2016年8月20日土曜日

大阪維新の会の良い点悪い点



















大阪維新の会の報告書が家のポストにはいってました。
最近は自民党や日本共産党もそうですが、こういった
報告をしてくれるのは、すごくよいことで、中でも
大阪維新の会の市議会報告はすごく細かく港区、大阪の
問題点と改善した点を報告してくれるので、
税金の払い甲斐もあるというものです。

ただ、この報告からもわかるとおり、いまだに昨年の
住民投票を「大阪都構想」の住民投票と言っているのは
「大阪都構想」を牽引する大阪維新らしからぬところです。
あれは大阪市民に対して「大阪市特別区住民投票」
(大阪市を5つの特別区に分割する法案の是非を問う投票)
であって、大阪都構想の是非を問うものではないという
点を理解していないのは残念です。
住民投票後、特別区の在り方について再考する主旨の
発言が大阪維新の会からあり、期待をしている私に
水を差す記事でした。

その住民投票をする際に
「5つの特別区の分割案は投票後変更することはしない」
と曖昧にせず割り切ったところは、自民党などと違い
大阪維新の会は方針を明確にしていて、嘘をつかない
日本でただひとつの政党と言え、立派だと思います。
仮に自民党なら「投票後、分割案は話し合って相談に応じる」
などと言って、可決したら「予定通りでいきます」と
掌を返しかねません。ある意味バカ正直とまで言える姿勢は
今後国政にも影響を与えるはずです。

2016年8月19日金曜日

勝負に弱い日本人の例外

国際社会に目を向けると韓国はアメリカでのロビー活動を
活発に行い、中国は発展途上国を経済で侵食するなどして
日本に対して第2次大戦の時に事実でないことを事実のように
アピールしたり、日本の領土をあたかも自国の領土のように
主張し、国際社会も否定しないような空気になっています。

スポーツ界も同様でオリンピック委員会にドーピングで
出場できない選手が選ばれる一方、室伏広治氏は落選
しました。このようなところで力がないために、日本に不利な
ルール改正が行われ、柔道やスキーのジャンプ競技で
日本は金メダルから遠のくことになっています。

今回のオリンピックの日本の獲得メダルも、いつもの大会同様
金銀は少なく銅メダルは多い傾向にあります。
期待されていた世界大会優勝やそれに準じた成績の選手も
力を出し切れず、初戦負けする姿もいつもの光景です。

インタビューで頭に来るのは、金メダルがとれなかったのに
ヘラヘラと笑って「悔いはないです」とかいう選手です。
メダルとる気がないならリオデジャネイロに行くなよと思います。
そのお金をもっと必用なところにまわすべきです。
とにかく、ここぞという勝負に弱い日本人・・・
そんな中例外もあります。
女子レスリングの吉田沙保里選手です。

「たくさんの方に応援していただいたのに
銀メダルに終わってしまって申し訳ないです。
日本選手の主将として金メダル取らないといけないと思ったのに…
ごめんなさい…。
自分の気持ちが最後は勝てるだろうと思ったが
取り返しのつかないことになってしまい…。
(母からは)「泣かんでいい。大丈夫だ 
ここまで連れてきてくれてありがとう」って。
日の丸の多さ、声援が伝わってきたが、
自分の力が出し切れずに申し訳ないです…。

他の金メダルがとれなかった選手がこれくらい悔しがるべきで
吉田選手はそこまで自分を責めなくていいと声をかけあげたいです。
今世紀に入ってから女子レスリングはマイナーなスポーツながら
幼少からの教育システムが小規模ながら構築され
トップの練習量は想像を絶するものです。
そんなつらい練習の成果として女子レスリングに金メダル4つという
成果がでます。この練習に金メダリストもリオに来られなかった選手も
耐えられたのは、吉田選手の背中のほかにありません。

自らは悔しい銀メダルに終わり、確かに「勝負に弱い日本人」の一面を
見せましたが、その銀メダルは金メダルにも劣らないものといえます。

2016年8月18日木曜日

プロ野球のグローバル化

大リーグ、マーリンズのイチロー選手が通算3000本安打を
達成した試合で着ていたユニフォームなどがアメリカの
野球殿堂に展示されたことが昨日報じられました。

同じ日本人としてとても誇らしいニュースです。しかし・・・
イチロー選手は渡米後、10年連続200本以上のヒットを
放つ天才的な打者なので、最初からメジャーでやっていれば
ピート・ローズを越えて4500本以上メジャーで打っていた
はずです。
日本のプロ野球でも3000本安打はひとりしかいないのに、
なぜメジャーはイチローが30人目なのでしょうか?
それはメジャーリーグが過酷なスケジュールだからです。

