2015年1月1日木曜日

早速ですが

あけましておめでとうございます。
昨年最後、つまりは昨日、
災いの一年を予感したのもつかの間
早速ですが、はいってきたのは
悲しいニュースの数々でした。

まずは私の住む大阪。
カウントダウンの勢いで60名が道頓堀に飛び込み
韓国から来られた男性が死亡しました。
ことあるごとに道頓堀に若者が集まるのが原因です。

一見大阪の活気のように見えますが
お金がないので、市や企業主導で
大きなイベントをすることができないため
仕方なく道頓堀に集まっているにすぎません。
大阪の南港や天保山などの広いところで
市や放送局が音頭をとって吉本芸人を集めて、
もっと派手なカウントダウンのイベントを
してくれたらと思うと残念です。
というか、売れている芸人は、みんなこの頃
東京にいるので、これも一極集中が飛び火したに
すぎないのでしょうか?

そして海外では上海での死亡事故です。
先日、国際ジャーナリストの友人に
海外旅行の思い出話をした際に
たまたま事故現場付近の話をしたところでした。

私が3年前の夏訪れたときは
現場近くの地下鉄の駅を降り、階段を登るところから
自由のきかない状態でした。
改札をやっと出てたところでは喧嘩をしている人もいて
人ごみに流れを任せながら、その横を通り過ぎました。
この状態の中、私は駅を出たとところで
イベントでもやっているのではないかと思いましたが
やっと出た地上はただ異様な雑踏が広がるだけでした。
そのまま、対岸にタワーを見ることのできる川辺までは
メインストリートを迂回して難を逃れましたが
辿り着いた川辺は、またしても
見たこともないような人の群れだったので、
川の傍にいながら、すぐそこの夜景を楽しむまでに
時間がかかる始末なのです。

今回30名以上の死者が出たことに対し
警備が手薄との指摘もありますが、
ソフトよりもハードの対応不足だと思います。
これほどの上海を代表する観光地でありながら
私が観察した範囲では、川沿いにその夜景が
展望できるような高層ビル、広場は存在しませんでした。
川の向こう側の夜景を見るには
堤防にのぼり川沿いからしか見ることができないのです。

その時も警察は各所で見られましたが
見物客が甲子園球場の試合終了後の比ではないので
とても警備だけでは解決しないでしょう。
根本的な整備が必用です。

最後に一昨日の「朝鮮半島が統一」に呼応するかのように
金正恩氏が南北対談に前向きな発言をしました。
別に私は予言をしているわけでなく、
情報を自分の中で整理して考えたことを
ここで呟いているだけなのです。
今年もこんな感じで呟いていきますので、
どうぞよろしくお願いします。


2014年12月31日水曜日

災いは終わらない

今年は世界規模の異常気象を中心に
イスラム国をはじめとする紛争、経済不況に大事故と
良い1年といえるものではありませんでした。

年末になってもフィリピンで台風発生、
インドネシアでの格安航空事故
来年も早々からいろいろとありそうな予感です。

日本の周辺も大変です。

中国が北京を中心とする公害問題と
人件費高騰からの経済の腰折れ
社会主義国家としての統制までも
揺らぎ始めています。

北朝鮮は、世襲ごとに体制が緩くなり
アメリカとの関係悪化に加え
中国も距離をおくようになってきて
いよいよ独立が保てなくなりつつあります。

韓国は大韓航空事件により
財閥と政治の癒着が国際的に表面化する一方
国内での内閣支持率も急降下
頼みの経済もサムスン不振で大変な状況です。

ロシアはサウジ、アメリカ、イスラム国等の影響で
石油価格下落によりソビエト崩壊以来の危機を
迎えています。

そして環境破壊による影響から
来年も気象異常が予想されます。
「何十年に一度の・・・。」と天気予報で耳にする
ことばも、やがて意味を失うことでしょう。

我々は対応していくしかありません。
今までそうだったから、去年どうだったから
なんてことは考えないことです。

幸いにも情報化社会である今。
情報を収集して、どうすべきかを
各々が判断していくしかありません。
来年が良い年であるためにも。

2014年12月30日火曜日

朝鮮半島が統一

ソニーがサイバー攻撃を受けたことから始まって
北朝鮮社会をコミカルに描いた映画
「ザ・インタビュー」は公開中止になるはずでしたが
アメリカの世論の後押しで結局は公開されました。

アメリカは北朝鮮がソニーに
サイバー攻撃したとしましたが
北朝鮮が反発し、緊張が走りました。

その直後北朝鮮は
一時的にネットが繋がらない状態になりました。
今もその真相は明らかではありません。

ここで、北朝鮮のネット事情が報道関係の番組で
紹介されました。

想像していたとおり、
実際にインターネットが使えるのは
上層部のみで、基本的に一般国民はネットは使えず
大学やホテルにはイントラがあり
常に国家が監視しております。

