2018年4月10日火曜日

シビリアンコントロール危機からの憲法改正絶望

財務省の隠蔽工作、自衛隊日報隠蔽、
「シビリアンコントロール危機」と
野党は攻勢を強めますが、
そんなことだから、ダメなのです。

国会の答弁に嘘偽りがないのであれば、
財務省も防衛省も大臣の指示命令を
聞かず、好き勝手にやっている状態で
シビリアンコントロール(文民統制)が
とれていないということになります。

これは何を意味するのか?
太平洋戦争に至る過程で日本でおきた
クーデターのようなものです。
たとえば戦争で劣勢にあるのに
軍隊が優勢だと大臣に報告して
国民もそう信じ込んでしまう環境だ
ということです。
ねっとによる情報化社会ですから
大嘘はバレてしまいますが、
省庁が暴走するのは国として
極めて危険な状態であるということです。

そんな中、「シビリアンコントロール危機」
と野党がまくしたてるなら、
「このままでは憲法改正はありえない」
となぜ言わないのでしょうか?
野党が言わずとも、この流で憲法改正は
絶対ないのですが、言うと、憲法改正を
推進する与党に忖度して財務省、防衛省は
誰が、なぜ、どうして嘘をついたのか
スピーディーに自白する可能性が
高まるはずです。

2018年4月9日月曜日

東京オリンピックのマラソン

東京オリンピックの日程にあわせて
祝日を移動する報道を見ました。
1964年は10月だったのが、
2020年は真夏開催で決定している
ようです。
観客の皆さんはいいとして、
ボランティアの皆さんは倒れないように
気を付けてほしいものです。

で、この日程で早くもメダルが
とれそうにない競技が決まりました。
マラソンです。

マラソングランドチャンピオンシップ
(MGC)と銘打って、ひとつのレースで
代表を決めるのはよいことだと思います。
このレースが9月以降と聞いていたので
オリンピックも日程をずらすのかなと
思っていたのですが、やはり7月24日から
8月9日までと聞いてがっかりです。

日本のマラソンが瀬古の時代から
世界選手権やオリンピックで弱い理由は
「暑さ」にあります。
冬場にいくら好タイムを出して優勝しても
夏場の暑さにまいってしまうのです。
オリンピックマラソンで金メダルをとった
高橋選手は前年夏の世界選手権でも優勝、
野口選手は前年夏の世界選手権で2位、
前年夏の世界選手権がよければ
翌年のオリンピックも優勝が狙えるのです。

2019年の世界選手権は夜間に
マラソンをするそうですが、
オリンピックは配慮するのでしょうか?

2018年4月8日日曜日

時間労働制か?裁量労働制か?

残業時間の上限規制導入を柱とした
「働き方改革」関連法案が閣議決定となり
ました。
厚生労働省データ問題を受け、裁量労働制の
対象業務拡大は法案から削除されましたが、
現行の裁量労働制についても批判が多いため、
企業に勤務時間の把握を義務付けることを
法案に盛り込みました。
経済界が要請していた高収入の専門職を
労働時間規制の対象から外す「高度
プロフェッショナル制度」を創設したのに対し
野党や連合は「新たな過労死が発生する」と
批判していますが、来年春からこれらは
開始される運びとなっています。

一方、今日の某新聞記事では
「金融庁、ソニー生命に立ち入り検査
架空契約被害で「完全歩合制」問題視」
というものがありました。
ソニー生命保険の社員から架空の契約で
現金をだまし取られる被害が相次ぎ、
金融庁が立ち入り検査に入ったところ、
ソニー生命の「完全歩合制」の給与形態が
原因ではなかったかという問題です。
つまり、「完全歩合制」は報酬が安定しない
ため、安定させるために、成績の悪さを
詐偽で補填していた可能性が指摘されたのです。

もちろん詐欺は犯罪で、やってはいけない
ことですが、今後、裁量労働制が主流となる
世の中になったら、今までおこらなかった
ような、新種の犯罪に巻き込まれるかも
しれません。
データ改ざん放題の「霞が関」を背景とする
内閣や国会が先の事を考える余裕はありません。
国民一人一人の注意が必用です。

2018年4月7日土曜日

投手か?打者か?

