2017年3月26日日曜日

横綱・稀勢の里、優勝おめでとうございます。

日本人力士が低迷する近年の中で、大阪開催の
大相撲春場所は、劇的な幕切れで終わりました。

12戦全勝で迎えた横綱・稀勢の里は、13日目
右肩に大怪我を追いながら強行出場しました。
14日目は横綱鶴竜に完敗し、千秋楽は
優勝目前の大関照の富士が相手で稀勢の里が
勝つことなど誰も想像していなかったでしょう。
稀勢の里本人も横綱である自分が千秋楽に
不戦敗で優勝が決まることは許せないという
「責任」だけで土俵に立ったものだと思います。

今場所が始まるころ、私は入院していました。
稀勢の里が所属する田子の浦部屋が宿舎とする
お寺がそのそばにあったので、撮影した写真を
3月13日ご紹介しました。そこから稀勢の里と
高安を応援はしていましたが、まさかの結果です。
本当におめでとうございます。

昔、同じように大怪我を押して優勝した
横綱・貴乃花はその怪我の影響で引退しました。
稀勢の里は来場所休場してでも、怪我を完治して
ほしく思います。


2017年3月25日土曜日

大阪国技館の必要性















その昔、大阪にも国技館がありました。
現在、大相撲春場所として、年1回大阪での
大相撲が大阪府立体育館で行われています。
しかし戦前は「大阪国技館」という相撲専用の
競技施設で興行されていた時期がありました。
ここは土俵の周囲を2階席、3階席、4階席
と囲む西洋のオペラホールのような立派な
建築物でしたが、第2次大戦のためほとんど
機能することなく閉館となりました。

私は以前、甲子園球場の外野スタンドを改築し、
最上部に空調のついた室内席を設置すべきと
述べました。社会の変化で高齢者や障がい者も
快適に野球観戦ができるスペースが必用と
考えるからです。
東海道本線の快速列車や私鉄の特急も指定席を
もうけるべきです。これは高齢化社会の適応も
ありますが、富裕層の老夫婦などにも
必用だからです。
WBCでも活躍した滋賀県出身のプロ野球選手
松田宣浩選手はJRで地元滋賀県の料亭へ
通う話をテレビでしていました。
著名人が在来線を利用することもあるのです。

同様に、府立体育館ではなく大相撲興行を
中心とした国技をする施設として、大阪にも
国技館を作るべはだと思います。
時代にあわせて施設も変化すべきです。
老舗料理旅館の宴会場も、足の弱い高齢者に
あわせて最近は椅子席が増えています。
相撲観戦も座敷だけではなく、座席も必用で
対応した施設は必須です。
もちろん施設を作ったからと言って
大相撲だけでは採算があいません。
柔道、剣道、空手などの武道の大会を招致し
コンサートなどのイベントにも対応しなければ
なりませんが、アクセスのよいそれなりの
規模であれば、運営は可能なはずです。

不思議なのはなぜこのような話が大阪市から
発信されないかというところです。

2017年3月24日金曜日

「おいしいものを食べてこその人生なのです!」

「おいしいものを食べてこその人生なのです!」
長い間生きていながら、今さら心に響く台詞です。
アニメ「けものフレンズ」第7話の終盤で
旅する主人公を見送る際、
「気を付けて旅してください。」と言ったあとの
ひとことです。
この言葉は貧富の差はなく共通しています。
争い、憎しみ、戦っても結局
「おいしいものを食べてこその人生なのです!」
たとえ食べられない状況でさえ、普遍の言葉です。
長い間生きているからこそ、心に響いているのかも
しれません。

この台詞に限らず、「けものフレンズ」の視点は
悟りと言うか、哲学と言うか、宗教の教えのように
感じるところがあります。
ヒトである「かばんちゃん」が「僕なんて・・・」
とうつむく場面がありますが、紙飛行機を作ったり
新しい遊びを教えてもらう友達のサーバルキャットの
「サーバルちゃん」は
「すごーい!」「なにこれ?たのしー!」と感動して
「かばんちゃんはすごいよ!」と笑顔で勇気づけ
かばんちゃんは上を見て、前へ歩いていく繰り返しの
ストーリーです。

我々が普通に行う行為も、実はすごいのです。
それは「たのしー!」である必用があります。
十人十色いろんなタイプのヒトがいる。
横に優劣を競うのではなく、個々が個性をだして
いかに世界を楽しくできるか
荒んだ世界の中で、我々に対するメッセージです。

2017年3月23日木曜日

刑事訴追を受ける恐れがあるので拒否させていただきます

刑事訴追を受ける恐れがあるので拒否させていただきます

参院予算委員会で証人喚問に臨んでいる
学校法人「森友学園」籠池氏が何度か
質問に対してこう答えます。

恐らく、開校直前まで築き上げた努力が
ゴール目の前で振り出しに戻された怒りから
今回の証人喚問で怒りをブチまけようとしたの
でしょうが、法的に罰せられても仕方のない
手法で築き上げた学校であることを自ら
語っているようにしか見えません。