中国は国民がネットを利用できます。
常に国家が目を光らせている状態ではありますが
北朝鮮よりははるかに自由といえます。

北朝鮮には気軽に旅行に行けませんが
様々な情報を手繰り寄せると
中国、韓国、その他アジア各国とは
まったく違う世界のようです。

高層の建物もありますが、
基本的に昭和30年頃の感覚で
社会主義的な看板や公園などがあり
日本から近いわりに、想像を超える世界のようです。

韓国に近づく中国。
金融危機に直面するロシア。
頼りになる後ろ盾が揺らいでいます。
キューバがアメリカと国交回復していき
「社会主義」の意義自体も薄らいでいます。
今回の問題が大きくなると北朝鮮は
いよいよ窮地に追い込まれます。

北朝鮮は中国同様、指導者の力が弱まり
クーデターが起こる可能性も囁かれています。
韓国もサムスンの急降下で経済危機が
ふたたび見え始めてきた中
近々朝鮮半島が統一される可能性も
なくはありません。

というか、そうなってほしいです。
私が生きているうちに
北朝鮮へ旅行して、
その目で北朝鮮を見ておきたいですから。
ただ統一された国が
「ややこしい国」でないことを祈ります。

2014年12月29日月曜日

HERO:羽生結弦

前回のブログで、
フィギュアスケートの羽生選手について
オリンピック金メダル獲得でなく
グランプリファイナルを挙げた件について
知人から聞かれたため
今日はそれについて、ちょっと述べます。

韓国でのアジア大会、バドミントンの試合で
体育館の中で韓国選手に有利な風が吹いた件
覚えていますでしょうか?

韓国、中国のある程度の人々
日本でも「大阪のおばちゃん」と呼ばれる人々は
「道徳」や「ルール」ということを無視して
「勝利」を重視します。

フィギュアスケート中国大会、
試合前の公式練習での事故。
確かにあり得る事故なんでしょうが
あのぶつかり方は尋常ではありません。
故意にぶつかった可能性はゼロでないでしょう。

それが事故であれ、故意であれ
あそこで欠場してシーズンが終わっていたら
いろいろな意味で、後味が悪くなって
いろいろな問題が浮上していたはずです。

「無謀」という人もいますが
私は「勇気ある決断」と思います。

なにより、金メダルを獲得しても
優等生な発言ばかりだからなのか
軟弱に見えた「羽生結弦」と言う男が
内側に計り知れない闘志を持っていて
おそらくは、そこに至るまでの道のりも
その積み重ねと思えたとき
見た目と本質の違いを
改めて思い知らされました。

そしてNHK杯にも強行出場して進んだ
グランプリファイナルで見事優勝。
申し訳ないですが
オリンピック金メダル獲得と
比べ物にならないくらいの感動でした。

これからも、中国、韓国、中東諸国などでは
信じられないような行為が
スポーツであれ何であれ起こり得ることでしょう。
また欧米各国は自分たちに有利なルールへと
変えていく狡い手を使っていきます。
それらに我々日本人は毅然として
立ち向かわねばなりません。
それを実践した人が羽生選手なのです。

2014年12月28日日曜日

2014年のニュース

2014年皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私個人としては激動の1年でした。

今年の「10大ニュース」の類を
新聞、ネット、テレビいろいろやっていますが、
私が選ぶ今年のニュースは
「錦織圭、全米オープン準優勝」です。

私はテニスをするのが得意ではないですし
長々とテニスを見るのも正直苦手です。

正直伊達選手が昔引退した時点で
日本男子サッカーがワールドカップで
ベスト4に行くことができても
テニスの4大大会でベスト4まで
勝ち上がる日本人はいないと思っていました。

錦織選手も去年までは
上手いけど勝負に弱いイメージでした。
10年ほど前漫画、アニメで見た
「テニスの王子様」の越前リョーマのような
カッコよさはあるのですが、結局日本人は
テニスにむかないのかなという目で見ていました。

ところが、
技術的に上手い相手や長時間の試合になると
いい試合をしていても結局負けてしまっていたのが
全米オープンでは故障明けにも関わらず
長時間のフルセットを次々に勝ち抜いていったのです。

人は変われるということを
今年彼から教えてもらいました。

そして、日本人は無理と思っていたベスト4に進出し
「勝てない相手はもういない。」
と言う彼の姿を見て、彼以外の人には誰もわからない
「てっぺん」に辿り着いたアスリートの心境を垣間見ました。
それは決して「おごり」や「はったり」ではなく
自然に出てきた「感じた心」に聞こえました。

その大会はどうであれ、
日本人初のテニスのトッププレーヤー誕生の瞬間と
私は感じました。

異常気象、汚職議員、理研疑惑、幼女殺人など
悪いニュースが大半を占めた中、
青色LEDの日本人3名のノーベル賞受賞と
フィギュアスケートのGPF連覇の羽生選手
中でも錦織選手の全米準優勝は、
数少ない明るいニュースを届けていただきました。

ありがとう、錦織選手。
来年は4大大会優勝を目指してがんばってください。

2014年12月27日土曜日

アベノミクスの想定外

私も「この道しかない」派です。
しかし、安倍総理も「こんなはずじゃ」と
心の片隅で
思い始めているのではないでしょうか?

