2017年9月7日木曜日

ロシアがアメリカに情報収集する事情

いつアメリカが実力行使するのか?
ロシアがこの情報を国を挙げて
個人レベルにまで諜報活動する
理由は、北朝鮮を守るためとは
言い切れません。

北朝鮮は金正恩体制になって以降
中国との関係も希薄になり
優れた武器を保有していれば
一国でも他国と対等になれる
という考えです。
しかし中国にしてみれば
北朝鮮がたとえ言うことを
聞かなくなっても、崩壊して
朝鮮半島が統一されることは
国境までアメリカの手下が迫り
くることを意味するため、
北朝鮮が存在しないと困ります。
これをロシアも理解しており
中国と腹の内は同じです。

もしアメリカが北朝鮮をいきなり
攻撃した場合、北朝鮮を援護することは
最近の国際情勢から難しいのですが
たとえ金正恩が斬首されたり、
北朝鮮が崩壊しても、韓国やアメリカの
北への進出は阻止せねばなりません。
おそらく、中国の考えは「新北朝鮮」
なるものに置き換えることで
ロシアもそれを援護することに
なるでしょう。
第2次世界大戦末期、玉音放送で
日本が戦争を放棄してから降伏をする
までのタイムラグで千島列島を強奪した
ように、アメリカの攻撃から
中国が新体制樹立の間に、核実験場の
ある「豊渓里」などを抑えるつもり
かもしれません。

一番可能性の高いシナリオは
アメリカが北朝鮮を攻撃した段階で
北朝鮮にクーデターを起こさせて
その指導者に中国への忠誠を誓わせて
中国が実行支配する朝鮮国家樹立です。
もうすでに手はまわしていると
見るのが妥当で、「その時」を
自国に有利な状況をロシアがつくるには
アメリカの仕掛けるタイミングと
その手段の情報をいかに迅速に握るかが
勝負なのです。

2017年9月6日水曜日

9月3日以降ロシアからのアクセスが途絶えた事情

このブログは特に何の目的もなく
思うことを呟いたり、どっかで撮影した
画像をアップしたり気ままにやらせて
いただいており、特に宣伝したり
どっかに足跡を残してアクセスを誘導
していません。
だから、1日のアクセス数なんて
しれたものなのですが、アクセス数を
見てひとつ気になることがあります。

伊勢志摩サミット、プーチン大統領来日
などの前後で、ロシアからのアクセスが
急激に増えるのです。1日のアクセスが
50を越えていれば、たいていロシアからの
アクセスが伸びている状態です。
こんなブログまで閲覧しているということは
ロシアの情報収集力はとてつもない
ものかもしれません。

で、最近ロシアからのアクセスが
多かったのが8月終わりから9月2日までの
期間です。
8月29日北朝鮮が襟裳岬東部太平洋に
弾道ミサイルを発射した前後はアクセスが
伸びているのですが、水爆実験をされたとされる
9月3日以降は落ち着いています。
ロシアとしては弾道ミサイルが日本上空を通過
した際の日本の反応は気になるが、水爆実験は
日本とは関係がないとの考えで、
BRICSの会議が中国で行われている最中での
実験に中国が顔に泥を塗られた形と
報じられていますが、ロシアや中国は
事前に3日の実験については掴んでいたと
考えられます。

恐らく、今のロシアは日本よりアメリカに対し
情報収集に力を入れています。
だから核実験以降、アクセスが減っているのです。
トランプ大統領が過激なツイートをするのは
日常茶飯事ですが、今実験後は、これまで
対話路線であったマティス国防長官が武力行使を
匂わせる発言をしており、アメリカがいつ攻撃
するのかが気になるからです。

2017年9月5日火曜日

南海なんば駅(後編)

























高野山行急行車両


























特急サザン和歌山市行き
前方4両部分、後方4両は通常車輛

























関西空港行特急ラピート













ラピートと高野山行急行













最後に高野線を回送するラピートです。

2017年9月4日月曜日

南海なんば駅(前編)













南海なんば駅へ行ってきました。













駅へ入る前に、ちょっと横道にそれます。
なんば駅の隣にあった大阪球場は、現在
「なんばパークス」という商業施設に
なっています。

























まず改札から構内にはいると
LEDの案内板があります。
南海難波駅から関西空港行きラピートや
高野山、和歌山へ行くにはわかりよい
のですが、急行で関西空港へ行く人は
特急サザンと乗り間違いのないよう
ご注意ください。
この駅で、いちばんわかりづらいのは
各駅停車で河内長野方面へ行く場面です。
1番線から出発ですが、1番線が
わかりづらいのです。













