2016年6月13日月曜日

アベノミクス失敗の件で、補足です。

昨日のアベノミクス失敗の件で、補足です。


15年度6兆円も吹っ飛び…GPIFが姑息な「年金大損隠し」

アベノミクスの株高を“演出”するために国民の虎の子の
年金資産が使われた揚げ句、結局は「大損」「大失敗」が
決定的となった。
GPIFは31日、運用実績の公表日を例年より3週間近く
遅い「7月29日」と発表した。
野党から『アベノミクス大失敗』による年金損失を
攻められることになる。それを避けるため、
あえて公表日を遅らせた
GPIFが年金資産をバクチ相場につぎ込んだ経緯も結果も
デタラメ。こんな政権は早く引きずり降ろさないと、
老後資産はあっという間になくなる。


これは4月2日「日刊ゲンダイDIGITAL」からの抜粋です。
要は、国民が収めた年金を国は株式などで運用して
物価上昇にそなえているのですが、安倍政権は
株式の運用幅を拡大し、株価をつりあげて景気が
よくなったように見せかけたものの、実際の投資家は
資金を株から撤退させたために損失がでたというのです。
運用実績の報告がでるまでは、何とも言えませんが
「株高を“演出”するために年金資産が使われた」
ことは事実です。
つぎ込まれる資金は韓国などを破綻させたヘッジファンド
の規模で、結果的に株価操作となってしまいます。
この記事には詳細がありませんが、その年金資金で
どこの株を買うかを決める機関はヘッジファンドのような
有能な人材でないことにも問題があり、調子のいい時は
利益を上げるのですが、悪い時は下がってしまい
「バクチ相場につぎ込んだ」と言われても仕方ありません。
株式の運用幅を拡大するのであれば、運用するスタッフも
国内最高のメンバーに委ねるべきだったと思います。

安倍政権も黒田日銀もがんばっていることは認めます。
しかし川の流れを下流から上流にき変えられません。
早く気付いてください。

2016年6月12日日曜日

アベノミクスは道半ばではありません。

消費税延期を発表する際「アベノミクスは道半ば」と総理は
言っていましたが、アベノミクスは道半ばではありません。

日本銀行はすでにやるべきことはやっており、今年はじめに
発表された「マイナス金利」は、はっきり言ってやり過ぎです。
政策の環境は整っても、社会がついていけなかったのです。
少々景気がよくなったところで、個人も企業も安心して財布の
紐を緩める時代ではなくなったのです。

そもそも「アベノミクス」で景気をよくし、賃金や物価を上昇させ
どさくさに消費税をあげ、あわよくばほかの税金もあげて
国の財政を健全化する目論みでした。
それができない状態なのです。
2019年に延期するのは、過去の日本や他国の実績から
「オリンピックの前は景気がよくなる」という法則を期待して
いるだけで、アベノミクス云々ということを最早安倍総理も
考えてはいません。
「景気は一時的によくなり、消費税は確実にあげられる」
これが今回の修正されたシナリオです。
確かにオリンピックまでは景気はよくなるでしょう。
しかし、オリンピックが終わった2020年末から日本経済が
崩壊の一途をたどることは確実です。

つまり、アベノミクスは失敗したのです。
私は野党のように安倍総理を叩くつもりはありません。
安倍総理の言うとおり「経済は生き物」で、総理就任時と
今では状況が変化しています。
2019年消費税10%にしてもいいです。
しかし、2020年以降国の財政が火の車になることは
見えています。
消費して税金を徴収するのではなく、収入を得る時に
徴収する金額を増やすという方向に早く修正してください。
それと、関西電力が
「原発が稼働できないので、電気料金を値上げします♪」
と言うノリで
「消費税が増税できないので、社会福祉政策減らします♪」
というのもやめてください。
今、社会はそんな温くはありません。

2016年6月11日土曜日

魔法少女まどか☆マギカからの話題(後編~松井玲奈)

昨日は魔法少女まどか☆マギカからの話題と題し
アニソン歌手の世界進出にいてお話ししましたが
今日は、アニメとちょっと違う疑問のお話しです。

昔私は「魔法少女まどか☆マギカ」という作品は
すばらしい作品だと周囲に話していました。
しかしいい歳したおっさん世代で周囲は
「こいつ、何言ってんの?」というのは反応なので
「とりあえず我慢して3話まで見てほしい。
面白ければそのまま見て、無理ならやめていいから
とりあえず3話まで・・・」と勧めていました。
この作品は一般のヒーローものや魔法少女ものと
違い、1話で主人公の変身シーンはありません。
おかしいな、なんかヘンだなとズルズルと3話まで
見れば、この作品のタイトルや見せかけと本質の
違いがわかるから、そう言っていたのです。
ただ本質が理解できても、おっさん世代が
本質だけを見続けていけるかどうかはわからず
あとは本人の適性次第なので、そこからの
見る見ないは任せるしかありません。

