2015年12月1日火曜日

なんだかなぁ・・・2015年新語、流行語大賞

今年の流行語大賞ほど決まらないものは
なかったですね。

【大賞】
爆買い
トリプルスリー

【トップテン】
安倍政治を許さない
安心してください、穿いてますよ
一億総活躍社会
エンブレム
五郎丸(ポーズ)
SEALDs
ドローン
まいにち、修造!

「爆買い」はニュースでは最近よく使われますが
その行為自体は5年以上前から、言葉も去年から
定着しているもので、流行語ではありますが
2015年ではありません。
「トリプルスリー」は1983年当時阪急ブレーブス
2番打者の蓑田選手が達成して脚光を浴びた言葉
であり、流行語というより野球用語です。

トップテンも
安心してください、穿いてますよ
一億総活躍社会
エンブレム
SEALDs
は許されるかもしれませんが、あとは今年の流行語
としては不適格です。去年のこの賞で「政治思想の
おしつけ」などと叩かれたにもかかわらず
「安倍政治を許さない」とかノミネートするのは
この賞自体を終了させたいのでしょうか?
「五郎丸(ポーズ)」はそもそも言語なのでしょうか?

確かにボキャブラリーの乏しさなどの問題も
あるのかもしれませんが、その場合はトップテンを
トップ5にするなどして、ちゃんとしてほしいところです。

2015年11月30日月曜日

高齢者にやさしい路線バス











この画像はネットから拾った路線バスの座席図です。
わが大阪市の市営交通もだいたいこんな感じだったと
思います。
高齢化や障がい者に対応すべく、低床バリアフリー
が常識となってきました。

しかしこのバスには問題があります。
高齢者の利用を意識しながらも、車椅子の方が乗車
すると、座席は6席しかないのです。
運転席の後ろ2席はタイヤハウスがあるため
高齢者に適しません。
後部はタイヤもそうですが、エンジン部などから
高齢者が利用しづらい仕様になっています。

エンジンを小さくすればよいようにも思いますが
それよりもひじ掛けを工夫すればいいのでは
ないでしょうか?
ひじ掛けはひじを置くことが目的ではなく、
カーブやブレーキをかけた時に座席をはみ出て
けがをすることを防止するものです。
今のひじ掛けですと、席に着くときと立つときに
負担が大きく、場合によると、ひじ掛けに体をぶつけ
ケガをする恐れもあります。















具体的には赤く描いたような小さなものにするのです。


これからますます高齢化はすすんでいきます。
特に路線バスは鉄道とくらべて居住地から歩く距離が
短くなるため、高齢者のウェイトが大きいので
高齢者の利用しやすいバスについて、全国に先駆けて
大阪が提唱してほしいと思います。

安治川沿いの夕景

昨日ちょっとしたできごとにより、毎日
呟いていたブログが途絶えてしまいました。
そのできごとは、あまりいい話ではなく
まだ継続中なので結果がでたら呟きます。

というわけで今日は2回に分けてアップします。
まずは先日、安治川沿いに歩いて夕景を
撮影した夕景をご紹介します。















今回歩いたルートは、
港湾冷蔵大阪港工場北側から西へ入り
川沿いに下流へ進んでいきました。
日曜日に撮影したもので、平日は
港湾関係のお仕事の邪魔になるので
遠慮したほうがよいと思われます。



港湾冷蔵大阪港工場
















荷揚げのクレーン
















荷揚げのクレーン















荷揚げのクレーンの下をくぐって進みます。


遠くにUSJ















その先には遠くにUSJが見えます。


安治川内港















はやる気持ちを抑えて、安治川内港を撮影


USJ

USJ天保山大橋に沈む夕陽















対岸のUSJを撮影しさらに下流へ行くと
USJの先、天保山大橋に夕陽が落ちていました。

















ここにいる人たちの大半は、
釣りを楽しんでいるようです。

2015年11月28日土曜日

フォルクスワーゲンから皆さまへ

フォルクスワーゲンから皆様へ。

今回の一連の問題に関しまして、皆様にはご心配をおかけしております。
今回のディーゼルエンジンは、日本市場に正規輸入されておりません。
また、フォルクスワーゲン内部調査によるCO2排出量の問題の対象となったガソリンエンジンは、
改めて調査した結果、日本仕様の車両に今回の問題は該当しないことが確認されましたのでご安心してお乗り頂けます。



いきなりですが、ドイツの自動車メーカー
フォルクスワーゲンの広告からの抜粋です。

注目するのは1行目の文章です。
日本のメーカーですと「ご心配をおかけします」
が「ご迷惑をおかけします」となります。
確かにフォルクスワーゲンの不正問題は
ディーゼルエンジンの車種であり、そもそも
日本は東京都や大阪府の条例に始まり、
排ガス規制が厳しく、乗用車ではディーゼル車が
ほとんど皆無です。

もちろん、今回の不正は日本には関係しません。
しかし、不正をした企業という悪いブランドイメージ
をオーナードライバーに与える心境を考慮し
日本であれば「ご迷惑」となるわけです。

しかしドイツは簡単に謝罪をしません。
なぜ、ドイツが過去にユダヤ人の大虐殺をしても
許されて、ドイツのような大虐殺をしていない日本が
未だに中国や韓国から責められているかは
このへんにあるのかもしれません。

2015年11月27日金曜日

第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門発表

本日、第19回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の
受賞発表がありました。

大賞    Rhizome
優秀賞 花とアリス殺人事件 
       Isand (The Master) 
       My Home 
       Yul and the Snake