メジャーリーグはレギュラーシーズンだけで4月上旬から
9月下旬にかけて1チーム162試合対戦します。
スケジュールによっては20連戦というのもよくあるうえ
移動には時差があるので、とても厳しいものです。
よって主力先発投手は中4日の登板が常識となり
中6日が主流の日本投手は渡米後故障する傾向に
あります。

私は日本のプロ野球もグローバル化して1チームの
試合数を今の143試合から160試合に引き上げるべきと
思います。

昭和のプロ野球は酒場のような空気があり、仕事帰りの
サラリーマンや日雇いの娯楽場でした。
しかし近年、家族づれや女の子だけで楽しむファンも増え
球場も禁煙にするなど清潔感をもたせて、観客は年々
増えています。
たとえば阪神甲子園球場のアルプススタンドは、巨人戦
のみ営業して、他のカードは閉鎖されている状況でした。

観客席が広くなり、収容人員が昔より1万席ほど減っては
いますが、今や連日チケットが入手しづらくなっています。
メジャーリーグのように連戦は無理としても、3月下旬から
9月下旬のレギュラーシーズンを3月中旬から10月中旬にし
リーグ内130試合、交流戦30試合の合計160試合にする
ことで、チケットがとりやすくなるとファン拡大にもなると
思います。
選手の立場としても試合数が増えることで、夏場以降
普通なら1軍でプレーできない若手にもチャンスが生まれるかも
しれません。
先発投手も勝利数が増え、日本だけで通算200勝は
無理と言われている状況も打破できますし、年間登板が
増えれば、渡米した時に故障を回避できるかもしれません。

私は何でもかんでもグローバル化は反対ですが、プロ野球
については検討してほしいと思います。

2016年8月17日水曜日

日銀マイナス金利政策導入から半年

日銀がマイナス金利政策を導入し、昨日半年が経過しました。
その結果、不動産投資は拡大しましたが、設備投資や
個人消費は活発にならず、効果は限定的なものにとどまります。
黒田総裁は7月29日の記者会見で
「まだまだマイナス金利を深掘りする余地はあり得る」
とマイナス幅拡大の可能性に言及しましたが、
「下げられるものなら下げて見せろ!」
と言ってやりたいところです。

社会と将来の不安から消費は低迷する中
株価も不安、国債もダメということで、結局利子がつかない
預金にお金は集中しているようです。
しかしここにマイナンバー制度が絡み、私のように預金さえ
敬遠し、現金をそのまま保管している人が増えているのは
小型金庫の売上増加からうかがえます。

政府日銀は物価上昇、景気回復を本気で考えているなら
そろそろ考え方を改めなければなりません。
利率をどうこうしてももうどうにもならないので、
金利はマイナスからゼロに戻すべきです。
日銀がどうしても何か手をうちたいなら、国債を回収でも
すればいいのではないのでしょうか。
それよりも政策が問題です。
現在、20代30代の預金が増えていて、その原因は
将来への不安です。
要は将来の不安が薄まれば、経済循環はよくなるのです。
前に言った通り消費税は廃止し、所得税で税収を賄い
税金の大切さを学習するうえでも、税金で収入を得る公務員も
所得税を課税させます。
そのうえで労働意欲さえあれば何らかの職につけるようにし
同じ労働をすれば同じ報酬を得られる仕組みをつくる努力を
政府は真剣に取り組むべきです。
それが景気をよくすることで、日銀がどうこうすることでは
ありません。

2016年8月16日火曜日

甲子園球場での黙祷

8月15日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です。
当日は日本武道館で、政府主催の「全国戦没者追悼式」が
行われます。
国民の皆さま、戦没者に対し、それぞれの職場やご家庭などで
正午から1分間の黙とうをお願いいたします。

戦後71年目となる昨日の全国戦没者追悼式について
厚生労働省のホームページから抜粋したものです。
これにあわせて甲子園球場で行われている高校野球も
試合を中断して黙祷をしてきました。
昨日、試合を見ていた人は気づいたかと思いますが
昨日は正午ではなく12時7分頃に黙祷しました。

