2015年5月9日土曜日

箱根山火山活動

箱根山火山活動が活発になり
大涌谷周辺の観光ができなく
なっております。

これらに対して地元の観光に
関わる旅館、ホテル、お土産屋
などの観光施設からは
規制は一部のもので、
その区域以外の箱根は観光
できるので、観光に来てほしい
と訴えています。

しかし火山活動は地表から
観察したデータをもとに推定した
ものであり、実際どうなのかは
わかりません。
規制は噴煙地周辺300mと
いわれていますが、大自然に
とっては300mも30㎞も大差は
ありません。

確かに春の観光シーズンに
お客様が訪れないことは
商売にとって大損害ですが
根拠のない判断で観光客を
呼び寄せて大参事が起こって
しまうと今後の観光に打撃を
与えることは必至です。

過去に大きな津波被害の
経験がありながら
東日本大震災であれほど
被害が大きくなった要因は
地元住民の意識の甘さが
あったと思います。
今一番大切なことは
目先の利益に囚われず
常に最悪を考えることです。

2015年5月8日金曜日

大阪港の風景④ 実は市街地より津波に強い

実はうちのそばに港があります。
にもかかわらず南海トラフ地震の
津波は家の中の避難でも逃れられる
予想の高さになっています。
それは戦後の台風被害により
堤防、防潮堤が充実していることと
港区の大部分が盛土をして
市街地よりも高くなっているから
によります。



















みなと通りの夕凪交差点では
高低差は目立ちませんが
裏道にはいると顕著に現れます。

港高校と道路の高低差
















ちょっとわかりにくいかもしれませんが
弁天町駅のそばにあるこの学校は
大正時代にでき、その後盛土されたため
盛土した道路より低くなっています。































港区の北側を流れる安治川と
南側を流れる尻無川にはそれぞれ
巨大な水門があります。

天保山マーケットプレース、海遊館と歩道の高低差



天保山の防波堤





















天保山へ来られた方はご存知と思いますが
内陸の歩道と岸壁の間には階段などの
壁によって遮られています。

2015年5月7日木曜日

大阪都構想住民投票の問題点

5月17日の大阪都構想の
賛否についての住民投票まで
あと10日となりました。

2ちゃんねるなど身近なネットでも
賛成派と反対派が戦っています。
主な争点とし賛成派は
「二重行政の無駄をなくす。
反対派は根拠のないことを言って
不安を煽っている。」
反対派は「都構想は大阪市の
サービス低下を招き、維新は市民を
騙している。」と言った感じです。

そして私のスタンスは
「二重行政をなくす維新の考え方、
都構想も賛成ですが住民投票では反対」
という今までの主張に揺るぎはありません。

二重行政が無駄を生んだのは
コスモタワーとゲートタワーに
象徴されるとおり事実であり
今後景気回復が大阪の中小企業まで
潤った場合、税収が増え
今のままではまた無駄遣いと
なることが確実です。
維新の言う通り、大阪府と大阪市が
ひとつになるしか道はないと思います。

問題はその先です。
大阪市を特別行政区五つに分割する
ということは確かに大阪市の縮小です。
ひとつが五つに増えることで
コストはかかりますし、大阪市という
巨大な政令指定都市でなくなると
歳出も削減されるのではと懸念し
ここを反対派は攻撃しているのです。

反対派である自民、公明、共産などは
大阪市議会のこれまでの議席配分が
大阪市解体により利害が発生する等
既得権益についての問題が
反対の裏側にあることは明らかです。
いろいろな反対理由を並べても
これを考えると説得力がありません。

ここは維新の説明を信用したとして、
どうして住民投票は大阪府内各市でなく
大阪市だけなのでしょうか?
大阪市以外は賛成を前提とし
大阪市に反対の要素があるから
ということなのでしょうか?

私が懸念するのは橋下市長の暴走です。
何度も述べるとおり今回の区割りで
「北区」は大阪駅、新大阪駅を含めて
あからさまに特別区最強となります。
この中には橋下市長出身の東淀川区も
含まれます。
歴史的、地理的にみれば淀川以北を
淀川区でまとめるのが自然なのに
このような区割りになったのは
維新にも何らかの企みがあることは
明らかです。

これまで多くの票を得て
知事、市長に就いた橋下市長の発言に
「私が民意を得てるわけですから
民主主義の原則にのっとって・・・」
と強引な手段でこれまでも問題に
なったように、賛成多数を得ると
「我が国は法治国家ですから
粛々とすすめていきます。」と
投票後に大阪市民に不利益を
背負わせることもあり得ることは
橋下市長の人柄に詳しい人ほど
理解できると思います。
逆にいうと、だからこそ政治を
スピーディーに動かしていることも
事実です。

で、住民投票の問題点は
大阪市以外の地域でも各市ごとに
投票を実施すべきであると
いう点です。
加えて、橋下市長の暴言、暴走に
ストップをかけられる人材が
松井知事も含め、いなかったことです。
仮に反対多数となった場合
橋下氏が市長を辞任する可能性
があります。そんな無責任を
止められない維新は
橋下氏が暴走した場合も
止めることができません。

最後に今回の住民投票は
恐らく投票率6割を越えます。
今まで政治に無関心だった人も
関心をもってきたということです。

2015年5月6日水曜日

大阪港の風景③ 貨物線廃線跡(後編)

