2016年12月17日土曜日

名脇役、島木譲二さんのご冥福をお祈りします

上半身裸になって自らの胸を連打する「大阪名物パチパチパンチ」や、
灰皿で頭を叩く「ポコポコヘッド」など体を張ったギャグで吉本新喜劇の
屋台骨を支えてきた俳優・島木譲二=本名・濱伸二=さんが
16日午前9時6分、脳溢血のため入院先の大阪市内の病院で亡くなった。


気のせいかこのニュースを読み上げるアナウンサーが
半笑いだっように見えました。
しかし、そうであったとしても、それは不謹慎なことではなく
芸人冥利に尽きるのではないでしょうか?
脳溢血で亡くなったのは「パチパチパンチ」のやり過ぎかも
しれませんが、それだけがんばって、認められて、
亡くなってもニュースになって惜しまれて、私の人生では
ありえない実に羨ましいことです。

吉本新喜劇の脇役の島木譲二さんが凄いと思ったのは
ハリウッド映画「ブラック・レイン」での演技でした。
高倉健、松田優作と名俳優が限界を超える演技を披露した
「ブラック・レイン」において、ほんの短い間の出演でしたが
「ジャパニーズ・マフィア」としての存在感がでており
以降の新喜劇では見方が変わってしまいました。
その影響か、最近またテレビで吉本新喜劇を見るように
なったのですが、話の進行や主役の演技よりも
今の私の注目は松浦真也氏のギターネタです。
とくに吉田裕氏とのタッグで繰り出すお笑いがお気に入りです。

名脇役、島木譲二さんのご冥福をお祈りします。

2016年12月16日金曜日

転落事故防止のための駅のホームドア

転落事故防止のための駅のホームドアは首都圏と比べ
関西圏では設置が進みません。
単刀直入に言って関西圏の鉄道は儲けていないからです。
首都圏の旧国電は10両編成、旧国鉄は16両編成で
終日空席はほぼありません。その結果いくら利益を得ているか
わからずとも電車の新しさで一目瞭然です。
ある専門家は「利益のない関西の鉄道各社は運賃に
ホームドア工事費を上乗せしてでも設置すべき」と提言します。
しかし私の経験上、ただ設置したからと言って、事故抑止に
つながらないと思っています。

ニュートラム・コスモスクエア駅












これはニュートラム・コスモスクエア駅です。
全駅ホームドアで開業した「新交通システム」はすべて
このようにほぼ天井まで柵があります。

最近できたり、増設した大阪市営地下鉄のホームドア



















最近できたり、増設した大阪市営地下鉄のホームドアは
高さが1メートル20センチから30センチの高さです。
ドア脇の注意書きには身を乗り出したり、手荷物などを
置かないようにとありますが、まさに「そうなりやすい高さ」
なのです。

ホームドアに詳しい人からは、特に御堂筋線のホームドアを
対象に「連動性が悪い」などの機械的な指摘も多いようですが
私としては、高さを40センチ以上高くすべきだと思います。
強度の問題もあるとは思いますが、
せっかくつくったホームドアで事故がおこるのはもったいないです。

2016年12月15日木曜日

北方領土

北方領土












本日、ロシアのプーチン大統領が、安倍総理に待たされた
仕返しのように2時間遅れで来日しました。
今回、ロシアが日本に経済協力を求める一方、
わが国はもちろん北方四島の返還を求めます。

北海道東部の北方領土と呼ばれる地域について
少しおさらいします。

1855年 日露和親条約を結び、択捉島と得撫島の間を国境線とする
1875年 樺太・千島交換条約を結び樺太をロシア領、千島列島が日本領とする

1905年9月5日に締結されたポーツマス条約によりロシア領の南樺太は日本領となる
1945年8月15日 玉音放送により、日本の降伏が国民に公表
1945年9月1日 北方領土の択捉・国後・色丹島を占領
1945年9月2日 日本政府降伏文書(休戦協定)に調印
1945年9月5日 歯舞群島を占領
1952年 サンフランシスコ平和条約で連合国各国(ソ連等共産主義諸国を除く)と日本の戦争状態が終結した


千島列島、樺太での日本とロシアの領土問題は、
国境の曖昧な江戸時代からあったようです。
1855年から第2次大戦中までの間、何度も国境が
変わっています。
日本が北方領土を主張するのは、何度も国境が変わる中
北方四島は常に日本の領土であったからです。
それに加え、8月15日の降伏を宣言した後に
北方四島がロシアに占領されているところもあると思います。

で、なぜロシアは北方領土を解放しないのでしょうか?
それは凍らない海路の確保です。
過去にヨーロッパでも数多く戦争したり、
最近はクリミア半島を強引に併合したのは、これが要因です。
北方四島は冬でも太平洋へ抜けられる重要な海路なのです。
戦争する気満々の今のロシアが、日本に返すわけがありません。

で、日本はなぜ返還してほしいのでしょうか?
もちろん、かつて2万人近い人が住んでいて、
その人たちを故郷に帰したい思いもあるでしょう。
しかし本音は豊かな漁場で漁業がしたいのです。
東京一極集中で地方が過疎化していく日本において
今さら北方四島を開発する気は絶対にありません。

