2015年1月31日土曜日

せまい日本そんなに急いでどこへ行く

「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」
日本全国に新幹線や高速道路を延伸しようと
自民党総裁となる田中角栄氏が
「日本列島改造論」を打ち出した翌年
1973年に流行した交通標語です。

戦後から復興し、敗戦をバネに高度成長を
遂げた日本でしたが、大阪万博閉会後に
景気の曲がり角が訪れます。
「日本列島改造論」はこの停滞した経済を
再び上昇させることが主眼だったといえます。

オイルショックやロッキード事件で
田中角栄氏は失脚しますが
「日本列島改造論」の魂は
今に受け継がれます。

しかし実際に交通の便がよくなると
地方が便利になるのではなく
都市が地方の良さや人材を吸い上げる
「ストロー現象」が起こり、
地方は衰退してゆきます。

もともと国土が狭小な日本です。
山形、秋田のように在来路線を活用する
新幹線はいいアイデアと思いますが
福井県や長崎県までに新規に新幹線を
建設する必要があるのでしょうか?

新幹線が完成すると地元在来線は
基本廃線の扱いになります。
地元の交通が不便になるだけでなく
「トワイライトエキスプレス」「北斗星」と
いった内需拡大に繋がる観光の糸も
自ら絶とうとしています。
そんな政治にもの申したい。
「せまい日本そんなに急いでどこへ行く」

2015年1月30日金曜日

イスラム国の動きをおさらいします

今年度補正予算案が衆議院で可決し
参議院へ送られました。
イスラム国のおかげです。

イスラム国が期限を過ぎても
後藤健二氏の安否を発信しないため
情報収集に動く内閣に野党が
経過説明や責任問題を追及できず
順調に事が運んでいるのです。

今回のイスラム国の動きをおさらいします。
1 湯川氏と後藤氏を拘束。
 安倍首相が中東訪問し2億ドル支援表明。
2 湯川氏、後藤氏に2億ドルの身代金を要求。
 日本政府ヨルダンに対策本部設置。
3 湯川氏殺害。
4 後藤氏とヨルダンに拘束のイラク人捕虜の交換要求。
5 捕虜交換すればヨルダン兵を殺害しないと表明。

ヨルダンからヨルダン兵の生存証明要求に沈黙。
捕虜交換の期限を過ぎるが沈黙。

今回日本は
安倍総理の外交でイスラム国を煽り
ヨルダンに本部を置き
ヨルダンを巻き込む結果となり
事件が終わって、検証されると
政府は不利な立場にあります。

後藤氏のご家族や関係者には
申し訳ないのですが
イスラム国がしばらく沈黙することを
希望します。

2015年1月29日木曜日

イスラム国:後藤氏=ゴース星人:アマギ隊員

イメージ 3

 「地球防衛軍に告ぐ、地球防衛軍は直ちに我々ゴース星人に降伏せよ。我々ゴース星人に降伏すれば、火星の地底都市に移住を許可し、全人類の生活を保証する。我々は強力な地底ミサイルを持っている。地球人たちは空と海の守りは堅いが、地底はまったくの無防備だ。降伏に従わない場合には、不本意ながら世界各国の主要都市を一斉攻撃し、全人類の皆殺し作戦を実行する」

この間地球防衛軍は対策会議と称した時間稼ぎをしつつ、敵本部を捜索しようとするが、ゴース星人は世界主要都市へ攻撃。

「返事はまだか、30分後に返事がなければ次に東京を攻撃する。あと30分だ。イエスかノーか、その返事が欲しい。」

- やさしい世界の住人本舗 - Yahoo!ブログより


ウルトラセブン「史上最大の侵略(前編)」から
ゴース星人の人質になったアマギ隊員が
ゴース星人が地球人類に対する要求を
言っている場面です。

「ウルトラセブン」は昭和の特撮ヒーロー番組の
中でも稀な「中学生以上」を対象とした作品です。
設定された世界観も
昭和ではなく21世紀を意識しています。

「第4惑星の悪夢」でコンピューターが
発達し便利になった反面のリスクを提唱、
それが雇用の減少など現在実際に
人がコンピューターに振り回される場面が
起こっています。

そしてこの場面。
まさにイスラム国のメッセージを読む
後藤氏そのままです。
ゴース星人がイスラム国で
アマギ隊員が後藤氏です。

1度目の要求から返事がないので
攻撃したうえで2度目の要求をします。
湯川氏を殺害して「捕虜交換」と
言っている状況です。
「30分以内に返事をせよ。」
時間は短いもののも、短時間で
理不尽な返答を迫るのも
まさに同じ状況です。

