2022年「ぼっち・ざ・ろっく!」放送から1年ちょっと
今期は女の子が音楽やってるアニメとして
「ガールズバンドクライ」(バンド系)
「ささやくように恋を唄う」(アコースティク系)
「夜のクラゲは泳げない」(DTM系)
の3作の新作アニメが放送されている
私が一番注目しているのは「夜のクラゲは泳げない」だ
絵が得意な少女が主人公で、元アイドルのヴォーカリストの女の子、
パソコンに音を打ち込むピアニストの女の子、
その子に打ち込みを指導し、SNSに詳しいネットオタクの女の子、
4人の少女がネットに音楽をアップして
元アイドルの女の子が自分が所属していたアイドルグループに
ギャフンと言わせようとする感じのアニメである
まさに現代的な作品ではあるが「ぼっち・ざ・ろっく!」同様
人気がでたとしても2009年放送開始の「けいおん!」には及ばない
何をもって勝つか負けるかは別として、単刀直入に「楽曲が弱い」ということ
こういったアニメはアニメとしての作品価値以外に
楽曲がいかに支持されるかがポイントとなり
単に「いい感じの曲」だけではアニメ界で注目されても、一般社会から注目されない
「けいおん!」が上手かったのは2009年放送開始ながら、1980年代の
シンプルな楽曲を劇中で多々発表し、幅広い世代に理解されたところだ
「夜のクラゲは泳げない」はありそうな音楽制作、主人公4人の少女の役割分担も明確、
ストーリーもゴールがはっきりとした100点満点の作品ではあるが
この作品が「けいおん!」を超えるためには、
米津玄師やsupercell級の音楽を挿入歌に持ってくる必要があるんですよね。。。