2017年2月26日日曜日

プレミアムフライデーとふるさと納税

この週末、情報番組のメインは北朝鮮の
金正男殺人事件でしたが、他にいくつかありました。
その中でも注目した話題は
プレミアムフライデーとふるさと納税についてです。

プレミアムフライデーは毎月最後の金曜日、
15時に退社して自由時間を増やそうという
試みでした。
しかし、メディアを見る限り失敗のようです。
私の予想では「一部の一流企業だけが実施できる」
とみていましたが、実際は一流企業でも半数近くは
実施できなかったようです。
ある番組でその原因を「月末に実施しているから」
と言っていました。これは当たっています。
経済効果としても、一部宿泊業などには
効果があったようですが、外食については
もともと金曜夜は利益が多かったので、今のところ
大きな変化はみられなかったようです。

ふるさと納税によって税収が増えた地域と
減った地域をとりあげた番組では、たしかに
地方創生に役立っているようです。
しかし問題なのは、ふるさと納税することに対して
地方自治体から「お礼の品」を送っていることです。
最近、地域物産と関係のない「お礼の品」は自粛
しているようですが、あれはやめるべきです。
ただでも国の借金が増える中、実質減税することは
やめるべきです。
本気で地方創生するなら、霞が関を解散して
地方に飛散させるくらいしなければなりません。

プレミアムフライデーとふるさと納税
机上の空論で「これはいい」と思っていても
実際は名ばかりシステムと言えそうです。

税金は湧き水と考える佐川宣寿理財局長

大阪市の学校法人「森友学園」が小学校用地として
大阪府豊中市の国有地を評価額より大幅に安く
取得した問題が国会質疑でヒートアップしていました。

近畿財務局は鑑定価格9億5600万円に対し、
地下のごみの撤去費8億1900万円などを差し引いた
1億3400万円で森友学園に随意契約で売却、
さらに国は土壌改良費1億3176万円も負担しており、
国会で「国の収入は差し引き約200万円にすぎない」と
指摘されています。

東京ガスは東京都に土地を売却する際、汚染物質込で
売買し、購入した東京都が汚物処理しています。
つまり、「税金」というものが自然と湧いてくるもの
なので、簡単に使われているということです。

1億3176万円をローンでないと支払えない事業者が
鑑定価格9億5600万円を支払うことができたのか
という質問に対し、財務省・佐川宣寿理財局長は
「それは事業者の問題で私どもではわからない」
と答えていました。
普通、銀行でもローン会社でも、お金を貸す場合は
「審査」をします。当然国も審査しているものと
信じたいのですが、佐川宣寿理財局長の答弁は、
「税金が湧いてでる泉」という考えがあまりに露骨
すぎています。

民進党も自民党のイメージダウンになる答弁しか
考えていないので、このあたりを突っ込みません。
この国の健全な財政への一歩は、国会議員から
公務員まで、税金で給料を与えられている人たちが
もっと税金について真剣に考えるところからだと
思います。


2017年2月24日金曜日

昼間の民放、金正男氏殺害ばっかりでがっかり

昼間の民放テレビを見ていると
毎日毎日同じような話題を長々と
やっていて、逆に凄いと思います。

舛添知事(当時)の疑惑から辞職の時は
1ヶ月同じことばかり放送し、舛添氏で
なくとも、ノイローゼになる人も
いたかもしれません。

今はというと
日本のことではなく、マレーシアの空港で
おきた金正男氏殺害についてずっと
報じています。
金正男氏殺害した女性が「毒物」と
知りながら犯行に及んだ
と言うマレーシア警察のコメントも
北朝鮮を動揺させるための偽情報かも
しれないのに何時間にもわたり
番組で専門家を交えて討論しています。

今回の犯罪は人の多い空港ロビーで
相手が油断しているところを、堂々と
殺害するというストーリーですが
最大のリスクは毒殺するにあたり
加害者も毒で死ぬ可能性があることです。
加えて加害者は女性のほうが適任なので
実行犯は女性となりました。
しかし工作員は男性なので、女性を雇います。
関係者でもないのに、殺人の共犯を
依頼するはずがありません。
殺人の共犯として依頼した場合は
事件後実行犯である女性を口封じに
別の場所で殺す必要がありますが、
その場合にも女性から毒物を浴びる
危険性があるので、警察の会見より
女性の自白のほうが説得力があります。

ではなぜ警察は女性を共犯者と言うのか?
会見を真に受けて、指示と異なったことを
工作員がしていたと北朝鮮が受け止め
北朝鮮と工作員を揉めさせるためでは
ないでしょうか。
この考えがあっているかどうか別にして
今ああでもないこうでもないと言っても
仕方ないのによくやるなぁと感心します。

2017年2月23日木曜日

劣化するネット広告

ダウンタウン松本人志氏がテレビで
ネットで「皇潤」を調べて以来
広告にやたら「皇潤」がでてきて・・・
とボヤいているのを見ました。

実際、ネットの広告システムは
もう時代遅れと言えます。
登場当初は「凄い」と騒がれましたが
はっきり言ってネット利用が普及した今
「嫌味」というか「嫌悪感」を覚える
システムになっていると言えます。

