2016年5月18日水曜日

東武東上線脱線
















今日のお昼のニュース、スズキの燃費不正についても
気になりますが、もっと気になるのは
東武東上線の中板橋~大山駅間で、成増発池袋行の
普通電車が脱線した事故のニュースです。

2005年尼崎でおきたJR西日本の脱線事故は
速度超過でカーブを曲がりきれないものでしたが、
よくあるパターンはポイントの不具合か天候による
ものです。
現時点で情報が少ないため、まだわかりませんが、
今日の事故は天候でもポイントでもなさそうです。
そうです。今回気になるのは原因です。

乗車していた人のツイッターで
「ガタガタいいはじめて、車両側面から煙が出て、急停車」
とあります。
障害物があっての脱線であれば、運転士の証言で
すぐに報道されますが、3時間以上経過しても
まだ報道されていないので、その可能性は高くありません。

列車の車輪は簡単には脱線しない構造なのですが
ほぼ中央の車両後部が脱線しているこの状況は
一部だけ簡単に脱線してしまったようにも見えます。
今回は負傷者がいなかったのが不幸中の幸いでしたが
早く原因をつきとめ対策に努めてほしいものです。

2016年5月17日火曜日

コリジョンルールの欠陥

月曜日はプロ野球の試合がないのでNHKや民放でも
5月11日甲子園球場でのコリジョンルール適用について
疑問視する意見が相次いでいました。

捕手がバウンドに反応して走路を塞いだ場合適用されない
ルールを適用した明らかな誤審なのですが、よく読むと
タイミングがアウトならブロックしても適用されないようです。
もともと捕手を危険なスライディング、タックルから守る
ルールであったので、あたりまえのことなのです。
なぜ運用段階になって捕手に不利なルールになったのか
謎ですが、決めたルールを守るのが審判の仕事です。
コリジョンルール














よく読んでいるとタイヘンなことに気がつきました。

このルールの(1)は走者が危険な本塁突入をした場合
突入した走者はアウトになり、他の走者はその時点で
最後に触れていた塁に戻るという「危険な走塁の防止」
について書いています。
(2)は今回問題になった「捕手の守備」について書いて
います。

5月6日西武ドーム、西武対日本ハムの試合で、
西武ライオンズの高橋光成投手が本塁カバーに入り
ホームにスライディングする選手にタッチしていったんは
タッチアウトの判定がでました。
しかしビデオ判定の結果、高橋光成投手の左足が
ホームベースにかかっていたため、コリジョンルールの
適用により判定が覆りセーフとなりました。

・・・ん!?
(1)では走者が捕手、または野手に対して危険な走塁を
してはいけないと書いているのに対し、
(2)では「捕手が走路を妨害してはいけない」と
捕手に限定しているのです。

高橋光成選手は捕手ではありません。
つまり、コリジョンルールの範囲外であり
「コリジョンルールの適用でアウト」と言った時点で
審判員のミスです。

「あげ足をとっている」と言われるかもしれませんが
ルールは守られなければなりません。
ましてや(1)でわざわざ
本塁のカバーに来た野手(投手を含む、以下「野手」という)
と書いているのです。
私の言い分が間違っているのであれば
「コリジョンルールの欠陥」と言わざるをえません。

ルールをつくった目的から「コリジョンルールの欠陥」とは
思えません。
問題は「コリジョンルール」を決めた時点での方針が
運用する時点で変わってしまっていたということです。
その経緯を検証することが重要で、審判のみなさんは
謝罪をして明日からでもルールに則ったジャッジを
してほしく思います。
そうでないと、日本の野球、国際競技としての野球の地位が
益々低くなってしまいます。