たまたま、ある雑誌で私と同じことを言うアイドルが
いることを知りました。当時SKE48に所属していた
松井玲奈です。
当時私はももち(嗣永桃子)くらいしかアイドルに
興味なかく、特に秋元康が嫌いなのでそのテの
アイドルは無視していましたが、流石に気になりました。
松井玲奈はその後SKE48とAKB48を兼務して
現在は単独で活動しています。
前おき長くなりましたが、今日の疑問はココです。

AKB48で成功し、SKE48、NMB48、HKT48と
次々にグループを立ち上げていますが、兼務って
何なんでしょうか?それぞれに地域密着を目指すなら
AKBとSKEやHKTと兼務させる意味がわかりません。
もしAKBがトップで他がサテライトならグループ名も
AKB-Sとかのほうがわかり易いです。
そしてこの夏疑問は沸点に達します。
AKB48が大阪のUSJに常駐するそうです。
もともとAKBの朝ドラ主題歌を紅白歌合戦でNMBが
歌う違和感を感じていたところに、この話を聞き
NMB48の存在意義がわからなくなりました。

私にとってどうでもいいことですが、このままでは
NMBどころかAKBも消滅しそうな気がします。
それこそNMB48はアニソン参入するなどして、
生き残る道を秋元抜きで考えていくべきです。

2016年6月10日金曜日

魔法少女まどか☆マギカからの話題(前編~NHK SONGS)

文化庁メディア芸術祭アニメーション部門において
過去テレビシリーズ・長編で大賞を受賞した作品は
第14回(2010年)四畳半神話大系
第15回(2011年)魔法少女まどか☆マギカ
の2作品だけです。
昨年、一昨年は優秀賞すら受賞作品がありません。
今回と次回は「魔法少女まどか☆マギカ」について
その作品から派生するお話です。

昨夜ぼーっとテレビをつけっぱなしにしていると
突然聞きなれた台詞が聞こえ、見るとなぜか
「魔法少女まどか☆マギカ」をダイジェストで流して
解説していました。NHKの音楽番組「SONGS」と
知ってちょっとびっくりしつつも見ました。

「魔法少女まどか☆マギカ」の作品のすばらしさは
今回おいといて、そのEDテーマ曲を歌ったKalafina
がフランス公演が大成功したことを映像で
伝えていたことについて、今回補足します。

これまでは、日本で成功したミュージシャンが
次なる目標として全米進出するパターンが
流行していました。空前のブームを巻き起こした
「ピンクレディー」、日本ロック界のパイオニアである
「矢沢永吉」、私の好きな小田和正もオフコース
全盛期に全米向けのアルバムを発売しました。
たいていは日本でヒットした曲を英語にして
リリースするのですが、たいてい悪い結果となります。

Kalafinaだけではなく、インターネットが普及した
15年くらい前から、日本のアニソン歌手やアニメの
主題歌を歌うミュージシャンは日本で有名でなくとも
アメリカやフランスのコンサートはたいてい満員御礼の
大成功を収めています。しかも、過去の一流ミュージシャン
のように、わざわざ現地のことばで歌うのではなく
普段通りの日本語で歌っています。
事実、HIMEKAというカナダ人女性はアニソンの魅力に
魅かれて日本語を習得しアニソン歌手として日本で
デビューしています。
これこそが「アニメの力」なのです。
勝負はアメリカやフランスに行く前からついているのです。
アニメ作品の質がよく、それに準拠した主題歌であれば
海外でアニメ作品がヒットした時点でたいていは
主題歌やそれを歌うミュージシャンもヒットしたことに
なるのです。
最近の一流ミュージシャンの中には、この点に目をつけ
敢えてアニメの主題歌のタイアップで世界進出を目論む
アーチストも登場するほどです。

深夜アニメ普及の背景に「出版社」「ゲーム会社」と
「レコード会社」がセットとなりスポンサーとしてタイアップ
している点がありますが、特にレコード会社が
必死になっているのは、アニメがヒットした際に日本国内
だけではなく、海外の売上も見込めるからなのです。

2016年6月9日木曜日

第3次世界大戦

6月9日午前0時50分ごろ、中国海軍の
フリゲート艦1隻が尖閣諸島周辺の接続水域内に
侵入しました。
日本の海上保安庁に当たる中国海警局の船が
尖閣諸島周辺海域の日本の領海に侵入したり、
接続水域に入ったりすることは頻繁にありました。
中国海軍の艦艇が接続水域に侵入したのは
今回がはじめてです。
また、これと同じころ、ロシア海軍の駆逐艦や
補給艦など艦艇3隻が尖閣諸島の久場島と大正島の間の
接続水域を南から北に向けて航行しました。
平和ボケしている日本に対し、周辺国は確実に
緊張感をたかめています。