たとえば昔なら、調べたワードから
広告がでると「こんなの売ってるんだ」
となり買いに言ったかもしれません。
しかし今はネット社会です。
たとえばペットボトル飲料を買いたい
とします。
いろんな店で、単価と送料を調べて
一番ベストな店で購入します。
そのあとで、調べた履歴から
そのソフトドリンクの広告を
次から次へと出されても困ります。

ネットショッピングが発展する今
ネット広告もヴァージョンアップする
必用があります。

ゴミ分別することが地球にやさしいとは限らない

大阪市では、限りある天然資源の消費を抑制し、
地球温暖化防止など、環境への負荷をできる限り低減させるため、
分別収集を実施し、リサイクルを推進しています。
 平成25年10月からは全ての市民に皆さんに
「ごみは分別する」というルールを守っていただくため、
普通ごみの中に分別収集対象品目である資源ごみ、
容器包装プラスチック、古紙・衣類が混ざっているなど
分別ルールが守られていない場合は啓発シールを貼り、
収集せずに残置することで分別ルールの徹底を図ることとしています。
また、資源ごみ、容器包装プラスチック、古紙・衣類分別収集においても、
対象品目以外の異物や汚れが混ざるなどリサイクルに支障をきたす場合、
啓発シールを貼り、収集せず残置します。

これは大阪市のホームぺージら抜粋したものですが
たとえば、純粋に「包装プラスチック」ゴミをだすのも
たいへんです。
























スーパーで買ったお好み焼「プラ」マークが
ありますが、このマークの用紙は紙です。
だから、これをはがさなくては資源ごみでは
ないのです。もちろん汚れも落とさねば
なりません。
現実的には洗って剥がしてゴミを分別して
だしている家庭は稀なので、清掃工場が
するのですが、多くは資源ごみにまわせないのが
現実で、コストだけが膨大に増えていきます。
最近は高熱処理して発電までできる焼却場の
登場で、分別を廃止した自治体もあるようですが
私はそれが正解だと思います。

2017年2月21日火曜日

日本の漫画を愛読したポーランド人が女流プロ棋士に

将棋の女流のプロ棋士を目指していたポーランド出身の
カロリーナ・ステチェンスカ女流3級が、20日、
東京で行われた対局に勝ってプロとなる女流2級に
昇級しました。日本将棋連盟によりますと、外国人が
将棋のプロになるのは男性の「棋士」も含めて初めてです。
カロリーナ・ステチェンスカさんはポーランド出身の
25歳で、高校生のときに読んだ日本の漫画に登場する
将棋に興味を持ち、インターネットの対局を重ねました。
その後、プロを目指して来日し、甲府市内の大学に
通いながら女流のプロ棋士を養成する研修会に所属して
腕を磨き、おととし10月には女流3級に昇級して、
プロ入りに王手をかけていました。対局のあと、
「プロになれてうれしいです。将棋だけでなく日本語も
勉強しながら知らない文化に触れる毎日で、
苦しかったですが、諦めることはありませんでした。
家族や友人など助けてくれた人がたくさんいたので、
みんなに感謝しています。いずれは外国の人たちにも
将棋を広めたいです」と話していました。

昨日、NHKニュースからの抜粋です。
漫画というのはテレビアニメにもなっている
「NARUTO」(岸本斉史:作)です。

ステチェンスカさんに限らず、日本の
漫画やアニメにふれて、日本文化に憧れて
日本で生活し活躍する若者は少なくありません。
もちろん日本の漫画やアニメを見て日本に
行ってみたいと思い旅行に来る若者は
たくさんいます。

たかが漫画やアニメと考えている日本人が
未だ多い中、漫画、アニメというものの
重要性がもっと認識されるべきです。

2017年2月20日月曜日

アメリカの動きに化学反応を示す北朝鮮

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、
金正男氏がマレーシアで殺害されました。

速報では実行犯である若い女性2名による
犯行とされていましたが、これまで
北朝鮮のニュースを見てきた日本国民は
この時点で背後の工作員を察していたと
思います。
これを疑惑で終わらせないで、次々と
特定したマレーシアの警察は有能と言えます。

そして気になるのはなぜこのタイミングで
金正男氏が殺害されたかです。
2月10日トランプ大統領ひとつの中国支持
2月11日日米首脳会談、日米同盟確認
2月12日北朝鮮はミサイル実験
そして2月13日です。
北朝鮮にとって対等な関係になりたい
アメリカが、どんどん脅威となって近づいて
きている焦りがでてきているのでしょうか?

北朝鮮の射程距離にありながらも、いまだ
遠方のゴタゴタと思っていた日本人も多いかも
知れません。
しかしアメリカが中国と日本と親密になることで
北朝鮮が化学反応をおこしていることは事実です。
アメリカが強硬路線をとる煽りで
今年とんでもないことが起こる可能性は
まだまだありそうです。