高橋光成選手は捕手ではないので、ルールの適用外です。












2016年5月16日月曜日

買取をしてもらう時は急いでは損をする

今度、使っていた家具を買い取ってもらう交渉を
するのですが、今日は中古車を買い取って
もらったときのことを話します。

2年前の2月に平成7年の軽自動車を短期間の
通勤目的で45万円で購入しました。いつまで
乗るのかわからなかったのですが、4月に車検
を受けて7月に必用がなくなったので、下取りに
出したのです。

下取り先は社名が変わって間もない某中古車
販売買取大手の会社です。
昔の取引先の関連会社でもあったので、
そこで売ろうと持って行ったのですが
「この車は事故歴もなく、きれいに乗っている
ようですが、値段はつけられません。せっかく
なので1万円だけ私が負担します。」と対応した
社員は言いました。
確かに古い軽自動車ではありますが、現在は
手に入れることのできないタイプの車で
中古車でも20万円以上でグレードが高い場合は
100万円近くで販売されていることを事前調査で
知っていた私は、一瞬店員を殴りかけました。
交渉すると「上司と相談する」と2度席をはずし
1時間経過してやっと10万円まで値段をつけて
くれましたが、どう見ても下手な芝居に見えて
10万円でもよかったのですが、腹が立って
売る気になりませんでした。
しかし狭い敷地に乗らない車をとめていても
邪魔なので、
「車検費用の13万だけでも出せないか?
ムリなら今日は帰ります。」
と言うと13万円で話はまとまりました。
0円が13万円になる時点で大手とは言え
あやしい会社です。

あとで明細を見ると、私の勘違いで、車検費用は
10万円程度だったのですが、罪悪感は
全然ありませんでした。
逆に「買取をしてもらう時は急いでは損をする」
ということを勉強しました。
ですから、今回の家具についても、査定に来る
担当者の態度によっては最悪買取してもらわない
つもりでいます。

2年前の話ではありますが、昨日ラジオのCMで
この会社が「車を他社より高く買い取ります」と
連呼しているのを聴くと、今でも気分が悪いです。
どこの会社とはいいませんが、CMを鵜呑みに
してはいけません。

2016年5月15日日曜日

ニュースでは改良されたように報じられていますが

JR西日本は踏切障害事故の削減に向けた取り組みとして、
JR京都線(東海道本線)の東淀川駅(大阪市淀川区)付近に
位置する「開かずの踏切」を2018年末頃に廃止し、
あわせて駅舎を橋上化する(ホームの上階に駅舎を造る)と
発表しました。

ニュースでは改良されたように報じられていますが
地元の方々は不便になるだろうなと感じました。










上図は現在の東淀川駅です。
×が廃止される踏切で青線が廃止後に駅を跨ぐ
自由通路です。スロープで自転車も通行可能です。
左が新大阪駅で、そちら側の踏切が、1時間につき
57分遮断機が下りている西日本屈指の
「開かずの踏切」です。

まず不便になるのは通行できなくなる自動車ですが
歩行者、自転車は便利になるのでしょうか?
恐らく、この踏切の利用者の多くは高齢者です。
自由通路にはスロープ以外に、エスカレーター、
エレベーターも併設される予定ですが、特に歩行者は
迂回が少しの距離でも遠くに感じるもので、
どの方向から線路を越えるにしても、大変でと思います。

JR西日本がJR東海やJR東日本のように羽振りが
よければ、新大阪駅から東淀川駅にかけて、半地下
路線にして、新大阪駅周辺を再開発したいところですが
経営状態がよくないので、無理な話です。
線路が地下になるとスロープなしでこの界隈の方々も
線路を越えられるのですが、そうはいきません。

地元の人々にとっても嬉しいのか悲しいのか、複雑な
気持ちでしょうし、こうするしかなかったJR西日本としても
新大阪駅という宝の山を活かせないジレンマが
あるのではないでしょうか?