民進党、日本共産党など野党は、籠池氏を
担いで、安倍総理大臣や稲田防衛大臣、
鴻池議員などの地位を揺るがそうとしています。
自民党が国民から信頼を失墜させることが目的で
国民の財産が不当に安く売られたというのは
大義名分なのです。
目的を果たせば切り捨てる、まさに
「とかげのしっぽ切り」をするつもりですが、
状況のわからない籠池氏は、「とかげのしっぽ切り」
をされた復讐を野党を使って晴らそうという算段です。
籠池氏はまったく今の状況がわかっていないのです。
おそらく、怒れば怒るほど深みにはまり
最終的には書類送検されて裁判所の判断となります。

営業でも人脈やコネを使って横から切り崩すことは
王道手段です。しかし、許可を得ずに名前を使ったり
違法スレスレは法的に許されても、道義的に許されず
信頼を損ないます。
たまたま今まで上手くいっていたのでしょうが
教育者として、籠池氏はすでに失格です。

詳細は言えませんが、私は過去に塚本幼稚園に
お世話になったこともあるので、はっきり言います。
籠池氏自身悔しいところもあるのでしょうが、
塚本幼稚園を守るためにも、一刻も早くこの件を
鎮火して、塚本幼稚園を新たな経営先に委ねてください。
開校予定の建物、用地も大阪音楽大学と交渉して
今の状況を極力維持して運用できる道を模索してください。

2017年3月22日水曜日

中国国営中央テレビのフェイクニュース

「隠すことが疑惑を産んで、安心を得られない」
と言い、低レベルの放射線量が検出されても
数値を表示して福島県相馬市の野菜直売所は
野菜を販売しています。
これはNHKのある番組取材での1コマです。

そんな中、中国の国営中央テレビ(CCTV)は
「政府が輸入を禁止している日本の福島県周辺の
食品が大量に売られている」と報じました。
中国政府は福島第一原発事故を理由に、周辺の
10都県からの食品輸入を今も禁止しているのです。

日本への中国人観光客は今も増加をつづけており
いかに国営テレビが「フェイクニュース」を
報じたところで、SNSなどの口コミで、
中国人は日本の食が安全なことを理解しています。
逆に「フェイクニュース」を報じることで
国民からの信頼を失い、国の崩壊への一歩だと
いうことに気づかないのでしょうか?

今回の件、私はこのままでよいと思います。
冒頭述べた様に、被災地の方々が誠意をもって
行動している限り、日本は大丈夫です。
ネットが普及して、個人が情報を発信できる今、
国家がかりで情報操作をしてもムダなのです。

それよりも心配なのは中国が原発事故を
おこした場合です。
必ず中国は事故を公表せず、中国国民が
知ることもありません。
常に日本、特に九州・山陰地方は、放射能を
監視して警戒しなければなりません。
福島原発も避難地域は原発から北北西の方向
になっていますが、放射能の大きかった地域は
原発より東側です。地球の自転、ジェット気流を
考えると当然で、中国東岸で原発事故が起こると
中国本土以上に日本に放射能が飛散する可能性が
あるからです。

2017年3月21日火曜日

2017年1月-3月新作アニメ投票結果

2017年1月-3月新作アニメ投票結果
(上位10作品・作品右の数字が投票数)
1 けものフレンズ 799
2 ガヴリールドロップアウト 484
3 小林さんちのメイドラゴン 411
4 幼女戦記 400
5 亜人ちゃんは語りたい 347
6 リトルウィッチアカデミア 332
7 うらら迷路帖 298
8 BanG Dream! 272
9 ハンドシェイカー 266
10 鬼平 ONIHEI 232

何度かここでも呟きましたが、テレビアニメ
「けものフレンズ」は関連サイトで実施する
人気投票も大差での1位となりました。
投票数799は2001年開始以来最高得票で
2002年10月~2003年3月期の投票で
「機動戦士ガンダムSEED」が702票
以来2度目の700票突破となります。

この人気を証明するものとして
以前NHKが報道していたことを呟きましたが
今朝の神戸新聞朝刊でも取り扱われたようです。
ラブコメや戦闘ものもいいですが、
「けものフレンズ」のように新しいジャンルの
アニメをどんどん作ってほしいところです。


2017年3月20日月曜日

百条委員会と言う名のショー

東京都の豊洲市場をめぐる問題を審議する
都議会の調査特別委員会(百条委員会)で
石原慎太郎元都知事の証人喚問が本日
行われました。
当時知事だった責任は認めたものの、
詳細は知らなかったという予想された通りの
回答でした。
気になったのは、NHKがこの模様を生中継
したように、これを大々的にメディアが取り上げ
ているところです。

もちろん豊洲市場移転が決まった背景を
正すことは、今件の原因ですし、そこに
収賄もあったかもしれないので、重要です。
しかし、まず明らかにしないといけないのは
「汚染されている土地がモニタリングテスト
をパスしようとしていた」
と発覚してからはじまった汚染対策が改善されて
いないのに移転をしようとしていた現実です。

モニタリングテストは2015年2月に始まりました。
当時の実務者レベルの担当者や関わった企業を
全員百条委員会に招いくところから始めるべき
でした。
なのに、石原氏や浜渦氏から召集しているのは
メディアに注目してもらおうとか、都議会が
自分たちはがんばっているアピールをしている
ようにしか見えません。単なる「ショー」です。

こうしている間にも、無駄なコストが億単位で
消えて行ってます。効率的な調査をする一方、
汚染対策の工事を早急におこなうべきです。