中国は南沙諸島でもフィリピン、ベトナム、台湾と
緊張を高めています。
しかし、これらの国は中国の海洋進出に抵抗しながらも
中国は貿易で「たいせつなお客様」にあたるため、
強行な姿勢を見せられないのが現実です。
それどころか新しいフィリピンの大統領は黙認しようと
しています。

確かに中国は14億人の人口を抱え、この数字は世界人口の
およそ2割にあたります。ここ数年の経済発展で、都市部の
国民は先進国並みの生活をしているため、衣食住を
海外からの輸入に頼り、周辺国からたくさんの物資を
買い付けています。
中国と仲が悪くなり買ってもらえないと、周辺国経済は
大きな打撃になるのです。
だから周辺国は中国の横暴を見て見ぬふりをしたり
厳しい態度をとることができません。
この状況がつづけば中国とアメリカの後ろ盾による
某国との戦争が始まる可能性もあります。
所謂「第3次世界大戦」です。

しかし、日本や欧米も含めた中国以外の国々が
中国との貿易を中断すればどうなるでしょうか?
世界経済が未曽有の事態に陥ることは間違いありません。
しかし、中国も国家的な危機に直面するはずです。
中国という国が持ちこたえても、14億の国民が暴動を
おこし、共産主義体制は必ず終焉を迎えます。
ドイツやイギリスは中国という麻薬に犯されていますが、
これかの国を正常な状態にして、貿易封鎖をすれば
第3次世界大戦は防げます。
というか、この経済封鎖こそが、
「第3次世界大戦」なのです。

2016年6月8日水曜日

意識調査で舛添知事の説明に納得する人がわからないとする人よりも多いという事実

Yahoo!JAPAN意識調査
舛添知事の説明に納得?
という質問に対して本日16時過ぎの時点で
納得した 2.1% 3,704票
納得できなかった 96.3% 168,498票
分からなかった 1.6% 2,719票
という状況になっています。

「誰が何と言おうと違法なことはしていないから
ボーナスくらいはもらいますよ」
と言わんばかりの態度の舛添知事は
都民、都議会、マスコミ、政治家などあらゆる
国民の怒りを淡々とかわしています。
・・・と思っていたのですが
世の中は広かったです。
2%以上の人は納得しているのです。

今回の問題は政治資金規正法という法律自体に
問題があり、半分以上は合法なので
「分からなかった」というのは理解できるのですが
「理解できる」がそれを上回ったのは意外でした。
特に現時点でも「不適切な会計」と本人すら認めており
このまま舛添氏が都知事を辞職せず
新しい事実が明るみにでると
現職の知事が逮捕起訴される事態もありえます。

この状態でも「わからない」より「理解する」が
上回っているようでは、新しい都知事・・・いや
これからどのような政治家がでてきても
もはやこの国では不思議ではないということです。

2016年6月7日火曜日

「核なき世界」は訪れるのでしょうか?

「核なき世界」は訪れるのでしょうか?

訪れないでしょう。
なぜなら、核兵器はそれそのものが
いかに人道的ではない、人が手にしてはいけない力としても
「抑止力」としての兵器だからです。

つまり大国は他国が核兵器を持つ限り
自国も核兵器を保有するという考えだからです。
ただ核兵器が減少傾向にあるのも事実です。
これは情報技術の向上にあります。

ベトナム戦争でマスコミの取材する画像や映像が
戦争の悲惨さを伝え、他国で戦争をしていたアメリカは
自国の世論に敗れ戦争を終結しました。
衛星放送で世界の様々な国の紛争は
世界の様々な国で見ることのできる時代が到来し、
「世論」が大きな存在感を確立します。
その後インターネット、スマートフォンの普及で
情報の発信は個人でもできるようになり
さらに情報は詳細になり、この動きは加速します。

抑止力が「核兵器」だけであったのが
「世論」の台頭で「核兵器」の存在が薄れてきたのです。
しかしそれでも「核なき世界」は訪れないでしょう。
北朝鮮のように「世論」を力で封じ込める国や
テロリストが核兵器を保持しようとしているからです。

まったく可能性がないわけではありません。
126個の人工衛星をうちあげ、GPSをコントロールし
弾道ミサイルを無効化するのです。
「ヨルムンガンド」というアニメの話なのですが・・・。
このとおりになるかどうかはわかりませんが、
現在もアメリカは衛星からの情報で核兵器を保有して
いるであろう施設の監視をづけており、これにより
北朝鮮のミサイル発射実験も認識しています。
たとえば、ミサイル発射を衛星が感知すれば
自動的に衛星から破壊できるシステムが
今後誕生するかもしれません。
そのような時代がくれば「核兵器」よりも
成層圏を制することが抑止力とされ
「核なき世界」が訪れるかもしれませんね。