というネットニュースを見かけました。
この「最古参車両」は1965年から運行している
車両だそうです。
山陽電鉄は神戸・姫路間の私鉄です。
しかし残念ながら、大阪市の主要交通ともいえる
JR西日本の大阪環状線は同世代の103系が
今も現役バリバリの主役です。
大阪環状線 |
103系はすでにJR東日本とJR東海ではすべて
引退しています。
首都圏の鉄道マニアの中にはわざわざこの車両を
撮影するために大阪まで来られる方もいるそうです。
一昔前なら、首都圏のJRが最新の車両を
走っていても、関西しか知らない人は普通に環状線を
利用していましたが、私鉄や地下鉄が新しい車両を
導入し、JR西日本さえも東海道線に最新車両を投入
すれば、環状線ユーザーの不満はヒートアップします。
慌ててJR西日本は新型車両投入を発表しますが、
すべて更新されるのは2019年頃となりそうです。
大阪環状線を放置して北陸新幹線を開通させるのは
まったく理解できません。
山手線は環状線より2世代新しい車両 環状線に新車投入時にはさらに新しくなる予定 |
おそらく大阪で生まれ育った女の子は東京に行って
一番最初に違いを感じるのは街並みよりも、
鉄道車両ではないかと思います。
昨日、大阪維新の会は知事選挙、市長選挙に勝利し
大阪都構想実現へ鼻息を荒くしておられますが
少し政治が変わったところで、
首都圏への若年者人口流出は、こういう面からも
食い止められないのではないかと思います。