2017年9月11日月曜日

東京消防庁のミスで火災

消防署と言えば火事を消火するのが
仕事なのですが、昨日、小田急電鉄の
車輛が沿線の火災に巻き込まれて
天井が焼け焦げた件は、消防署が
おこした火事と言っても過言では
ありません。

小田急沿線のボクシングジムが火事
になり、東京消防庁は「沿線で火災が
ありました」と小田急電鉄に連絡します。
その頃、現場では消火にあたった消防士が
現場に駆け付けた警察官に「電車を止めて
くれ」と依頼して、警察官が踏切にある
非常停止ボタンを押し電車を強制的に
停止させました。しかしこの時停止した
場所が火災現場の真横であったため
風に煽られた火の粉が電車を燃やした
のです。

「沿線で火事がありました」では
どのような火事なのかわかりません。
「電車の運行をストップしてください」
と、東京消防庁が小田急電鉄に連絡を
すればよかっただけです。
なぜそこで電車をとめさせなかったの
でしょうか?
焦って、現場だけで解決しようとした
消防士のミスです。

仮に警察官が緊急停止ボタンを押して
電車が安全に止まったとしても
架線に電流が流れている状態なら
線路側から消防士が消火活動をするのは
危険です。道路を走る車をストップ
させる感覚で電車をストップさせた
ことが間違いで、警察官も交通規制は
得意でも電車の緊急停止のしくみは
理解していないので、こうなって当然
なのです。

もちろん小田急電鉄も消防庁から連絡が
あったとき、付近を走行する車輛にどのような
指示をしていたか疑問ですし、
緊急停止させられた車両の乗務員も
火災現場の真横に停止させられたあと、
どうしてATS(自動列車停止装置)を
解除して移動しなかったのかもわかりませんが
まずこの件は現場の消防士とバックアップする
指令室側のコミュニケーションの問題、
特に現場の消防士の判断が第一の原因で
「東京消防庁のミスで火災」と言われて
しかたのない案件です。


2017年9月10日日曜日

2軍監督はやはり掛布氏が適任

今季限りでの退任が正式発表された
阪神タイガース掛布雅之2軍監督が、
鳴尾浜球場で会見を開き
「指導した若手が1軍でそれなりに
活躍してくれたりだとか、これからも
何人か1軍で出てくると思う。そう
いう意味では充実した4年間だった」
と述べました。

GM付育成&打撃コーディネーターに
2013年就任して若手育成に携わり
2016年から2軍監督に就任しましたが
就任後は高校生ルーキーは植田選手くらいで
自らの手で選手を育てる環境では
なくなっているのが現実です。
本日の2軍の試合も
江越、高山、伊藤隼、北條、キャンベル、
今成、小豆畑、松田、植田とほぼ1軍で
成績の悪いメンバーが中心で、若手選手が
鍛錬する空気ではありません。

後任は2005年クリンナップを担った
今岡氏が有力だそうですが、器ではないと
思います。そうではなくて、もっと
ファームの公式戦以外でも試合のできる
環境を作るべきで、組織を再構築して
監督はやはり掛布氏が適任だと思います。

ここで何度か言ったかもしれませんが
阪神タイガースは試合進行が下手すぎます。
克服するには個々の練習より試合をこなす
ことで、理想は2軍の下に3軍を3チーム
作って週3日練習、週3日試合をして、
2軍公式戦のない日に2軍3軍で試合をし
とにかく常に試合する環境を構築するのです。
そうなると2軍監督はただの監督ではなく
1軍をめざす選手のプロデューサー的な
立場となり、それなりの名前の人でないと
勤まりません。
そこまでは無理にしても、2軍が所属する
ウエスタンリーグは5チームしかないため、
試合機会が減るのは必然で、改革は必用です。
慎重な判断を望みます。

2017年9月9日土曜日

小山正明氏

阪神OBで歴代3位の通算320勝を挙げた
小山正明氏(83)が8日、長年務めてきた
兵庫県の独立放送局・サンテレビジョンの
野球解説から引退することを明らかにした。
最後の解説となったこの日の阪神-DeNA戦
(甲子園)では、阪神・鳥谷が通算2000安打
を達成し名球会入り。小山氏は「最後の解説の
試合で鳥谷がよう打ってくれた。この1試合、
2試合で打つやろうとは思っていたけど、
思い出に残る試合になったわ」としみじみと話した。

ネットにアップされたデイリースポーツ
記事の抜萃です。
私も小山氏の現役時代は知りませんが
この時代のエースと呼ばれる投手は
まだローテーションが確立されていない
こともあり、今と比べられないくらい
過酷な環境の中、たいへんだったと
思います。

実は昨夜私は小山氏の挨拶の場面だけ
偶然テレビで見ました。
小山氏と言えば
「しかし最近のボールはよく飛ぶねぇ」
「100球投げて交代というのは如何なものか」
など、昔の野球と今の野球を比較した
コメントが多く、一部ファンからは煙たく
思っていたようです。
しかし、400勝投手の金田氏や3000本
安打の張本氏などと比べれば、現代野球と
いうものもよく理解しており、私は個性的で
聞きやすい解説者のひとりでした。
ただ最後の挨拶でちょっと驚きました。
鳥谷選手が2000本安打達成して
「最近の野球」について語るのかと思いきや
サンテレビの野球中継を熱く語ったのです。
最近は地上波での野球中継が減り
中継しても試合途中で放送時間が終わることの
多い中、積極的に阪神戦の中継を試合終了まで
完全中継する放送局に最大の賛辞を興奮気味に
語っていました。