姿を消した大阪臨港線の跡を
浪速駅から先へ追いかけます。

しかし私の追い方が悪いからか
あまりそれらしきは見つかりません。


















大阪港駅へ向かうルートで私の記憶では
左側の橋のたもとの右側突起部分から
鉄橋がかかっていました。貨車が通る時だけ
通行可能なシステムだったと思います。


















今では港を臨む公園になっています。
左が港大橋、右側の高層ビルは
南港コスモタワーです。
















この公園と北側のレンガ倉庫海側付近に
大阪港駅がありました。
(当時は地下鉄大阪港駅はありませんでした)

















その先は現在の海遊館あたりまで続きます。

大阪臨港線の終点があったエリア
















このルートとは別に大阪東港へ続く
ルートがあります。
線路はないのですが、このような
細長いマンションが線路跡に
つくられたことを物語ります。

































跡形もなくと思っていたら、まだ大阪臨港線の
線路柵が一部残っていました。


















































阪神高速の橋脚と地下鉄の橋脚の間を

大阪臨港線跡 港晴5丁目
















踏切でくぐり右カーブした先が大阪東港でした。


















(このあたりが大阪東港駅?)

ここから先の倉庫の風景は
また改めてご紹介します。

2015年5月5日火曜日

機動新世紀ガンダムX

こどもの日ということで、ドラえもんとか
ポケモンの話でもしたいところですが
今日はガンダムについてです。
それも「機動戦士ガンダム」ではなく
「機動新世紀ガンダムX」でいきましょう。

ガンダムは人が地球から溢れて
衛星軌道にスペースコロニーをつくり
希望を抱いて地球から移住した人が
地球に帰りたくなり、争う世界が舞台です。
戦闘機ではなくロボットが主戦力なのは
「ミノフスキー粒子」がレーダーを
無効化させるからです。
そして宇宙で命がけの戦いをする
人の中から、何らかのトリガーにより
宇宙に対応した人間という概念の
「ニュータイプ」が発生します。

「ガンダムX」は「機動戦士ガンダム」と
別世界ですが、同じ世界観で
スペースコロニーと地球上の戦後の
復興するところから始まります。
主人公のガロードが戦艦フリーデンの
少女ティファと出会い、ティファの
不思議な力からガンダムXを発見し
搭乗することになります。
戦後の荒野と化した地球をフリーデンは
ニュータイプを保護するため奔走しますが、
その裏で実は新しい軍が組織され
ふたたび戦争を巻き起こそうとしていました。

ガロードとティファのふたりから
戦艦フリーデンの活動へ
戦艦フリーデンから地球規模へ
そして地球から宇宙に出て
最後のステージは月面基地DOMEへと
まるでズームアップからどんどん
ワイドにするストーリー展開は
「魔法少女まどか☆マギカ」に次ぐ作品、
1年もののアニメ(全39話)としては
最高の作品だと思います。

もうゴールデンウィークも終盤ですが
まだご覧になってない方は
ぜひお勧めの一品です。

2015年5月4日月曜日

大阪港の風景② 貨物線廃線跡(前編)

大阪環状線の大正駅から弁天町へ向かう
途中に分岐点がありそこから大阪臨港線と
呼ばれる貨物専用路線が昔ありました。

大阪臨港線













福崎にある「浪速駅」から分岐して
大阪東港駅、大阪港駅へすべて非電化
単線で貨物専用として運行していましたが
1984年に浪速駅から先が廃止され
2006年には浪速駅も廃止となります。

大阪臨港線廃線跡撮影図






















今まだ残るその面影を2回に分けてご紹介いたします。
今回は大阪環状線分岐から浪速駅にかけてです。

大阪臨港線跡 南市岡
















南市岡の高架跡には「無線切替」の看板が残り
市岡の踏切跡にはレールが残っていました。

大阪臨港線跡 市岡








立体交差跡
















この写真は道路が半地下になっていて
高さ1.5メートルほどの低いガード
でしたが、道は平らになりガードは
消えています。

立体交差跡道路
















下の写真も線路はなくなっていますが、
昔レールがあったことが伺えます。

福崎から大阪環状線方面を臨む
















福栄橋という橋の横の鉄橋は
未だに残っていました。

福栄橋から鉄橋を臨む
















残存する大阪臨港線
















浪速駅はなくなりそのあとできた
市バスの車庫すらもうないのですが
なぜか看板は健在です。

浪速駅の案内看板

















2015年5月3日日曜日

憲法改正について

長い間触れられなかった
パンドラの箱ともいえる
憲法改正についてのお話です。

憲法記念日を前にNHKが
おこなった世論調査で
興味のある回答がありました。
憲法9条改正に賛成する理由に
「自衛隊を含めた軍事力を放棄する
ことを明確にすべきだから」という回答が
4.3%あったということです。

国会では自民党を中心として
憲法改正を推進する中
共産党などは平和憲法を守れと
改正阻止を叫んでいます。
この回答は改正することで
平和憲法に変えようという
政治よりも積極的な意見です。

9条云々は別にして
アメリカ人が作った憲法だからか
時代が変わったからか
今の日本国憲法は文章自体も
何なのかよくわからない点もあり
改正は絶対必要だと思います。
しかし、日本にデリケートな
一部の国家は、施行後一度も
改正していない憲法が改正されると
間違いなく雑音を放つことは
確実です。

まずは9条は触らないことを約束し
96条を改正します。
ハードルを低くしたうえで
文章を校正するつもりで
一部分でも変えてみては
いかがでしょうか?
それによって海外ではなく
日本国民ひとりひとりが
関心を高めることが重要です。