3階改札口から入り一番左側に
2番線がありますが、その横に
1番線の案内がありますが
電車が見当たりません。
2番のりばを奥へ歩いていくと
左側にようやく1番線が見えました。













2017年9月3日日曜日

Jアラートに文句を言う愚か者

河野太郎外相は本日午後、
外務省で記者団に
「北朝鮮が核実験を行った、
と政府として断定する」
と明言し、北朝鮮が核実験を
実行したことを認めました。

北朝鮮が最終の目標とされる
アメリカ本土へ到達する
核ミサイルを完成させるには
到達する能力のある大陸間弾道弾と
それに搭載することのできる核兵器
が必用です。
先日の実験でアメリカ西海岸に
到達できる大陸間弾道弾は完成した
と見られますが、今回の核実験の
地震波形の規模から、核弾頭となる
核兵器の方も完成に近づいていると
思われます。

さて、今回とりあげたいのは
ミサイルが日本上空を通過した際
発動するJアラートについてです。
北朝鮮のミサイルが日本上空を通過した時、
Jアラートが発動してスマホがなったり、
放送されたりしたからと言って
SNSとかで文句言ってる人が
いたようですが、まったく愚かです。
こういったワガママな輩がいるから
高度成長期のように日本が発展しないのです。

Jアラートなっても避難なんてできない
とか言ってる人がいますが、
もしミサイルが自分の家に堕ちて即死した場合
Jアラートがあれば事前に自分がなぜ死ぬのか
察することができ、何もわからないまま
死ぬよりはマシです。
核弾頭のないミサイルが落ちた場合は
地下に避難できない場合、窓から離れたり
伏せることで軽減できますが、
核弾頭があれば落下はもちろん
上空で迎撃しても被ばくする可能性大です。

戦争を知る世代が少なくなっている今、
平和ボケしている愚かな人々は、
ミサイルが落ちて死んだりすることは
全然想定しておりません。
事故で落下する可能性もあれば
アメリカや自衛隊の基地周辺はもちろん
ソウルの次に都市標的となる東京も含め
これからは、いつどこに何が起こっても
不思議ではありません。
自分が気に入らないからと言って
Jアラートどうこう言うのは遠慮願いたい
ものです。

2017年9月2日土曜日

路アシス広場

阪神高速天保山出口を出て、天保山
方面へUターンせず直進して、最初の
信号を右折するとこんな感じで
行き止まりになります。













ここは、「路アシス広場」という
謎の公園です。













中へ入るとヨットのデッキを
イメージしたような展望台が
あります。
しかし、風景はご覧のとおり・・・






















なんだかよくわからない「謎のスポット」です。

2017年9月1日金曜日

阪急電車が伊丹空港に乗り入れようとする理由

阪急電鉄が阪急宝塚線曽根駅から
約3キロメートルの地下を通り
大阪国際(伊丹)空港に乗り入れる
新線を検討しています。
実現すれば大阪・梅田と伊丹空港が
1本で結ばれ、所要時間も20分を
切り便利になります。
今後同路線を使う乗客の需要を予測し、
採算ベースに乗るか見極めてから
事業化を決めるそうですが、現在も
モノレール乗換で最速約25分で
行けるのになぜ新線なのでしょうか?

これは間違いなく、今後の乗降客
減少に対する脅威を払拭するものです。
少子高齢化、首都一極集中で
関西の私鉄はどこも乗降人員や
収益が減少傾向に陥っています。
新しい住宅街に新駅を設けたり
インバウンド需要でトータルでは
微増かもしれませんが、このままだと
間違いなく経営に問題が生じます。

特に阪急電鉄は関西空港や高野山へ
行くインバウンド需要の多い南海電鉄
と比べると、その部門での成長は
見込めません。
かといって昭和から平成にかけての
郊外に住宅街を作り需要を生み出す
作戦も、市街地に住むのがトレンド
となった現在では時代遅れです。
鉄道以外にお金をかけて需要が
見込めないのなら、鉄道にお金を
かけるしかありません。

ただ心配なのは需要があるかです。
たとえ今需要が見込めると判断しても
将来、リニアや新幹線が関西空港に
乗り入れる時代が来ると、国内線も
伊丹から関西へシフトする可能性が
あります。
阪急電車というブランドが今後
どのようになるのか、命運を分ける
判断となりそうです。