「ウルトラセブン」(全49話)はまさに
21世紀社会を昭和で表現した
すばらしい作品です。
原爆被爆者を考慮して放映されなかった
作品もありますが、
今後の日本を考えるうえで
つまらないテレビ番組を見るくらいなら
ぜひお勧めの一品です。

2015年1月28日水曜日

東京一極集中から税収を得る

東京で大半の国税を拠出して
日本全体で活用する私の考えは
強引に聞こえるかもしれません。

もし地方の方で20年以上にわたり
東京に行っていない人がいらっしゃれば
一度お越しいただければ納得いただけると
思います。

1988年の国鉄民営化までは
全体の収入から経営をしていたため
東京も大阪も走る電車は同じでした。

しかし民営化後は各地区のJRにより
収支が異なったため、少しずつ格差が生じ
ここ10年くらいで
はっきりわかるようになりました。

名古屋駅も高層化して、
電車もきれいになっていますが
JR東海の収入源は
東京、名古屋、京都、大阪間の
東海道新幹線によるもので、
東京繁栄のおこぼれを
いただいているにすぎません。

恐らく車輛編成、ダイヤが首都圏と
対抗できるのは、
大阪の地下鉄御堂筋線くらいでしょう。

建築も昭和末期から東京都心部は
高層ビルで溢れだしましました。
京阪神や名古屋でも高層化はしていますが
横浜、埼玉、千葉といったような
東京近郊都市のレベルです。

ここまで加速した都市です。
法人税が倍になろうが3倍になろうが
地方に移転するよりは
支払うことを選択します。
国がいかに地方移転を勧めても
企業にとっては明らかな「都落ち」で
国民からの信頼も失いかねないからです。

所得税増額も3割増し、5割増しくらいは
都民には納得してもらえるはずです。
所得税も軽減税率とか言わず
デフレ脱却に失敗した際は
首都圏のみ先に10%を導入したら
安倍総理の公約も守られ
国民も納得することでしょう。

問題は古くから地元に根付いている
中小の工場や地域に必須の企業です。
冷たいようですが、東京の繁栄により
何とか保たれているところは
消えるか地方に移るかとして
絞られていくのが自然です。
しかし
ある程度の保護は不要ではありません。

そのあたりの線引きと運用を
どうしていくかが
政治の腕の見せ所でしょう。



2015年1月27日火曜日

残念ながらアベノミクスは失敗

今日から国会が始まりました。
予想通りの質問と予想通りの回答。
野党も次の選挙に思いがはせて
税金の無駄遣い会議となりそうです。

維新の党が主張する
国会議員、公務員の報酬カット
共産党の主張する
政党助成金の廃止は
早急に導入すべきです。

安倍総理は歴代首相の中でも
私が最も尊敬する人物ではありますが
これらの野党の声を取り入れても
このままでは、残念ながらアベノミクスは
失敗に終わります。

どうして断言できるのかと言うと
「第3の矢」が的に当たらないからです。
というか、的がどこかがわからないのです。

大手企業ですら将来に不安を抱え
設備投資に躊躇する中、2年以内で
隅々までの成長は無理です。
地方創生で石破大臣が言っていることが
よくわからないことに象徴されるように
政府がマクロ単位で遠くの細かいところまで
どうこうはできないのです。
政府がすべきことは、
大きな改革を断行することで、
後は、企業や地方に任せるべきで
「地方創生大臣」自体が誤りの一歩なのです。

以前から私が申しているとおり
まずは、首都圏(東京から私鉄が網羅する範囲)
に所在する法人に対して極端な増税を科し
税収が10兆円になるよう調整する代わりに
その他の法人税を撤廃します。
補助金や税金優遇のような中途半端な措置より
確実に地方に活気がでます。

同様に、首都圏に住む(特に23区内と周辺)人からの
所得税を増税、高額所得者や資産家にはさらに増税し
税収を20兆円にします。
ここから支出する公共事業は
地方に新幹線を引いたりするのではなく
現在のインフラを更新していくことに使います。
インフラだけではなく、空家を整理し、
古い住宅を新しいものに建て替えていきます。
そうすることにより、都市部でも空地ができ
公園や緑地の面積も増えていきます。

今の状況で地方に新幹線を引いても
首都圏に地方が吸い取られる
ストロー現象が生じるだけです。
もちろん農協改革も必用です。
しかし、これらの大胆な政策を行わないと
慢性的な病理に対する特効薬にはなりません。
是非ともご決断をお願いします。

2015年1月26日月曜日

安倍総理とイスラム教の今後

イスラム国による日本人人質事件において
湯川氏の遺体の一部らしき写真を持った
後藤氏の画像がアップされました。
イスラム国こ後藤氏とヨルダンの死刑囚との
捕虜交換を要求しております。
安倍総理の中東訪問のタイミングで
身代金要求を受け、
対策としてヨルダンに中山副大臣を
配すると、ヨルダンに拘束される
捕虜の開放要求を受けています。