邦画「花とアリス殺人事件」を除けば、すべてが海外の
短編アニメーションが受賞したことになります。
懸念するのは日本のアニメーションです。

「花とアリス殺人事件」の岩井俊二氏は桑田佳祐の
「いつか何処かで」など音楽ビデオクリップから始まり
映画「スワロウテイル」などの監督としてしられ、基本的に
アニメ業界の人ではありません。
私が期待した「バケモノの子」も審査委員会推薦作品に
とどまりました。
テレビアニメでは「SHIROBAKO」が審査委員会推薦作品
に選ばれたのみで、レベルダウンは否めません。

昨年は大賞は逃しましたが優秀賞に
「映画クレヨンしんちゃん「ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん」」
「ジョバンニの島」、新人賞に「たまこラブストーリー」から
と山田尚子氏と劇場3作品が選ばれました。
審査委員会推薦作品に映画「STAND BY ME ドラえもん」の他
「キルラキル」「残響のテロル」「ピンポン」「蟲師-続章-」と
テレビアニメが名を連ねました。

2年連続でテレビアニメが大賞、優秀賞から遠ざかっては
いますが、1997年創設のこの賞で、テレビアニメでは
コンスタントに受賞しています。
大賞は2010年「四畳半神話大系」、
2011年「魔法少女まどか☆マドカ」
の2作品のみが受賞しました。

来年は大賞は無理でも優秀賞の受賞できる作品が生まれる
ことを期待します。

文化庁メディア芸術祭
http://archive.j-mediaarts.jp/

2015年11月26日木曜日

NHK紅白歌合戦、狙い外す

本日、NHK紅白歌合戦の出場歌手が発表されます。

今年は近藤真彦が復帰、X JAPANやレベッカも
出場し、アラヒィフ(50歳前後)世代をターゲットに
意識した編成と言われています。
しかし、この世代が本当に見たかったアーチストは
アリス、オフコース、矢沢永吉、浜田省吾
など80年代テレビ出演しなかったアーチストや、
松任谷由実、中島みゆき、サザンオールスターズ、
B'zやMr.childrenなど現在も活躍しつづけながら
テレビ露出の少ないアーチストです。
NHKほどの力があれば、これらすべてを出演させる
ことは無理でも、過去の実績から半数は可能だった
はずです。
このあたりはNHKの力不足というか、紅白歌合戦を
改革する意識の低さだと思います。

NHK Eテレでの放送が決まったアニメ「ラブライブ」
からアニメに登場する架空のアイドルグループ
「μ's(ミューズ)」が登場します。アニメファンを
取り込むつもりなのかもしれませんが、それは
大きな勘違いです。
「ラブライブ」のファンは「ラブライバー」と呼ばれ
アニメヲタクの中でも線引きされている空気が
あります。「μ's(ミューズ)」が出場することによって
敢えて紅白歌合戦を見ないアニメオタクは多い
はずです。
また、2010年に藤圭子、松田聖子以来の
女性アーチストオリコンシングル売上1位、2位
独占をして一世を風靡したアニメ「けいおん!!」の
キャラクター「放課後ティータイム」が紅白出場を
していないのに、声優が実演できるからといって
大ヒット曲のないμ'sが出場というのは、私個人も
納得できません。

参考)2000年から今年9月までのアニメ主題歌
シングル売上ベスト20


いずれにしろ、今年も紅白歌合戦には興味が
ありません。

2015年11月25日水曜日

自称イスラム国に参加する若者の悲劇

トルコがシリアとの国境付近でロシア軍用機を
撃破して、ロシアが対自称イスラム国包囲陣
の連携を乱すのか懸念されています。
今日はこの問題ではなく、自称イスラム国
についてのおさらいです。

かつてイスラム国と呼ばれていましたが、
テロ集団に「国」と呼ぶのはふさわしくないと
いうことで、「IS」「ISIS」と最近メディアで
呼ばれていますが、これらも和訳すると
「国家」となってしまいます。このことから
独立総合研究所の青山繁晴代表が某テレビ
番組で「自称イスラム国」と称していたことから
私もこれにならっています。
自称イスラム国の目的はそう自称するように
イスラム教の国家樹立を目的としたテロ組織
です。

しかし、残念ながらテロ組織はテロ組織である
からこそ戦っていけるのです。
現状、周辺国や大国すべてが自称イスラムに
敵対しています。これが100年前であれば
シリア全土を爆撃し、すべて焼き尽くして
あっさりと戦争は終わります。
しかし今それをすると世論が許しません。
つまりシリア国内に潜むテロリストだけを
潰す必要がありますが、これがやっかいで
戦いは長期化しているのです。

もし、自称イスラム国が国家イスラム国と
なればどうでしょう?
各国は宣戦布告して、すべて破壊することが
可能となります。日本が原子爆弾を被弾した
ように、シリアに対して、アメリカ、中国、ロシア
などの軍事力の大きな国家は競って新兵器を
実験を兼ねて投入し、軍事見本市会場と
なります。どさくさに北朝鮮の参戦もありえます。
実際は市民を巻き込むので国家として認められる
ことはありませんが、認められたとしても
自称イスラム国に未来はありません。

そこで、可哀想なのは諸国から自称イスラム国へ
入国する若者たちです。ちょっと考えれば自殺
行為であることに気づくはずなのですが、
洗脳が恐ろしいのか、各国の社会の闇が
恐ろしいのか、私にはわかりません。
ただ言えることは、絶望に希望を見る若者が
世界中にたくさんいるという事実から、
自称イスラム国が殲滅されても、第二、第三の
自称イスラム国は生まれるということです。