第一試合と第二試合の間の時間帯に12時になったため
安全上の措置だそうです。
このようなことは2010年、2014年につづき3回目の事です。
私も高校野球に詳しくはないので、偉そうなことは言えませんが
試合と試合の間でも、事前にアナウンスをしっかりしていれば、
安全上問題はなかったのではないかと思います。
またここ数年で3回目ということも気になります。
これがすべてとは思いませんが、このような傾向が国民に
定着して本当に戦争をしていたことを忘れることにならないか
懸念します。

日本が戦争をしていたころ少年少女だった人々も
今や後期高齢者となり、やがてはいなくなります。
体験した人がいなくなっても、忘れないでいるためにも
毎年8月15日に行う正午の黙祷はわが国の重要な行事であると
私は思います。

2016年8月15日月曜日

SMAP解散のネット世論

SMAPは1988年結成、当時は光GENJIというジャニーズの
アイドルグループが活躍中でしばらく人気は低迷していました。
ドラマで木村拓哉がブレークするのに引っ張られて、グループと
しての音楽セールスも上昇させていき、人気を不動のものにします。
今年1月の解散騒動を経て昨日の解散発表となりました。

今回は本人たちが記者会見を開いて解散発表をしたわけでは
ありませんので、はっきりとは言えませんが、要約すると
稲垣・草薙・香取「SMAP解散!」木村「ちょ、マテオ」中居「もう限界」
という流れのようです。
SMAP解散のネット世論では香取慎吾に同情の声が集まり
解散すると木村拓哉は仕事が減るような声が上がっています。

しかし実際は解散すると木村以外は才能ないから仕事が減ることは
明白です。
なぜ稲垣・草薙・香取は解散したいのか? 不思議です。
普通は人気のあるメンバーが活躍の場を増やすために解散したり
グループを脱退するものなのに、今回は逆に木村が存続を主張し
他のメンバーが解散したいというのは、外野の私からは理解し難い
状況です。

確かに木村の演技する配役は限定されてしまうかもしれませんが
演技はいいし、台詞覚えも抜群でグループ活動から拘束されなくなると
テレビ・映画の出演機会は必ず増えます。
稲垣・草薙・香取はお金があるから優雅な暮らしはできるでしょうが
活躍する木村の姿を見て年々後悔するのが目に浮かびます。
「思い」を胸に秘めて活動することは重要ですが、これまでうまく
いったから、これからもうまく行くとは限りません。 
記者会見をするまえにもう一度考えてほしいものです。

2016年8月14日日曜日

シニア向け製品

シニア向け製品はいろいろと支持されてヒットしています。
顕著なのはサプリメントの類です。
青汁、グルコサミン、セサミンなどテレビをつけっぱなしに
していると必ず聞こえるワードです。
高齢化社会の到来と高齢者は若年者よりもお金をたくさん
持っているので、利益が得やすいからです。

電機製品も同様で、表示やボタンを大きめにした高齢者向け
スマートフォンはアイフォーンなみに利益を生みだしています。
しかしこれに味をしめて、同じような製品をマイナーチェンジ
させて毎年発売するようでは、電機業界の未来は明るく
ありません。

たとえば今の80歳くらいの後期高齢者世代は結婚した頃
テレビも電話もなく洗濯機はあっても脱水機のない
家電に恵まれていない世代です。
60歳くらいの世代になると子供の頃、貧しくなければ
一家に1台モノクロのテレビもあり、結婚する頃には
冷蔵庫、洗濯機の家電だけでなくオーディオ機器も
購入できる金額になっています。
50歳以下になると少年期はカラーテレビ、中高生になると
ビデオも普及、社会人になると人によっては携帯電話や
パソコンを購入していった世代となります。

つまり今の時代、高齢者向け機器は見やすく、わかり易く、
操作し易ければ、中国製でもヒット商品になれます。
しかしこれからの高齢者、今の65歳くらいから下の世代は
電機製品に詳しい人に年々変わってきます。
たとえば携帯電話だと特にプッシュする数字を大きくしなくても
直感的に操作できるようになります。
ハードについては特に高齢者向けと位置づけなくてもよい
かわりに、アプリケーションには複雑なものを取り入れると
受け入れられなくなる可能性があります。

毎年毎年コンセプトを変えていくつもりではないと、高齢者向け
製品を定着することは難しい時代が到来するのです。