2016年5月14日土曜日

爆笑会見「舛添要一ショー」

東京都の舛添要一知事が昨日、自身の政治資金の
私的流用疑惑についての釈明を行いました。

舛添氏は、自身の政治団体(現在解散)が
政治資金収支報告書に計上した「飲食代」の一部に
私的な飲食費が含まれていたことを認めました。
また家族旅行代ではないかと疑惑視された、
2013年正月と14年正月の、千葉県内のホテルでの
「会議費用」約37万円は、都知事選出馬などに関する
重要な会議を、家族と宿泊していた部屋で行ったと説明し
「私は政治活動だと思っている」と主張、し否定しました。

ネット上では会見内容よりもコップで水を飲む
舛添氏の仕草や、記者の質問が聞き取りづらいと
いうアピールのジェスチャーが、2014年に
政務活動費を巡る疑惑への釈明会見で号泣した
野々村竜太郎・元兵庫県議と似ていることで
話題騒然となりました。















やましいことをする人は同じような態度になるんですねw
ただ、舛添要一知事は号泣しませんでした。
私としてはこれからもがんばって抵抗して
都知事という職にしがみついていてほしいと願います。
きっと、もっと面白いことがおきそうだからです。

猪瀬前知事は徳洲会グループからの献金問題で辞職、
略式起訴されて公民権を失っています。
舛添要一知事と選挙を戦った田母神俊雄氏は、先月、
公職選挙法違反で逮捕されたばかりです。
東京都に一極集中した結果、東京都に巨額なお金が
集中し、金銭感覚が麻痺しているのかもしれません。
国が身を切って大胆な改革に踏み切らない限り、
誰が次の都知事になっても、こういった問題は
あとを絶ちません。

2016年5月13日金曜日

決めたルールを破る日本野球機構(NPB)

5月11日甲子園球場でおこなわれた阪神対巨人戦、
3回表の巨人の攻撃で、巨人の小林選手が本塁で
アウトとなったジャッジについて、ビデオを検証の結果
コリジョン(ルール)を適用してセーフとなりました。

この件は昨日も指摘したとおり、当該の審判員は
「阪神の原口捕手がブロックし走路を妨害したため」
と説明しましたが、映像では送球が本塁手前に
来るまで、原口捕手はブロックも走路妨害もして
いませんでした。





















本塁手前でバウンドした送球を取りに行った際に
走路で捕球したため、審判は「走路妨害」と判断
したのか、判定に使った映像が上の画像のように
とらえていなかったのかは不明ですが
「審判がコリジョンルールを理解していなかった」
のは明確です。
つまりビデオ判定の焦点は
「最初から走路を塞いでいたかどうか」
だけなのに、そこの説明をしないままにプレー再開を
強行したところからうかがえます。

で、この話題は昨日で終わりのつもりだったのですが

セ・リーグの杵渕和秀統括が阪神からコリジョンルールに関する意見書を受け取った際
「当該審判は、走路をふさがなくても捕球できたと判断した」と説明した。

という記事を見て、今日もこの話題にしました。
「阪神の原口捕手がブロックし走路を妨害したため」
と審判員が説明してから一夜明け、
「走路をふさがなくても捕球できたと判断した」
とセ・リーグの杵渕和秀統括は説明を修正するという
姑息な手段にでますが、許されるのでしょうか?
国政と違い、法をつくるところと、実施するところと
判断するところが一体だから仕方ないのでしょうか?

そもそも「走路をふさがなくても捕球できたと判断した」
という杵渕和秀の発言自体が間違えているというか
実は野球を知らないのでしょうか?
念のため別角度からの画像も貼っておきます。

































































よくわからないプロ野球でもチクッと呟きましたが
審判がルールを守らずジャッジすることを
日本野球機構(NPB)が黙認していると、
審判が勝敗をコントロールすることも可能になり、
審判を通じて野球賭博が蔓延する可能性は大きくなります。
野球賭博撲滅とかいっている団体が、このような姿勢を
とることは本末転倒です。