完全に日本の行動が裏目にでております。

まず、安倍総理が中東訪問の際
2億ドルの人道支援を表明したことは
国際社会の中の平和国家日本として
決して間違いではないと思います。
ここで、身代金要求をしたのは
イスラム国の都合によるものです。

「裏目」とはこの先の行動です。
イスラム国は国家でもなければ
これまでのテログループとも違います。
拘束された時点で殺害されたという
覚悟を持たねばなりません。
しかし、国家としては世論などもありますので
解放へのアクションは必要です。
失敗はヨルダンに本部を置いたことです。

日本が2億ドル拠出は人道支援のためと
声明を出した場所がイスラエルという
アメリカ合衆国の支援国というのも
よろしくはなかったのですが
対策本部がイスラム国の敵地ヨルダンと
いうのは、説明して理解を求める姿勢では
ありません。

トルコやイラクに本部をおけない事情も
あるのでしょうが、ここは曖昧にしておくべき
だったと思います。

処刑映像を出さず、非公式的な静止画で
ネットリリースしたところからもわかるように
イスラム国は焦っています。
記者や被害者家族や諸団体から
政府に圧力がかかるので
何等かの声明をだす必要もあるのでしょうが
ここから先は、アクションを起こさないことが
アクションを起こすことであるという
選択肢もあることを認識いただきたいものです。

これ以上墓穴を掘ることは
あらゆる手段を使い、自民党を攻撃して
党の存在感をアピールしたいと考える
民主党の餌食になることは間違いありません。
今後の国会運営に影響します。

イスラム国が強制的にイスラム教徒を増やすことに
迷惑と思いながらもほくそ笑んでいるのか
イスラム教徒がイスラム国に大きな抗議行動を
起こさないことも危惧します。

日本国内のイスラム教徒個人個人は
「あれはイスラム教の教えに反する」という一方
イギリスのイスラム教指導者は
日本の2億ドル拠出は戦闘参加ではないが
戦闘支援していると発信しています。

実際、大阪の生活保護費を受給している人の一部が
費用を生活費に充てず、パチンコや競馬の
ギャンブルに充てているという事実もあり
何にでも姿を変えるのが「お金」ですから
イスラム教指導者の言うことも一理ありますが
ここはまず残虐な行為に「NO」を突きつけるべきです。

国連の常任理事国におけるイスラム教徒は
高い割合ではありません。
「まさか」と思うかもしれませんが
国連軍がイスラム教徒撲滅に動く可能性は
ゼロではありません。
各地のイスラム教指導者は、
真面目なイスラム教徒に被害が及ばぬよう
イスラム国を非難する大規模な行動を起こすべきです。

2015年1月25日日曜日

孤高の横綱

横綱白鵬が大鵬の持つ優勝回数を
塗り替える33回目の優勝を達成し
本日初場所が終わりました。

平成に入ってからの大相撲は
日本人のスポーツ趣向の多様化から
レベル低下が否めません。
その影響もあり外国人力士が台頭します。
昭和では大鵬と柏戸、北の湖と輪島など
日本人力士同志で優勝を競っていましたが
若貴時代とよばれるようになった頃は
貴乃花のライバルは曙、武蔵丸と言った
ハワイ出身の力士が台頭します。

そしてその後はモンゴル出身力士が
活躍を始めます。
武蔵丸が引退すると、大鵬に対する
「柏戸」や「玉の海」に匹敵する力士もいなくなり、
モンゴル出身力士の「朝青龍」が
一強時代となります。

平成18年春場所でようやく白鵬という
ライバルが登場しますが、
「またモンゴル力士か」という空気で
ファン離れは加速します。

朝青龍が不祥事でいなくなると
今度は白鵬の一強時代となり
現在に至ります。

昔から大相撲を見ている人の視線では
白鵬は確かに歴史ある大相撲の中でも
最強レベルの力士であり、横綱です。
しかし、優勝回数が多いのは、
近年力士のレベルが落ちて
「ライバルがいなくなったため」という
事情は否めません。

おそらく今場所、そのことを一番理解していたのは
当事者の白鵬自身だったと思います。
慌てる場面も何日かありましたが、
「勝つ相撲」というより「負けない相撲」を
とっていたように思います。
時代がよかったすら大鵬を越えたと
いったような文句を誰にも言わせない
相撲を取り切り全勝優勝したのです。
本当に立派なことだと思います。

常に言葉を選び、
理想の横綱を目指して精進している白鵬は、
今までの日本人横綱以上に日本人である
気がします。
精神面でも「孤高の横綱」なのです。
だから、心から申し上げます。
「横綱白鵬、おめでとうございます。」