2015年3月18日水曜日

スマホの進化の先

アップルウォッチ発売のニュースが流れ
携帯端末はスマホから次のステージへ
移ろうとしています。

私の予想で携帯端末は最終的に
耳かけ式のモニターマイクと
操作するため指に装着するセンサーの
2点セットになると思います。

たとえば右耳に固定すると
右目にモニターが現れ
親指と人差し指につけたセンサーが
指の動きによってスマホと同じように
画面を操作します。

つまり歩きながらでも通話や
パソコン操作ができる端末です。
しかし問題があります。

使用する人間が耐えうるかどうかです。
20年前全米ビルボードチャートで
坂本九以来の1位を獲得したアニメ
「甲殻機動隊」ではこれを克服するために
首の裏にインターフェイスを施し
機器と直接情報交換できるような
設定になっております。
つまり人間が機械化しているのです。

スマホが普及したことにより
ゲーム産業などの新たな分野が
活気づく反面
人間関係の問題や新たな犯罪も
生み出してきました。

メーカーは新しく便利なものを
他社より早く開発することに躍起に
なっています。
しかしそれを使うのは人間です。
高性能になりすぎたゲーム機器が
ユーザーから見放されたように
メーカーがよかれとしたことも
ユーザーから見放される可能性を
考えなければいけません。

2015年3月17日火曜日

関西電力の廃炉対策

本日関西電力が原子力発電所の
廃炉と再稼働への申請をおこなった。

新しい古いの問題ではなく
出力が大きく利益をあげるかどうかが
判断の基準となったようです。

それも選択肢のひとつとしては
間違えではないでしょうが
やはり安全を第一に考えねば
なりません。

私は現在3か所ある
関西電力の原子力発電所を
大飯原子力所1か所に
絞るべきだと思います。

これまでの発言通り
私は決して原発反対論者ではありません。
しかし、原発は石油のない日本が
新しいエネルギーを手にするまでの
繋ぎにすぎないと思っています。
現在現有する核燃料は
使おうが使うまいが廃棄せねばなりません。
残る核燃料を使い切るまで
原発を稼働させて、その間に
次世代エネルギーを模索すべきです。

効率的に運転、廃炉させるには
場所を固めるべきだと思います。
また廃炉のあと撤退では
地元がたまりません。
美浜、高浜の跡地には
地元と相談の上、地熱、メタハイなどの
代替発電所をたちあげるべきです。

とにかく金に目がくらむあまり
とんでもないことになって
ユーザーに尻を拭かせないことを祈ります。

2015年3月16日月曜日

北大阪急行

久々に地下鉄御堂筋線を利用した際
北大阪急行の新型車両に乗りました。
東京の地下鉄、私鉄などで
片側のドアの上にディスプレイ
反対側のドアの上にLED付路線図を
搭載したものがありますが
この車両は路線図も横長ディスプレイ
になっていて、車両間の通路は
ボタン式の自動扉になっていて
ひさしぶりに見たことのない電車を
大阪で見ることができました。

北大阪急行は昭和45年
丘陵を切り開いてできた住宅街
「千里ニュータウン」と大阪市内の
アクセスとして、地下鉄御堂筋線の
延長上である江坂・万博会場間を
開通させました。
大阪国際万国博覧会閉会後は
江坂・千里中央間での運行となり
現在に至ります。

最近、千里中央からさらに延伸して
箕面市への乗り入れが
計画されています。

しかし人口減少、高齢化と
変わりゆく中で
本当にそれでよいのでしょうか?
大学やショッピングセンターが
都心回帰するように
古い工場の撤退や埋め立て地
さらには老朽する住宅地の整理で
減少していた大阪市内に
郊外から人が流れてくる可能性も
あります。

