2015年4月4日土曜日

今回の青函トンネルの件

昨日青函トンネル内で特急電車から
煙があがったため、乗客がトンネル内を
歩いて地上へ避難する事態がありました。

一部マスコミは、避難に長い時間を要したと
批判していますが、私はこういう事が
新幹線が開通する前に起こりよかったと思います。

避難時に地下から地上に避難する人々を
輸送したケーブルカーは閉鎖された竜飛海底駅
見学用の観光のために存在するものです。
駅が閉鎖され普段使用しなくなりました。
JR北海道に対して失礼な発言かもしれませんが
これまでの整備状況や、赤字路線を多く抱える
財政状況からして、今回のような事が
おこらなければ、放置されたのではないかと
思います。

もちろん煙をあげるような電車を
営業運転させることは、海外にインフラを
整備していく日本にとって恥ずかしいことです。

しかし今回の事態により
JR北海道が普段使わない部分の
定期点検の重要性を認識できれば
これから先の起こるべき問題が
ひとつ消去できたのではないかと
胸を撫で下ろすのです。



2015年4月3日金曜日

国家安定のため「透明な嵐」と「断絶の壁」を運用

お願い
「ユリ熊嵐」をこれから見る人は
今回のコラムはパスしてください。



先日放送終了したアニメ「ユリ熊嵐」
にはいくつかのキーワードがあります。
「透明な嵐」「断絶の壁」「好きをあきらめない」
そして「約束のキス」です。

地球上の熊が突然凶暴になり
人と熊の戦いが始まる中
熊から町を守るために「断絶の壁」が
築かれました。
その壁を乗り越えて人食い熊が
女の子に化けて、ヒロインに近づきます。
しかしそれはヒロインを食べることが
目的ではなかったのです。

昔、ヒロインに助けられた熊が
「約束のキス」をするために
「断絶の壁」を越え、「透明な嵐」の魔の手から
「好きをあきらめない」気持ちを胸に
立ち向かおうとしていたのでした。
しかし過去に熊を助ける手段と引き換えに
その熊の記憶を失くしたヒロインは
熊を憎み、悩み、ふたたび愛し
自ら熊になるという物語です。

この世界観
「断絶の壁」により、人と熊が憎みあう構図と
皆の安息のため一人を犠牲にする
「透明な嵐」は少し視点をずらすと
現在の中国、韓国、日本のようです。
どれがどうこうとは言いませんが
「好きをあきらめない」気持ちを持って
今後に希望を持ちたいものです。

2015年4月2日木曜日

「僕と彼女と週末に」と「ALDNOAH.ZERO」の共通点

2014年7月から9月にかけてと
2015年1月から3月にかけて放送された
テレビアニメ「ALDNOAH.ZERO(アルドノア・ゼロ)
を見ていて連想するのは1982年リリースされた
浜田省吾の名曲「僕と彼女と週末に」です。

「権力と権力のシーソーゲームから
降りることさえできない
恐れを知らぬ自惚れた人は
宇宙の力を悪魔に変えた
君を守りたい ただ一人の」
というフレーズもアニメを見た人なら
なんとなくわかっていただけると思いますが
私が共通すると感じるのは
「愛を信じたい 人の心の」
というフレーズです。

歌もアニメも人の作るもので
歌詞もストーリーもどうにでもなります。
ヒーローは無敵になれますし
ヒロインは奇跡を何度でもおこせます。

どちらの作品も
愛する人を守りたいという思いは
普遍的な強い意志ではありますが
それを達成するには、
「僕」と「彼女」以外の「人」の愛を信じ、
その愛なくしては達成できないと
表現しています。

「ALDNOAH.ZERO」の主人公「界塚伊奈帆」は
冷静沈着で知恵と勇気のある完璧な人物ですが
彼の目的である、月に囚われの敵国の姫
「アセイラム」を奪還することは不可能です。

そこで彼は、アセイラム姫の居場所を知り
自分の思いを伝えることを捕虜として捕えていた
敵国の幹部マズゥールカに託し
脱走を手助けするのです。
ちょっと会っただけの捕虜の「心」
(ここでは姫への忠誠心)を信じたのです。
結果、記憶を失い自国により囚われていた
アセイラム姫は界塚伊奈帆から預かった
ペンダントをマズゥールカから渡され
記憶を取戻します。
そして同じく敵国内でアセイラム姫に忠誠を誓う
クランカインにより自由を手にします。

ただ一人の愛する人を守るためには
たくさんの人の愛を信じなければならない

これこそが
「僕と彼女と週末に」と「ALDNOAH.ZERO」の
共通するメッセージではないでしょうか?

