2015年12月7日月曜日

通勤電車、進化の到着点とは?














導入されたばかりの山手線の新型車両が相次ぐ
トラブルで運転を打ち切り、今も原因究明のため
運転できない状態が続いています。

INTEROS(インテロス)と言われる最新システム
の動作不良とみられています。
これは乗車人員の違いから車両により生じる
重量の差異からブレーキをコントロールしたり
線路上の危険を察知したりする「新世代システム」
ということです。
JR東日本のホームページには「INTEROSでは、
「信頼性向上」「サービス向上」などを開発コンセプトに」
とうたっていますが、これが裏目に出たことに
なります。

通勤電車は進化しています。
冷房化、ATC設置、行先表示のデジタル化などです。
しかしその進化の到着点は、事故や故障のない安全と
定刻通り運行する正確さだと思います。
ホームドアの設置から停止位置の誤差をなくすため
新しいシステムは必用ですが、過剰なシステムで
安全と正確さが脅かされるのは本末転倒です。

恐らく世界トップの技術を武器に、このシステムを
将来海外に展開する狙いがあるのかもしれませんが
家庭用ゲーム機器が過剰なハードを装備するあまり
ソフトがついてこず、利用者から離れていったように
余計なことはすべきではありません。
システム修復にたいへんな時かもしれませんが
システムを見直すことも考えていただきたく思います。

一方で、以前首都圏の東海道線などを見習って
京阪特急が座席指定車両を導入することを取り上げ
ましたが、長距離通勤列車については、座席指定
車両を連結していくことも必用だと思います。

2015年12月6日日曜日

「Google map」香川編

最近「Google map」に写真を埋め込むことにはまってて
今回は香川県で敢行しました。

最初は高松市の伏石中央公園です。
高松市は高松自動車道の開通に伴い、内陸部に
バイパスなどの広い道路が近年多数整備され、
そんな新しい街のど真ん中に位置する公園です。
ただの公園と思いきや公園を臨む小高い丘が
あったので、そこから撮影しました。

伏石中央公園
















ラジコンヨット競争の真っ最中















向かいの池ではラジコンヨット競争の真っ最中でした。
JR志度駅














次は、さぬき市のJR志度駅です。

到着したら特急うずしおが乗降中だったので
急いでシャッターをきりましたが、微妙なアングル
JR志度駅

JR志度駅















改めてじっくりと、いろいろなアングルで
試みましたが、正面ではないためか
あまりパッとしませんでした。
ちなみに野外ライブ会場「テアトロン」への
送迎シャトルバスはこちらのロータリーから
出発となります。
さぬき市役所















最後は志度駅の近くのさぬき市役所です。
さぬき市役所

さぬき市役所















正面からだとストリートビューと同じなので
横や裏にまわってみましたが、時期的なものなのか
正面がいちばん様になっていました。
五剣山

徳島文理大学香川校















さぬき市役所から志度港を臨み
左手が五剣山、右手が徳島文理大学になります。

2015年12月5日土曜日

こっちが本物でした、流行語大賞

12月1日の呟きで流行語大賞を批判させて
いただきました。今更ですが、ネットニュースで
Google検索による流行語ランキングを拝見して
言えることは「こっちが本物でした、流行語大賞。」
という一言です。

大賞 マイナンバー
2位 ラッスンゴレライ
3位 エンブレム
4位 ドローン
5位 北陸新幹線
6位 あったかいんだから
7位 大阪都構想
8位 火花
9位 おにぎらず
10位 モラハラ

大阪都構想はどうかと思いますが、そのほかは
だいたい的を得ていると思います。
これは審査員が審査するのではなく実際に検索
された頻度からの抽出だそうです。

これと似た事象にレコード大賞があります。
昭和の時代、その年を代表する流行歌を「日本
レコード大賞」として大晦日に発表していました。
ところが次第に曲に与えるのではなく誰に与えるのか
という流れになっていき、現在もつづく賞では
ありますが、次第に大衆の心から離れていきました。
そんな昭和末期に純粋にCD売り上げから与えられる
日本ゴールドディスク大賞が設立され、大衆の興味は
そちらに移っていきます。
やがては賞ではなくオリコンの数字に興味がうつり
現在に至ります。

流行語大賞の審査委員はもともと左翼系などと
偏見があると批判する声がありますが、私は
人間が審査するからしかたないのかなぁとも
同情はします。
しかしこの状態なら早ければ来年には権威を失墜
するものとみられます。

2015年12月4日金曜日

消える年金

公的年金の積立金を運用する「年金積立金管理運用
独立行政法人(GPIF)」が、先月末発表した2015年
7~9月期の運用実績は7兆8899億円の赤字でした。

マイナンバーで大騒ぎになる昨今、このニュースは
意外と大きくなりません。
1988年忌野清志郎が反原発ソングを声高らかに
歌っているのを冷ややかな目でみている状態なのかも
しれません。

少子高齢化によりこれからの年金収入は減少が続き
支出は増え続けるため、年金受給年齢も引き上げ
られています。今後は70歳以上でないと年金が
受け取れなくなると言われています。
消費税が増税されるのも、早い話が高齢化で不足する
年金、保険、介護の財源のためです。
(政府はそういうふうに言いますが、実際消費税は
半分が地方のもので、福祉のためとは言い切れない
ものの、年金、介護などが消費税収入で賄えていない
のも事実です。念のため財務省のホームページから
の画像を貼りつけます)














