2015年5月31日日曜日

持っている選手

プロ野球交流戦が始まり
一昨日から西武対阪神の3連戦
が行われています。
低迷する阪神タイガースは
ベテランと外国人頼みが裏目に
でているため、マスコミやファン
は和田監督への若手選手起用
を求める声が高まっています。

しかしこれは監督だけの問題
ではなくスカウト、コーチなど
たくさんの人にいかに見る目が
あるかという能力が問われて
います。
もちろん使わない和田監督に
問題はありますが、成長を
見込めない選手を使い続ける
ことは、本当に使うべき若手
選手を使う機会を失うことに
なります。

使うべき選手とはどういう
選手でしょうか?
私は「持っている選手」だと
思います。
素人の私でも「持っている」と
はっきり言える選手に
元西武の石井(毅)投手と
元阪神の嶋田(宗彦)捕手
バッテリーがいます。

石井、嶋田のバッテリーは
簑島高校時代、甲子園で春夏
連覇を成し遂げます。
圧巻は星陵高校との延長戦
2度のリードを許しながら
2度ともその裏の2死から
ホームランが飛び出す
「2度の奇跡」を起こして
再試合直前の18回裏
サヨナラ勝ちする試合です。
後に阪神に入団した嶋田は
1度目の奇跡の本塁打を
打ちました。
その後二人は社会人野球でも
日本一を勝ち取り石井は西武
に入団、体調不良で成績は
パッとしないものの日本一を
経験します。
嶋田はロス五輪で優勝後
阪神に入団し球団唯一の
日本一を木戸と二人で
正捕手として貢献します。
そうです。
この二人は頂点を狙うチーム
に必要な何かを持っていた
のです。

たとえばチャンスで打席が
まわった時に、打てそうな
打者とそうでない打者がいて
後者はたいてい残念な結果
を招きます。
いかに「持っている選手」を
スカウトが見出しコーチが育て、
その上で監督が使い続け
なければ意味がないのです。

2015年5月30日土曜日

大阪市立中央体育館 後編

今回は大阪市立中央体育館の
外観についてです。

大阪市立中央体育館
















朝潮橋駅前の八幡屋公園にある
大阪市立中央体育館は少し下った
ところに入口があります。
しかし、入口以外は緑で囲まれ
建築物にすら見えません。
実はこの小さな緑の丘が屋根なのです。

大阪市立中央体育館前広場
















体育館から撮影した方向へ向けての
ショットです。正面の高架は地下鉄
中央線です。

大阪市立中央体育館渡り廊下
















体育館正面の渡り廊下で、テレビアニメ
「黒子のバスケ」24話で採用されています。

「黒子のバスケ」24話より








このように体育館の屋根といえる
小高い丘は遊歩道で登れます。


体育館の上の遊歩道
体育館の上の遊歩道





体育館の上の遊歩道からの景色



体育館の上の遊歩道からの景色





 薄らと見えるのはUSJのホテル群です。




















景色もよく体育館の屋根とは思えない
快適さです。上に目を向けると頂上に

体育館のてっぺんが見えます。

地下鉄朝潮橋駅

地下鉄朝潮橋駅
















高架の地下鉄の駅を遥か見下ろす
感じからも高さがわかると思います。

















水は流れていませんでしたが
川らしきものもあります。

大阪市立中央体育館
















オリンピック会場もこんな
素敵な体育館だといいのですが・・・

2015年5月29日金曜日

大阪市立中央体育館 前編

投票で敗れた大阪都構想の原点
大阪府と大阪市の2重行政について
のひとつの具体例にもなるのが
わが港区にある大阪市立体育館です。

元々は谷町4丁目付近にあったの
ですが朝潮橋付近に1996年新たに
移転してきました。同年には門真市に
府立のなみはやドームが新規オープン
翌年には西区に大阪ドームが開場します。

もし当時、橋下氏がいれば、当時の
府立体育館を市立体育館として
なみはやドームを府立体育館にしたと
思いますが、私はなみはやドームこそ
無駄であったと思います。

大阪は昭和晩年より人口流出が
顕著になり、現在は神奈川県にも
及びません。このような状況で
政治をコンパクトにしなければ
ならないというのが都構想の
コンセプトでもありますが、まず
大阪府自体もコンパクトにまとめる
必用があるのです。

つまり集客施設やビジネス区域は
できる限り大阪市の中心部に
集中させるのです。どうしても
土地が必用なスポーツ施設も
中心部にできるだけ近い利便性の
よい場所に配置する必要があります。
なみはやドーム、りんくうゲイトタワー
ビル、コスモタワー、オスカードリーム
などは場所的に無理があります。
海遊館のように施設で集客できるのは
奇跡に等しいのです。
自ずから無駄は見えてきます。

さて、前置きが長くなり続きは次回です。
東京オリンピック開催に伴い新しく造る
国立競技場の工事が遅れています。
屋根は東京オリンピック後の取り付け
となりますが、その屋根が景観配慮に
欠けると言われています。
そこで次回は復活したデジカメで
大阪市立中央体育館を撮影に
行ってきましたので、その外観を
ご覧ください。

2015年5月28日木曜日

東京を甘やかせていてはアベノミクスはいずれ消えます

東京オリンピック・パラリンピックに専任大臣を
置くため閣僚の数を1人増やすことを盛り込んだ
特別措置法が昨日成立しました。

東京オリンピックは東京という巨大自治体が
手をあげて遂行しているものです。長野や札幌
などの虚弱な財政都市ならばともかく、なぜ
東京に対して国費をつぎ込んでいるのか
わかりません。
東京はお金が有り余りっている自治体です。
その反面有り余ったお金を財テクでさらに
増やそうとして失敗したのが「新銀行東京」
です。しかし東京の賢いところは破綻した
「新銀行東京」の追加融資400億円は
吸収する銀行からもぎ取ろうとする姿勢
です。大阪自民の柳本氏にも見習って
ほしいものです。