2015年4月1日水曜日

猪木議員、誤爆。

4月1日、今日からいろいろと変わります。
円安で食品も相次ぐ値上げ、
しかし今日のつぶやきは国会中継です。

アントニオ猪木議員がやってくれました。
前回の反省から「元気ですか?」は
なかったものの、不完全燃焼のトークは
まず桜ネタでツルっと滑ると
空気も読まずにいきなりフルスロットル。

「UFO」を見たことがあると
不思議ちゃん発言をぶちまけると
「UFOでスクランブルをかけたことがある?」
の質問を皮切りに猪木ショーの始まりです。
総理にも山口県の名産を皮切りに
何が言いたいのかよくわからない
「アリキック・トーク」を展開します。

安倍総理、中谷防衛大臣をはじめ全員
苦虫を噛み潰した麻生スマイルで
猪木議員を見守るしかありません。

後ろにいた民主党の蓮舫議員が
口をあけたままだったのも印象的です。

しかし猪木議員が本当に言いたかったこと
と言うか何度も言ってたのは
「国会のルールの打破」です。
もちろん、許されることではありませんが
「一票の格差」「定数削減」「政治献金」
国会が自ら打破しないといけない問題が
山積みなのも現実です。

また、これを見て興味なかった人が
国政に興味を持ち、参加していくことも
重要です。

誤爆連発で異様な空気ではありましたが
これからも猪木氏の活躍をお祈りいたします。

2015年3月31日火曜日

残念ながら失敗するルクア1100

明後日4月2日大阪駅に
「ルクア1100」がオープンします。
三越伊勢丹百貨店が不振のため
百貨店を改装しての再出発です。

しかし、残念ながら失敗します。
何故か?
うまく言えませんが、まずは
ネーミングです。
若者より少し高めの年齢層を
狙うそうですが、「ルクア1100」を
「ルクアイーレ」と読めますか?

次にポジションが見えない点です。
伊勢丹三越百貨店もそうでしたが
上品な「阪急百貨店」
老舗の「大丸百貨店」
庶民の「阪神百貨店」
に対し、個性がないのです。
「三越」のネーミングから
高級なグッズもありそうですが
「大丸」のブランド品や
「阪急」の幅の広さに劣っていました。

映画館も観覧車もある大阪駅です。
「日本でここしかない」くらいの店舗で
なければ生き残れないのは必至です。

昨日も述べましたが
店舗側と顧客側のミスマッチです。
「退路はない」と経営者は言いますが
次の手を考えるべきだと思います。

2015年3月30日月曜日

テレビ局の番組改編

今日から国営放送も民間放送も
模様替えが始まりました。

私が残念なのは関西テレビの夕方の
報道番組から多くの著名人が
削減されたことです。
フジテレビを飛び越して安倍総理と
対談した青山繁晴氏、
私が尊敬する宮崎哲也氏などが
番組改編とともにレギュラーから外れ
わけのわからない人々が
テレビで何か喋っています。

こんな思いは私だけでないようです。
前にも述べましたが、首都圏に次ぐ
人口の多い大都市圏の関西、
全国ネットをせず、ここだけの話と
東京では放送や発信できないことが
関西ではできるのです。
そのメリットを敢えて捨てているのです。

関西テレビだけでなく他の在阪テレビ局も
全般的に関西らしい過激さが
影を潜めています。
ネット上でも放送する側と
視聴する側のミスマッチを指摘しています。
視聴率が生命線である民法は
私は1年すれば、今の流れは変わるものと
確信しています。
しかしその変化がまたミスマッチに
ならないことを祈ります。

2015年3月29日日曜日

漫画原作のテレビアニメ

漫画原作をテレビアニメ化する場合
漫画を発行する出版社が
人気連載漫画をさらにファンを増やし
売上を増やそうという思惑があります。

昨今深夜アニメ作品が乱発されるのは
アジアに動画作成の一部を委託して
コストを削減していることもありますが
アニメ作品を放送することにより
出版社、レコード会社、ゲーム会社が
スポンサーにつき潤っていることも
挙げられます。

しかし、たいていの場合、
連載中の作品がアニメ化されると
連載より放送のスピードが早いため
アニメとしてはつまらなくなることが
多々あります。

2015年冬季アニメでは
「寄生獣」「四月は君の嘘」「純潔のマリア」
など連載中でなかった作品が多かったため
(「四月は君の嘘」は放映終了直前に連載終了)
構成もよく、弛みもなくよい作品が多かったと思います。

ただ漫画の面白さとアニメの面白さが違うためか
この冬のアニメで一番よかったものは何かと
問いかけると「アルドノア・ゼロ」「サイコパス」といった
オリジナルアニメからコミカライズ化というパターンの
アニメ作品になってくるから不思議です。

言いかえれば「漫画原作」のアニメ化は
放映前から何らかのハンディを背負っていると
言えるのではないでしょうか?

であれば
出版社はアニメ化するリスクも考えなくては
ならないので、私的には連載が終了したものか
連載中の第一部が終了した作品を
アニメ制作スタッフ全体で練り直し
放映するべきだと思います。