今回だけでなく、安倍総理とプーチン大統領の間で
北方領土が帰ってくることはありません。
ロシアは開発する気がなくとも、北方四島に住む国民に
減税するなどの措置をとり、繁栄させようとしていますが
日本は網走や根室への鉄道網が消滅の危機を
向かえています。

ロシアが返す気のないものを、ただ「返せ、返せ」で
ものごとは運びません。
首都一極集中の考えをやめて、返還後の北海道道東および
北方領土のあるべき姿を創造できないなら、ロシアとは
対話はしても、北方領土についてはしばらく口を閉ざすべきです。

2016年12月14日水曜日

新大阪駅から高松駅へ(後編)













乗車後失敗に気づきました。
窓側確保のため指定席をとったのですが
マリンライナーの指定席は2階建ての1階部分なので
ご覧のとおりホームすれすれの高さで
展望性に欠けるのです。

マリンライナーで瀬戸大橋から撮影












マリンライナーで瀬戸大橋から撮影











マリンライナーで瀬戸大橋から撮影












マリンライナーで瀬戸大橋から撮影











しかし瀬戸大橋の鉄橋部は壁がないので
なんとか撮影できました。

高松駅













高松駅













高松駅












高松駅












高松駅に到着する頃には、もう夕暮れとなっていました。
それでも夜よりはわかり易く撮れていると思います。

高松駅 駅前広場












高松駅前海水公園 サンポール高松

高松駅前海水公園












JR ホテルクレメント高松










玉藻公園












ちょっと駅周辺も撮影しました。

高松築港駅












高松築港駅











高松築港駅












高松築港駅











そして夜の街へと消えていくのでした。

2016年12月13日火曜日

新大阪駅から高松駅へ(前編)

ということで、今回は新大阪駅から高松駅へ
お昼から夕方頃移動しました。

新大阪駅












新大阪駅





新大阪駅











地下鉄新大阪駅のホームから新大阪駅が見えます。
ここから新幹線に乗り岡山駅へ移動です。

新大阪駅












新神戸駅











岡山駅












岡山駅












岡山駅











岡山駅












岡山駅











岡山駅降車後、高松行の電車がまだ到着してなかったので
少し奥へ行ってみると「自転車組立場所」がありました。
・・・ということは駅のホームを自転車で走れるのでしょうか?
岡山駅

岡山駅

岡山駅












岡山駅












退屈しのぎにウロウロ電車の写真を撮っていると
高松行快速「マリンライナー」が駅に滑り込んできました。

2016年12月12日月曜日

高松駅から大阪へ

高松駅

今日は21時頃高松駅から大阪へ向かったときの画像です。

高松駅












8番線から松山行特急「いしづち」が出発するところです。
右側には東京行きの寝台特急「サンライズ瀬戸」が、
左側には私の乗車する岡山行き快速「マリンライナー」が
停車しています。

岡山駅












岡山駅に到着すると車庫へ向かう九州新幹線が待機
していました。


地下鉄新大阪駅











地下鉄新大阪駅












地下鉄新大阪駅へ到着すると向かいのホームに見たことない
北大阪急行車両が滑り込んできました。
ついこの間9000系がデビューしたばかりなのに
北大阪急行さんは儲かっているのですね。
後日調べると9000系のマイナーチェンジ車両9003号と
呼ばれているものらしいです。

今回はこれ以外にも何枚か撮りましたが、夜と言うこともあり
大半ボツとなってしまいました。改めて挑戦します。

2016年12月11日日曜日

私が選ぶ「2016年アニメベスト3」

少し早いですが、今年私が見たアニメの
上位3作品のご紹介です。

1位 NEW GAME!












「今日も一日がんばるぞい!」の台詞がネットで人気の
作品がテレビアニメになりました。
それだけのアニメと期待せず見ていたら、
これが意外と面白い・・・「今日も一日がんばるぞい!」
の台詞も決め文句かと思いきや本編では一度発動した
だけで、見る前と見た後でまったく違ったアニメでした。
登場人物の性格もわかりやすく、コミカルな作品ですが
「仕事」についてのモラルや厳しさもきっちり描かれた
芯のある作品です。


2位 僕だけがいない街












この作品も「すべてがFになる」などのように面白いけど
硬い作品と思っていましたが、忘れかけている純粋な
心を思い出させてくれるよい作品でした。
「僕だけがいない街」というタイトルが悲しいことばと
感じていましたが、最終回でその意味を知った時は
感動でした。


3位 君の名は。
言わずと知れた今年一番ヒットして注目された
劇場映画作品です。
昭和SFでのいいとこどりで、なぜここまで
ヒットしたのかは今も不思議です。
しかし「いいとこどり」に地方伝統やスマホを採り入れ
現代にマッチさせながらも、ひとつの作品として
見事に完成させているこの作品は外せません。

今年、アニメの平均レベルはかなり低くなって
いると感じています。
しかしこの3作品以外も数本かなりよい作品が
ありました。まだまだ可能性はあります。
来年よい作品に巡り会えることを期待しています。