いくら選手ががんばって、球場が連日満員でも
多くの人から愛されるにはメディアの力が
欠かせません。小山氏がタイガースに入団した
1953年はテレビ放送が始まった年です。
テレビの力で孤高の人気球団となった巨人を
見てきた小山氏にとってテレビとりわけ地上波
の影響力を身に染みて感じる小山氏らしい
発言であり、「古い野球観」と言われながら
このような視点で語る小山氏は貴重な解説者
だと思います。
レギュラー解説は引退とのことですが、
これからもゲスト解説を期待しています。

2017年9月8日金曜日

新しいホテルのカタチ














大阪の大動脈と言われる「御堂筋」の
名前の由来は北御堂・南御堂と呼ばれる
寺院から来ています。
そのうちの南御堂は、お寺の山門が
「御堂会館」というビルになっていて
その下をくぐってお寺へ入るように
なっています。
45年くらい前に某音楽教室のリハーサル
で1度だけ中に入った記憶がありますが
要は「展示場」「会議場」のような施設
だったと思います。

そこが老朽化したので、ホテルに立て替わる
というニュースをさっき聞きました。
インバウンド需要でホテル稼働率が上がる中
お寺の山門にホテルをつくるというのは
とてもユニークで、間違いなく話題になり
外国人にウケると思います。
これをモデルとした「新しいホテルのカタチ」
は、10年後には京都、奈良、東京などにも
続々と現れているかもしれません。


2017年9月7日木曜日

ロシアがアメリカに情報収集する事情

いつアメリカが実力行使するのか?
ロシアがこの情報を国を挙げて
個人レベルにまで諜報活動する
理由は、北朝鮮を守るためとは
言い切れません。

北朝鮮は金正恩体制になって以降
中国との関係も希薄になり
優れた武器を保有していれば
一国でも他国と対等になれる
という考えです。
しかし中国にしてみれば
北朝鮮がたとえ言うことを
聞かなくなっても、崩壊して
朝鮮半島が統一されることは
国境までアメリカの手下が迫り
くることを意味するため、
北朝鮮が存在しないと困ります。
これをロシアも理解しており
中国と腹の内は同じです。

もしアメリカが北朝鮮をいきなり
攻撃した場合、北朝鮮を援護することは
最近の国際情勢から難しいのですが
たとえ金正恩が斬首されたり、
北朝鮮が崩壊しても、韓国やアメリカの
北への進出は阻止せねばなりません。
おそらく、中国の考えは「新北朝鮮」
なるものに置き換えることで
ロシアもそれを援護することに
なるでしょう。
第2次世界大戦末期、玉音放送で
日本が戦争を放棄してから降伏をする
までのタイムラグで千島列島を強奪した
ように、アメリカの攻撃から
中国が新体制樹立の間に、核実験場の
ある「豊渓里」などを抑えるつもり
かもしれません。

一番可能性の高いシナリオは
アメリカが北朝鮮を攻撃した段階で
北朝鮮にクーデターを起こさせて
その指導者に中国への忠誠を誓わせて
中国が実行支配する朝鮮国家樹立です。
もうすでに手はまわしていると
見るのが妥当で、「その時」を
自国に有利な状況をロシアがつくるには
アメリカの仕掛けるタイミングと
その手段の情報をいかに迅速に握るかが
勝負なのです。

2017年9月6日水曜日

9月3日以降ロシアからのアクセスが途絶えた事情

このブログは特に何の目的もなく
思うことを呟いたり、どっかで撮影した
画像をアップしたり気ままにやらせて
いただいており、特に宣伝したり
どっかに足跡を残してアクセスを誘導
していません。
だから、1日のアクセス数なんて
しれたものなのですが、アクセス数を
見てひとつ気になることがあります。

伊勢志摩サミット、プーチン大統領来日
などの前後で、ロシアからのアクセスが
急激に増えるのです。1日のアクセスが
50を越えていれば、たいていロシアからの
アクセスが伸びている状態です。
こんなブログまで閲覧しているということは
ロシアの情報収集力はとてつもない
ものかもしれません。

で、最近ロシアからのアクセスが
多かったのが8月終わりから9月2日までの
期間です。
8月29日北朝鮮が襟裳岬東部太平洋に
弾道ミサイルを発射した前後はアクセスが
伸びているのですが、水爆実験をされたとされる
9月3日以降は落ち着いています。
ロシアとしては弾道ミサイルが日本上空を通過
した際の日本の反応は気になるが、水爆実験は
日本とは関係がないとの考えで、
BRICSの会議が中国で行われている最中での
実験に中国が顔に泥を塗られた形と
報じられていますが、ロシアや中国は
事前に3日の実験については掴んでいたと
考えられます。

恐らく、今のロシアは日本よりアメリカに対し
情報収集に力を入れています。
だから核実験以降、アクセスが減っているのです。
トランプ大統領が過激なツイートをするのは
日常茶飯事ですが、今実験後は、これまで
対話路線であったマティス国防長官が武力行使を
匂わせる発言をしており、アメリカがいつ攻撃
するのかが気になるからです。

2017年9月5日火曜日

南海なんば駅(後編)

























高野山行急行車両


























特急サザン和歌山市行き
前方4両部分、後方4両は通常車輛

























関西空港行特急ラピート













ラピートと高野山行急行













最後に高野線を回送するラピートです。