2014年「齧りかけの林檎」
とこの流れも現在に至ります。
次回からは2008年以降、私のアニソンベスト10
と題して、数々の名曲をご紹介いたします。