○○か?△△か?シリーズ第3弾w
そうです。エンジェルスの大谷翔平
選手の活躍ぶりについて呟きます。

大谷翔平については前にも、
プロ入り前も凄い選手だったけど
プロに入ってからもさらに凄くなった
と呟いてたと思います。
投球はもともとよかったのですが、
打球の鋭さが明かに変わりました。
でも、メジャーでは通用しないだろうと
思っていた私は、オープン戦を見て
当然と思っていました。

そしたら、この結果です。
3試合連続ホームランは誰もが
予想していなかったと思います。
これから研究されて、この調子が
つづくとは思いませんが、
巨人からヤンキースへ入団した
松井秀喜選手レベルであることは
明かです。

投手としても、ボールの違いを
克服すれば、ベーブルース以来の
偉業を打ち立てていくのは
時間の問題かもしれません。
期待が膨らみます。

初ホームラン後のあの場面

2018年4月6日金曜日

都構想か?総合区か?

大阪市を廃止し特別区を導入する
「大阪都構想」の住民投票について
松井一郎大阪府知事はこれまで
今年年9~10月を目指すとの立場を
示していましたが、先送りも示唆し、
来年4月の統一地方選と同時に
実施することも検討すると発言
しています。

この「都構想」の対案として
自民党などは「総合区」を提唱
していますが、これはこれで
よくわかりません。

都構想か?総合区か?
私の考えは、どちらでもありません。
事実、某世論調査では大阪市民の
2人に1人はそう考えており
都構想支持、総合区支持を
大きく上回っています。
しかし、大阪を変えていくことは
人口減少や高齢化を考えると必須です。
では、どうすればよいのでしょう?

私はまず、現在の24区を地域により
合区をすすめることが一番だと
思います。
一番人口の多い平野区が約19万人、
一番人口の少ない浪速区が7万人、
この差が縮まるように、区役所を
残したうえで、周辺の区を合区します。
もちろん、人口の多い平野区や
東淀川区、淀川区、城東区などは
現状維持で、17~18くらいに区を
まとめます。区役所は窓口は残しますが
上層部は統合し、警察署も表向きは
減りませんが、統合します。

いっきに進めるのではなく、
まずやってみることが重要です。
それから、都構想か総合区かを
提案したほうが理解を得やすいのでは
ないでしょうか?
今の都構想は大阪市民を置き去りに
しており、これではまた失敗します。

2018年4月5日木曜日

命か?伝統か?

昨日、京都府舞鶴市でおこなわれた
大相撲地方巡業において、土俵の上で
挨拶をしていた舞鶴市長が突然倒れ
騒然となりました。
そんな中、観戦していた看護師と
思われる女性が心臓マッサージを
おこなっていると
「女性は土俵からおりてください」
というアナウンスが数回繰り返され、
問題になりました。

命か?伝統か?
八角理事長は「気が動転したから」
とか言い訳していますが、これが
相撲協会の体質なのです。
改革、改革と言われていますが、
最初の改革は、公益財団法人から
株式会社にかわることが最良では
ないでしょうか?

アナウンス当時の土俵上


2018年4月4日水曜日

大阪桐蔭高校が史上3校目の選抜高校野球連覇

大阪桐蔭高校がPL学園以来
史上3校目の選抜高校野球連覇を
成し遂げました。
おめでとうございます。

PL学園は桑田、清原のKKコンビ
登場までは、1年生、2年生が
レギュラーになることは難しく、
連覇の時は、1年目が西川投手、
2年目が榎田投手とそれぞれの
エースが安定した試合をつくって
結果的に連覇しました。
それに対して大阪桐蔭は1年生から
注目されていた根尾選手など
昨年のメンバーが何人か残る
流れの中、総合力で連覇した感が
あります。

今大会、三重高校には苦戦したものの
昨年につづき力の差を見せつけた感は
PLよりも他チームとの力の差を感じ、
春夏連覇にも期待がかかります。
しかし、チームの中心である根尾選手が
岐阜県出身であるように、中学の時から
注目されていた選手を集めていると
いう点は少し残念です。

今大会では実現しませんでしたが
延長12回で決着がつかなかった場合、
「タイブレーク」という新たな制度が
導入されました。
大阪の高野連も、そろそろ他府県同様、
大阪府大会における「シード制」を
導入してほしいものです。
そうすれば、特定の5校ほどに
有望選手が集中する現状も、
変わるかもしれません。