ひとつだけ腐敗した日本野球機構をフォローしておきます。
今回の判定について両軍のコメントです。
阪神矢野作戦兼バッテリーコーチ
「・・・ (ベースの)前に立って、手だけでタッチできるかというと、
無理だと思う。球を捕るために左足が動いている。それが
ベースをまたいで、走路を妨害したというのはどうなのか?・・・」
巨人小林捕手(当該走者)「僕も審判に『またいだらダメだ』と
言われた。追いタッチになってもいいから(ベースより)前に
出るようにしている」
審判だけでなく、両チームの監督、選手全員理解していないのです。

 「ミナミの帝王」萬田銀二郎の名言に
「法律は弱いもんに味方するんやないで、知っとるもんに味方するんや」
というのがあります。
この一件、誤審であり、それを擁護する日本野球機構(NPB)が
賭博の温床であることはわかりましたが、
ルールを知らなかった阪神ベンチの負けだと私は思います。

2016年5月12日木曜日

決めたルールを実践できない日本野球機構(NPB)の体質

昨夜、甲子園球場でおこなわれた阪神対巨人戦、
3回表の巨人の攻撃でとんでもないジャッジが
ありました。

2死1塁2塁でセンター前ヒットにより2塁走者が
本塁へスライディングしましたが嶋田哲也球審は
アウトを宣告します。
笑顔が素敵な嶋田哲也












ここで巨人からセーフではないかと抗議があり
ビデオ判定の結果
「ビデオを検証の結果、コリジョン(ルール)を
適用してセーフとします」
と言い放ちます。

杉永政信













コリジョンルールとは本塁でのクロスプレーの
危険を取り除くため、今年から導入されたルールです。

捕手がボールを持たずに得点しようとしている走者の走路をブロックすることはできない。
もし捕手がボールを持たずに走者の走路をブロックしたと審判員が判断した場合、
審判員はその走者にセーフを宣告する。

とあり、これを適用してセーフとなりました。

捕手が送球を実際に守備しようとして 走者の走路をふさぐ結果になった場合 (たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)





















上は当日のテレビ放送のキャプチャー画面です。
センターからの返球がピッチャー横を通過時、
原口捕手はホームベースより前にいます。
しかし、送球が3塁側に反れたため、体で止めに
いっている様子がわかります。

先ほどのコリジョンルールのつづきです。

前記にかかわらず、捕手が送球を実際に守備しようとして
走者の走路をふさぐ結果になった場合
(たとえば、送球の方向、軌道、バウンドに反応して動いたような場合)には、
本項に違反したとはみなされない。
また、走者がスライディングすることで捕手との接触を避けられたならば、
ボールを持たない捕手が本項に違反したとはみなされない。

つまり、今回原口捕手は送球を追った結果
走路をふさぐ結果になったため、仮に送球を
捕球できなかったとしてもコリジョンルール
うえで違反ではありません。
単純に杉永政信、嶋田哲也はじめ、この試合に関わった
審判員が決めたルールを実践できなかっただけです。

先日の「よくわからないプロ野球」でも述べたとおり
問題の根底には日本野球機構(NPB)の体質に
あります。

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よくわからないプロ野球」の補足

5月7日阪神対ヤクルト戦で、杉本大成審判員が
「本塁でのフォースプレイではビデオ判定できない」
と発言したことに対し、一審判員の判断で、そのような
ことを言っていいのか?と警鐘を鳴らしましたが
今回ルールを見て理解できました。
先ほどのコリジョンルールの次の文面です。

本塁でのフォースプレイには、本項を適用しない。

つまり5月7日の杉本大成審判員はあの時
適当に言ったのではなく、単純にコリジョンルール
ビデオ判定を勘違いしていたのです。

しかし5月7日にしても11日にしても、誤審から
試合の流れは大きく変わり、勝敗に直結しました。
こんなに頻繁に誤審をする日本野球機構(NPB)の
体質は早く改善すべきです。
クールな男前 杉本大成