こんな中、徴収した年金を少しでも多くする目的から
年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が
2001年に発足し、安倍政権になってから運用先
がハイリスクハイリターンへシフトしつつあります。
しかしこれはマネーゲームではありません。
GPIFは世界最大の機関投資家とされていますが
GPIF職員がそのような気で仕事をしているのなら
早急に解散すべきです。

安倍政権を否定するわけではありませんが
GPIFが年金を増やすための機関ではなく、株価を
安定させるための機関とするスタンスなのも納得
できません。

いずれにしろトータルがどうであれ、運用赤字は
許されないのです。われわれ国民はもっとGPIF
を監視して、注目すべきです。

2015年12月3日木曜日

代替される職業、代替されない職業

10~20年後に国内労働人口の49%に当たる
職業について、人工知能やロボットで代替される
可能性が高いというニュースを昨夜見ました。

どのような職業がそれに当たるかは、見なくても
なんとなくわかります。そして、それらのほとんどが
実際は代替されていないだろうということも
わかります。
人工知能やロボットで代替される可能性が高いのは
製造や販売などの現場作業が多く、
可能性が低いのはクリエイターや研究者、医者や
保育士などだそうです。

注目するのは、代替可能性の低い職業です。
たとえば、クリエイター、研究者、医者、保育士
とありますが、クリエーター、医者については
ある程度代替可能性があると思います。

クリエーターはスマホで女子高生が映像編集し
配信する時代、脚本家が脚本を入力すれば
自動で撮影カットを要求し映像編集できる
プログラムがあっても不思議ではありません。
個性がなくなるかもしれませんが、コンピューター
の投じる手を見て、参考にしているプロ棋士が
いるように、人が発想していなかった作品が
つくられる可能性があります。

次に医者です。
実際に処置する外科医、歯科医師などは
代替できません。しかし他はどうでしょう?
まず私たちが医者にかかる場合、問診します。
問診し、症状を解析し、どのような検査をし
その検査結果から病名を判断、そして適切な
処置を施します。
しかし最近は患者の話をよく聞かなかったり
聴診器をあてない医者も存在します。
カウンセラーが患者から問診して入力して
コンピューターに解析させて、結果を出力した
ものを医師が確認だけするようにしても
いいのではないでしょうか?
そうすれば、5人の医師が必用なところを
1人の医師でまかなえるかもしれません。

逆に運転手が代替可能などと言っていますが
今、企業が実験している自動運転は実際に
実用化できません。
一瞬の操作ミスで人の命にかかわる職業は
代替できません。

2015年12月2日水曜日

自分で自分の首を絞める中国

中国経済は非公式銀行の破綻、不動産バブル崩壊
などでいつ崩壊しても不思議ではないと噂されて
いますが、共産党一党支配の社会主義国家なので
経済崩壊はありえません。
なぜなら、景気が下がりそうになれば、お金を製造し
インフラなどの公共事業工事をするなどして仕事を
増やし、景気よくできるからです。
南沙諸島の埋立も軍事力拡大だけでなく、経済効果
も計算しているのかもしれません。

そんな中国の人民元が来年10月から基準通貨に
組み入れられることが、国際通貨基金(IMF)理事会
で決定しました。
これは、中国の地位向上や中国産業の世界進出
の序章とかいわれていますが、実際のところは
崩壊の序章となるかもしれません。

お金を製造して雇用を安定させても、お金の価値が
下がらないのは、人民元が国際通貨ではないので
その価値を中国がコントロールできるからです。
基準通貨となると、それができなくなります。
たとえば2011年1ドルが76円を切ったことも
ありましたが、現在120円から125円の間です。
元も現在1元20円ですが、1元10円になってくる
可能性は大です。
そうなると、中国は日本をはじめ欧米からたくさんの
製品を輸入して豊かになっていますが、いっきに
モノの値段が倍になります。
こうなると中国人民の不満が高まり、現在香港で
おきているようなデモや運動が中国本土各地で
おきます。
恐らく中国は反日政策などで人民の不満を
外に向けさせようとしますが、今まで豊かになって
きたのがまた貧しさに逆戻りする状況では
不満は確実に行動へと移行します。

ここからあとのシナリオはわたしにもわかりません。
しかし今回の件、「自分で自分の首を絞める中国」
であることは確実です。

2015年12月1日火曜日

なんだかなぁ・・・2015年新語、流行語大賞

今年の流行語大賞ほど決まらないものは
なかったですね。

【大賞】
爆買い
トリプルスリー

【トップテン】
安倍政治を許さない
安心してください、穿いてますよ
一億総活躍社会
エンブレム
五郎丸(ポーズ)
SEALDs
ドローン
まいにち、修造!

「爆買い」はニュースでは最近よく使われますが
その行為自体は5年以上前から、言葉も去年から
定着しているもので、流行語ではありますが
2015年ではありません。
「トリプルスリー」は1983年当時阪急ブレーブス
2番打者の蓑田選手が達成して脚光を浴びた言葉
であり、流行語というより野球用語です。

トップテンも
安心してください、穿いてますよ
一億総活躍社会
エンブレム
SEALDs
は許されるかもしれませんが、あとは今年の流行語
としては不適格です。去年のこの賞で「政治思想の
おしつけ」などと叩かれたにもかかわらず
「安倍政治を許さない」とかノミネートするのは
この賞自体を終了させたいのでしょうか?
「五郎丸(ポーズ)」はそもそも言語なのでしょうか?

確かにボキャブラリーの乏しさなどの問題も
あるのかもしれませんが、その場合はトップテンを
トップ5にするなどして、ちゃんとしてほしいところです。