2017年9月22日金曜日

沖縄基地反対住民とネット炎上の共通点

インターネット上にある意見を
書き込んだ場合、批判的な意見が
殺到する、いわゆる「炎上」を
目撃した場合、書き込みや拡散を
するかを文化庁が調査した結果、
「ほとんどしないと思う」
と答えた人は10.1%、
「全くしないと思う」は53.2%
で、全体の6割を超えました。
一方で、「大体すると思う」、
「たまにすると思う」と答えた人は、
合わせて2.8%とごく一部である
ことがわかりました。

つまり、ツイッターなどが炎上した
場合、大衆の怒りというわけではなく、
ごく一部の人が声を荒げているだけ
なのです。
しかし炎上しているツイッターなど
見ると、あたかも大問題がおきている
ように第三者は見がちですし、
管理人は動揺してしまいがちです。
まさに、ここが彼らの狙いなのです。

これとまったく同じではないかと
思えるのが、沖縄の米軍基地反対を
掲げる住民たちです。
実際は沖縄県民の総意でもないのに
あたかも沖縄県全体が反対している
ような空気にしてしまっています。
基地があるから生活が成立している
県民などは、反対住民を批判したく
とも、批判すると自分に火の粉が
飛んでくるのではと声を出せません。

「いじめ」の真理とも共通する
これらに対し、個々が冷静に判断
できるかどうかが課題です。

2017年9月21日木曜日

ウルトラセブン「超兵器R1号」

ウルトラセブン「超兵器R1号」
今から半世紀前に放送された特撮ドラマの
再放送を昨夜見ました。

地球を狙う宇宙人への抑止力として、
超兵器R1号を完成させた地球防衛軍は
生物が生息していないとされるギエロン星に
「超兵器R1号」を発射します。
実験と地球を侵略しようとする宇宙人に
見せつけるためです。
実験は成功しギエロン星は消滅しますが
そこからギエロン星獣なる生命体が
地球へ飛来、地球防衛軍は特殊兵器で
一旦はギエロン星獣を退治しますが
「超兵器R1号」にも耐えた不死身の体は
一夜で再生して東京へ侵攻します。
ふたたび地球防衛軍が阻止を図るも
「超兵器R1号」の影響で放射能の灰を
拭き散らかし撤退する中、ウルトラセブンが
登場して、放射能で汚染された区域で
ギエロン星獣をやっつけるという話です。

ギエロン星獣との戦いの後、地球防衛軍参謀、
ウルトラ警備隊隊長、ミサイル開発者は
さらなる超兵器を開発すれば、本当に地球の
平和が維持できるかを検討します。
「強力な兵器を開発しても、敵はさらなる
強力な兵器で対抗してくる。血を吐きながら
続けるマラソンをするほど人類は愚かではない」
ということで、超兵器開発中止を次の会議で
提言すると言い、ハムスターが回転する籠で
くるくると走るシーンで物語は終わります。

まさしく今の北朝鮮です。
日本に原子爆弾を投下したアメリカは、
自国での核実験で多くの兵士が被ばくします。
北朝鮮が放った核は、なんらかのカタチで
必ず自国を放射能で満たす結果になります。

以前「ウルトラセブン・第四惑星の悪夢
で半世紀前に、機械化で便利になる反面、
仕事が減ったり、機械に縛られる生活に
現代が陥る予言をしたような作品と評し
ました。
当時が米ソ冷戦時代であったという背景も
あるかもしれませんが、まさに今回の話は
北朝鮮の思考を予言したような作品です。


2017年9月20日水曜日

組織内のコミュニケーション意識

「金本監督が二軍の練習メニューに
口を出していろいろとあった後、
球団は監督にこう言っている
『これから二軍に注文があれば、
球団に言ってほしい。
うまく掛布二軍監督には
球団側から伝えるから』と・・・。
ところが、その後、金本監督の意見も
掛布二軍監督の意見も
聞き役の球団本部は話を聞くだけで
相手に伝えていなかった。
そりゃあ相互不信は助長するわ」
とチーム関係者 
(鬼筆のスポ魂 植村徹也 より)

この記事が事実なのかどうかは
別として、プロ野球に留まらず、
学校でも企業でも、伝達がうまく
できない組織が機能するはずが
ありません。
特に企業内や企業と顧客の間では
直接伝達することを良しとしない
ケースはよくあることです。
その場合、間に入った人がいかに
調整するかが、鍵になってきます。

植村徹也氏はGMという役職を
置くことにより、調整していかなくては
ならないと言いますが
何より、球団職員がやるべきことを
しなければ、組織がよくなっても、
過ちは繰り返されます。