いずれにしろ、国がこのような姿勢では
国の財政も地方創生も絶対に無理です。
放置していても発展する東京のお金を
地方に分散することが、経済発展や
地方創生に繋がるのに、東京にお金を
かけている現状では、間違いなく
経済発展も地方創生も失敗します。

石破地方創生相は地方のアイデアを
強調してそれがすべてのようなスタンス
ですが、それはひとつにすぎないのです。
経済は生き物です。
アベノミクスは今後大きな事象起こり
失敗する前に消滅するものと思います。
その次の経済政策に期待しましょう。

2015年5月27日水曜日

空き家対策特別措置法

昨日、空き家対策特別措置法が
施行されました。
これは放置しておくと倒壊したり
衛生上問題があったりする危険な
空き家の所有者に、市町村が
撤去勧告、命令などを出せるように
する法律です。

まずひとつ問題なのは、取り壊し
に費用がかかり、所有者が
放置せざるを得ない場合も
あることです。まずは空き家を
放置させないようにする努力から
必用ではなかったかと思います。

しかしこれから人口減少や
首都圏への一か所集中が進むと
首都圏以外で空き家が増大する
ことは確実なので、今手を打つ
ということに対しては、正しい
ことと言えます。

私の住む大阪も1970年の
万博開催までの高度成長時期
に建設された団地や文化住宅
と呼ばれる現代の長屋を中心に
膨大な空き家が存在します。
これらの大半は浴室がないため
住民の同意で、5階建ての団地
2、3棟を取り壊し、14階建て
クラスの高層住宅に建て替えたり
するケースもありますが、
大半はそのままになっています。

郊外や地方で取り上げられる
一戸建ての放置ではないため
庭が荒れているとか、トタンや
瓦の飛ぶ心配はないものの
どこが空き家かが一見わかり
づらいのは、空き家を調査する
側にとっては問題です。

しかし、この問題をいかに迅速に
対応できるかどうかが、住みよい
安全で安心な暮らしに繋がる
ことは間違いありません。
ただ法律が施行されたということ
ではなく、この法の下、丁寧に
早く対応する自治体の能力が
問われます。

2015年5月26日火曜日

日本経済がよくならない件

日本の貿易収支が2か月ぶりに
赤字に転じたと昨日報道がありました。
昨年比で赤字額は大きくはありません
が、黒田総裁が無茶な円安に誘導し、
輸出黒字にならないといけない状況で
これでは厳しいと言わざるを得ません。
むしろ円安で個人消費に厳しさが
増していることを証明する形となりました。

株価が2万円を超えているという
ニュースで景気のよいところはよいという
錯覚に囚われますが、バブル期と比べ
今回は外国人投資家の比率が高いため
企業は喜ぶべきことでも、日本景気に
影響を与えるところには至りません。
企業も株高で得た資本を設備投資に
まわせば景気がよくなるのですが
将来を不安視するところから、
給与にすら反映しきれていないのが
現状です。
かといって株価が下落すれば、
年金も投資比率が高くなっているので
経済悪化は避けられず、諸刃の剣
といえます。

むしろこの株高から今後新しく日本人が
投資することによって、株高が日本に
プラスになるかどうかが焦点となるでしょう。

いずれにしろ、景気のよい報道があっても
その感覚がないのは当然のことです。
それはヤマダ電機が店舗縮小したように
販売店の売り上げが未だ減少している
ことが証明しています。

今、景気がよいという人は税金から
収入を得ている人と一部の首都圏の人と
ごく一部の人だけです。
報道がどんなことを言ったところで
消費者までお金がまわらない現状では
日本経済がよくなる兆しはありません。

2015年5月25日月曜日

ウリたんですです 後編

昨日のつづきなのですです。
まずはご当地キャラのご紹介なの
ですです。

ふじたん 福岡県






















ふじたん 静岡県
















「ふじたん」ですです。
上は福岡県、下は静岡県といきなり
ダブってしまったのですです。



みったん
















「みったん」は和歌山県湯浅醤油の
イメージキャラクターなのですです。



せんがタン





















見ての通り昇仙峡の萌えキャラ
「せんがタン」ですです。


イーたん
















イーたんは栃木県の萌えキャラで
栃木県が誇る農産物「いちご」を
イメージしてるのですです。



なぁたん





















神戸市長田区の「なぁたん」ですです。
もとキャラはこれとは違うのですが
後から17歳萌えバージョンとして
追加投入されたのですです。

次は擬人化萌えキャラのご紹介ですです。
電車も怪獣も萌えキャラにしてしまう日本では
ネットまでも萌えキャラ化されています。

ぐぐるたん





















ウィキペたん




















「ぐぐるたん」と「ウィキペたん」ですです。

自称イスラム国の萌えキャラとして
ISISちゃんを以前ご紹介したとおり
日本は「侘び寂び」のような伝統文化
とは別に「萌え」という世界でも稀な
独自の文化を派生させています。

まだまだご紹介したいのですが
今シリーズは次でおしまいなのですです。
最後にご紹介するのは
実際に社民党がPRするために作った
当時の党首、福島みずほ議員の萌えキャラ
「萌えみずぽたん」ですです。
すんごくかわいいのですです。

萌えみずぽたん