4月の消費税増税による消費の落ち込みは
ある程度計算していたでしょうし
いくら落ち込もうが、
それは過去の3党合意によるもので
「アベノミクス」とは関係ないので
全然気にしていないでしょう。

ひとつめの想定外は、
この夏の「異常気象」です。
これが原因で災害も相次ぎ
農作物への影響は
消費税増税から立ち直りかけた経済に
カウンターパンチを与えます。
この冬も大雪が相次ぎ
冬の終わりには東日本を中心に
杉花粉が大発生し、
レジャー産業に影響を与えそうです。

二つ目の想定外は
過度な「円安」「株高」が
逆に国民を苦しめたことです。
1ドル100円くらいで景気が上向いたため
日銀は調子に乗って円安に拍車をかけますが
この始末です。
株高も外国人投資家が興奮するだけで
一般国民は他人事になっています。
つまり、一定まで効果があったのですが
一定以上は逆効果となってしまったのです。

三つ目の想定外は
対策が経済の変化に追いつかないことです。

円安誘導に成功したものの
未だ企業は帰ってきません。
設備投資にまわされると思った資金は
円安にも関わらず、
史上最高額の海外企業買収という
結果に終わります。
賃金アップは
好調な一部の大手企業のみの実施で
大半の企業は先行き不安から
利益を貯めて様子見を決め込んで
やっと循環しかけたお金の流れを
鈍化させていっています。

来年は四つ目の想定外として
「鈍化の定着」が予想されます。
今年初めて払戻金が預金額を上回ったことや
11月に収入がふたたび減額となったため
この停滞は長引きそうです。

これまでにも何度か述べたとおり
国民の購買力が高まって景気はよくなります。
その根源を企業と位置づけたのでしょうが
これまでの円高とデフレで企業も進化し
政治が考えるような経済では
なくなってきているのです。

最近述べてきた
「エネルギー問題」
「地方への分散」
は景気回復とすべてリンクしています。
本日発表された経済対策ではダメです。
「この道」もなくなってしまうことのないよう
祈るばかりです。

2014年12月26日金曜日

沖縄県はどこの国?

翁長沖縄県知事が上京したニュースに因んで
本日は沖縄県について述べたいと思います。

まずはじめに申しておきます。
私の住む大阪にも大正区にはたくさんの
沖縄県人の方々が暮らしており
悪口を言うつもりは一切ありません。

その大正区のインタビューと
沖縄市内でのインタビューで
共通することがひとつあります。

「沖縄県内の米軍基地移設反対」を
声を大にして唱える人と
そういった人々に何も言えない
主張しない人のふたつに分かれることです。

原発問題に関しては最近になって
稼働もやむを得ないという意見が
ではじめていますが、近いものがあります。

沖縄県は日本全体から見ると
最果ての地ではありますが、
東アジア太平洋側のど真ん中に位置し
ロシアが海を求めて極東進出したように
中国は沖縄に進出したくてたまりません。

のんきな人は現実感がないかもしれませんが、
過去にフィリピンに駐留していた米軍が
撤退したとたんにフィリピン沖を制圧したことから
沖縄から基地がなくなれば、抑止力を失い
間違いなく中国がやってきます。

まずは沖縄県人を拉致するところから始まり
上陸したら強盗、強姦、殺人のような
不思議な事件が増えて混乱に陥るでしょう。
沖縄が沖縄国独立を主張すると中国は歓迎し
やがて一国二制度などと意味不明なことを言って
独立しているのか編入されたのか曖昧になってきて
いつのまにか中国に編入することが予想されます。

今年もベトナムなどと揉めて、
普通でも危険な国ですが、
今は統制がとれなくなってきたので
もっと危険です。

安倍総理と朴大統領が握手して朴大統領が
世論に遠慮して笑顔を見せなかったのは
大統領の支持率低下などから理解できます。
社会主義中国のナンバーワンたる習主席が
世論を気にして安倍総理に笑顔を見せられなかったのは
習主席の統率力の無力化の現れです。
力を持っているのなら笑おうが泣こうが
好きなリアクションをとれているはずですよね。
つまり統制がとれていないのです。
だから沖縄に進出するにしても
軍を統制できないので、犯罪多発を懸念するのです。

ふたたび沖縄に悲劇が訪れるのがわかっていて
それでも、沖縄が基地を反対する正しき理由は
沖縄が日本でないからだと思います。

首里城やことば、音楽もそうですが、
日本より中国に近いイメージが私にあります。
北海道にアイヌ文化が残っていても
広大の大地の中でぼやけますが
本州から離れ小さな沖縄県ではそうはいきません。
その点から言っても米軍を撤退させて
日本から独立したい気持ちも私なりに理解できます。

ただ私が沖縄県人であれば、日本人でありたいです。
そのうえで、米軍基地の利権で潤う構図ではなく
東アジアの中心地である地理的優位を活かして
世界のリゾートとしてのブランドを確立できればよい
と思います。

そこに辺野古の基地があっても、
それは邪魔者ではなく観光資源のひとつとして
ポジティブに考えていくことが大切だと思うのですが、
いかがでしょうか?