2017年9月19日火曜日

秋の衆議院選挙

あるかもしれないけど、ないだろう
そう思われていた衆議院選挙が
ここにきて現実味を帯びてきました。

自民党は民進党が崩壊寸前になり
解散した場合、議席をさらに増やして
憲法改正に近づけると踏んでおり
今回の選挙は「憲法改正選挙」と
いえます。北朝鮮が日本上空に
ミサイルを通過させていることも
追い風となっています。

対する野党は、都民ファーストの
若狭議員、元民進党の細野議員が
新党結成を模索しており、名古屋の
河村市長も市長職を放り投げて
参戦しそうな勢いです。
しかし、自民党の石破派をとりこめたら
別ですが、数的には不利に思えます。

で、結局選挙が実施されるとなると
史上まれに見る低投票率で、目論み通り
自民党の圧勝となりそうな気がします。

2017年9月18日月曜日

Jコイン

先日、金融機関が集まり、仮称「Jコイン」
と呼ばれるこの仮想通貨についての
勉強会を実施したそうです。

ビットコインなどのように価格が変動せず、
あらかじめ、銀行口座にある円をJコインに
替えることで、スマートフォンを使って
お店で支払いをしたり、個人の間で代金の
受け渡しをすることが可能になるシステムで
現金を使わない決済データをアップルペイ
などの海外勢に握られる懸念が強まるなか、
国内の銀行連合による対抗策として、
2020年までの実現を目指すそうです。

このニュースを見て今ひとつわからないのが
どうしてわざわざ円ではなく、Jコインに
替えて決済するかです。
実現が目前に迫るころには、カラクリが
見えてくると思いますが、恐らくJコイン
を使って店舗で決済した時に、リベートが
落ちるようになっているのだと思います。
確かに企業の内部留保が増えていく中で
融資などができなくなった代わりの収入源
として、クレジットカード会社の儲けるのを
指をくわえて見てるだけではいけないかも
しれません。
ただ、このようなシステムは犯罪を助長する
システムとなり得るものなので、2020年
とか言わず、もっと慎重にすすめるべきでは
ないでしょうか?

2017年9月17日日曜日

ネットの怖さ

テレビで芸能ニュースなるものを
久々見て気づきました。

ネットって怖いですね。
ツイッターから舞台裏が暴露されたり
浮気現場の画像もスマホで撮影された
ものからの流出だったり、
パソコンでネットができるように
なるまでは、想像もつかない話ばかり
です。

スマホで簡単にネットに繋がるように
なった今、ツイカスなるツイッター民が
ネットマナーを守らず問題になって
いるようですが、私も含め誰もが
ネットを使う以上ネットの怖さを
心にとめておかないといけないという
ことを再認識しました。

逆に言うと昔は「疑惑」で済んだものが
「完全再現」される可能性があるわけです。
最近、事件や事故のそのものの様子や
直後の映像がニュースで見られるのも
このおかげなのですが、人によっては
良し悪しと言えます。
私は関係ありませんが・・・。

2017年9月16日土曜日

仕事がなくならない理由

10年後なくなる仕事として挙げられた
仕事が100%なくなると絶対言えない
と昨日呟きましたが、今日はその理由を
呟きます。





















たとえば「スポーツの審判」です。
プロ野球では審判のクセや選手への
偏見からジャッジが揺らぐことが
よくあります。それでも機械化に
動かない理由のひとつがたとえば
ストライクゾーンの高さです。
幅は一定ですが高さは選手の体格に
よって変わります。しかし最大の
理由は今ビデオ判定でも誤審が
続出しているように、単に横と縦で
センサーを通したところで
正しいジャッジができるか疑問です。
各ベースのタッチプレーは尚更です。

さらに難しいのは電話オペレーター
です。皆さんも音声自動案内で
イライラした経験があるとは思いますが
応答自体は今後処理能力向上でなんとか
なるはずです。しかし、自動案内させる
には、あらゆる選択肢を想定する必用が
あり、IT関連サイトでもFAQが
完全でなくオペレーターと直接話しを
しなければならない現状で、機械化は
絶対無理です。電話をかけてくる人が
話すパターンの少ないものに限定される
のであれば納得です。
苦情処理などもってのほかで、逆に
最後まで残る仕事のひとつです。

このリストで本当に可能性あるとすれば
保険の審査担当者、クレジットカード
申込者の承認、仕立屋、税務申告書の
代行者、図書館員の補助員、彫刻士
くらいのものです。

50年、100年して人の考え方や
生活が変わればもっと増えるかも
しれません。旅行を申し込む人が
ネットのほうが安いのにわざわざ
カウンターで申し込む人がいるのは
どうしてなのか?そのあたり人間の
心をよく見つめれば、わかるはずです。
「なくなる仕事」とか考えてる人は
総じてロクな人ではありません。