北大阪急行の親会社である
阪急阪神HDはこれまで
新しい鉄道経営のスタイルを
開拓して成功を収めてきました。
それだけに今後の動きに
注目が集まります。

2015年3月15日日曜日

企業の誤りによる負担は誰が支払うべきか

電力会社が原子力発電所を
廃炉しやすいように会計制度を
変更することが報じられています。

しかしいずれにしろ
電気料金に上乗せして
利用者の負担になります。

この場合原子力発電への
依存度の高い関西電力が
いちばん負担が高くなり
各電力会社間で格差が生まれます。

もちろんこのシステムは
電力自由化が実行されても
継続されます。

しかし利用者は電力会社を
選べません。
国家をあげて福島第一原発を
廃炉しようとしているように
利用者への負担は避けてほしいと
思います。

また、東洋ゴムの免振システムが
国の基準に満たず、
愛媛県、高知県の公的機関の
建築物もその対象となっています。

この場合は企業に責任を負わせ
県民や国民の負担にならないよう
監査を強めてほしいと思います。

税金が湧いてでてくると思う
考えは改めていただきたいものです。

2015年3月14日土曜日

JRダイヤ改正

JRダイヤ改正により
最後のブルートレイン北斗星が
引退しました。
寂しいことではありますが
夜行列車自体はサンライズに
夜行電車として継承されています。
トワイライトエクスプレスとは違い
世代交代と仕方ないことかもしれません。

本日北陸新幹線が開業しました。
始発は大盛況でしたが
グランクラス以外の予約状況は
やはり低調のようです。
3年後ぐらいにはJR西日本の
お荷物路線となり、またしても
関西圏の交通網は首都圏との
格差をもたらします。

その首都圏では北陸新幹線よりも
東京上野ライン開通で沸いています。
実際のところ上野、東京駅の混雑は
緩和されますが
たとえば上野から宇都宮まで利用する人は
いままで始発駅で並んでいたら
座って行くことができましたが
これからは混んだ電車に乗るため
複雑な思いかもしれません。

また、東京の北の玄関口上野駅は
存在感が薄れていきます。
東京は利用客が他の都市とは
比較できない数のため
大阪など他の都市は
これに刺激されないことを祈ります。

2015年3月13日金曜日

トワイライトエクスプレス

本日12時50分大阪駅到着を最後に
豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」は
姿を消します。
なんども言いますが
需要があり成長の見込めるものを
自らの手で葬るJR西日本は誠愚かな企業です。

なぜ姿を消すのでしょうか?
車両の老朽化と言いますが、
引退後も貸切列車として運用され
後継の豪華車両の製造も決定しています。

北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧が
変更されることと言っていますが
その反面、JR西日本は
在来線を北陸新幹線に乗り入れさせるために
電圧はもちろん線路幅の変化にも対応する
「フリーゲージ車輛」を実用直前まで
こぎつけています。

整備新幹線の並行在来線が
第三セクターへ移管され、
新たに使用料が必用となるなんて
豪華列車なのに言い訳にも
なりません。

JR東日本が寝台特急富士を
1日だけ走らせた際
JR東海がNOをだしたので
東京・鹿児島間の走行を断念しましたが
今回はJR東海エリアは走行しません。

いかなる角度から見ても
JR西日本にやる気さえあれば
トワイライトエクスプレスが
引退する必要はなかったのです。

最後にひとつだけ補足させていただきます。
このコメントで「JR西日本」を指すのは
あくまで幹部、役員に対してです。
トワイライトエクスプレスの魅力の要素には
乗務するJR西日本のスタッフのサービスも
含まれます。

日本の美しさ、すばらしさがまたひとつ
失われたようで、寂しい気持ちです。

2015年3月12日木曜日

福島第一原発の事故原因

「原発は危険だ!」ととにかく
声に大にしている人が多くいます。
放射能という人の手に負えないものを
原動力にしているので
危険なのはあたりまえです。

震災直後は事故原因について
マスコミもいろいろ論じていましたが
その後は特に何も報じていません。

そんな中、昨日テレビで
青山繁晴氏が原因について
「地震」でも「津波」でもなく
「人災」であると述べていました。
そこで今日は改めて原発事故に
ついてコメントさせていただきます。

青山氏によると緊急時の発電機を
アメリカ製にして、アメリカ式の工事で
おこなったため、地下に据え付け
浸水したことが原因とあげています。

発電機が地下にあることは
私は知りませんでした。
しかし
原発事故の原因は地震、津波でなく
非常電源がとれなかったからという意見は
私が常に主張している点とまったく同じです。
しかも
女川原発と比較するところも
まったくおなじです。

原発再稼働の条件として
対地震、対津波というところを重視していますが
本当に重要なポイントは
地震で電源を失ったとき
どうやって電源を確保するかの
一点につきます。

青山氏によると害をおこさない放射能を
廃棄することができないため
新たな地震に対しての準備が
福島第一原発でできていない点を
指摘しております。

私も青山氏同様に原発が未来の
エネルギーとは思いません。
マスコミが報じる報じないの
基準はよくわかりませんが
原発がどうやって発電しているか
震災事故でなぜメルトダウンしたか
基本的なところは押えておきたいものです。