2019年7月4日木曜日

日本に借金はありません。

日本に借金はありません。
毎年の予算が赤字で、国債を発行しているから、
赤字と勘違いしている人がいるようです。

それは個人で例えると
給与収入より支出が多いというだけのことです。
金融庁が「年金だけでは暮らせないから
2000万円貯金しておけ」と言うように
支出が多くても、それを賄う貯金があれば
問題なく暮らせます。
日本には貯金があるから赤字でも余裕なのです。

日本の「貯金」にはいろいろありますが、
ひとつの例に「JT株」があります。
日本はJT(日本たばこ産業)が発行する
1/3以上の株式を保有する大株主で
666,926,200株を保有しています。
時価で約1.6兆円の資産で
配当(預金でいう利子)は1027億円です。
このようなものを多数抱えているわけで
お金がなくなれば処分すればよいのです。

しかし大株主である日本国は
JTにお偉いさんを多数出向させられます。
所謂「天下り」です。
JT株を処分すると、天下り先を失います。
だからJT株は処分できません。

こういった事情から、赤字を貯金で賄えない
「日本」は、税金を上げるしかないのです。
もちろん簡単に上げられるものからです。
で、消費税増税です。