2017年9月27日水曜日

サクラダリセットというアニメ

2011年から愛用してきたSONY
製ブルーレイデッキのハードディスク
の調子が悪いからか、突然映像が
止まったり、飛んだりするようになり
突然電源が落ちる症状が出始め、
ついに使用するのが困難な状況に
近づきました。
修理するにも破棄するにも、録画して
貯めてあるアニメを見なければ
ならず、一番新しいものから
見ることにしました。

録りためているのは、一話だけ見ても
ダメな作品、つまり一気に全部見たほうが
よいと判断したもので、「進撃の巨人」
なんかが入っていますが、とりあえず
「サクラダリセット」を見ることに
しました。

「サクラダリセット」は超能力者の
集う街「サクラダ」で高校生の男女が
超能力者に関わる事件を解決していく
ものなのですが、最初の5~6話を
見たところで、ひとつのエピソードが
3~4話構成だったのでまとめて見る
ことにしました。
最初の5~6話は面白く、昨年ヒットした
「Charlotte」というアニメは
恐らくこの作品をパクったんだろうな
と思い見ていました。
しかし、録りためた残りを一気見して
思ったのですは「つまらない」という
ことです。

作品自体よい作品でキャラも立ってて
音楽もいいのですが、話が難しすぎます。
アニヲタ考察班にはウケるかも
しれませんが、これは私にはムリです。
「サクラダリセット」に限らず
面白い脚本、世界観、登場人物であっても
つまらない作品は数多く存在します。
主に漫画原作、ラノベ原作に多くあると
感じています。

そもそも1話30分で完結できず、
ハードディスクに録りためされてる
時点でダメなのかもしれませんが、
「亜人」「進撃の巨人」「ジョジョ」
などは、楽しめました。
アニメも娯楽である以上、難しくせずに
楽しめる作品でなければいけないと
思うのですが、僕が馬鹿だから
そう思うのでしょうか?

2017年9月26日火曜日

アニメは誰のものか?

今年最大ヒットしたテレビアニメ
「けものフレンズ」は当然ながら
続編が制作されることが決定され
ました。もともとこのアニメは
他のテレビアニメと比べると
少数精鋭で制作していたのですが
その中心人物である監督のたつき氏
の辞任ツイートでネットが大荒れに
なっているようです。

「突然ですが、けものフレンズの
アニメから外れる事になりました。
ざっくりカドカワさん方面よりの
お達しみたいです。すみません、
僕もとても残念です」とツイート
されるや、「たつき監督を辞めさせるな」
とネット署名が一夜で2万人超え、
「ニコニコ動画のコメントが大荒れ」と
ヤフートップニュースになっています。

コジンマリとつくっていたアニメに
予算をつぎ込めるようになったので
大きなところに発注しようとした
カドガワが作品のファンからバッシング
を浴びたのです。

「けものフレンズ」はそもそも
ツイッターなどのネットから話題となり
人気がでた作品です。
監督をしていた、たつき氏自身も
ツイッターでファンとコミュニケーション
をとり、最終回のあとも2作品の
短編作品をユーチューブにアップさせて
放送終了後も、ファンを楽しませて
くれています。
たつきが作っても次の「けものフレンズ」
のクォリティが下がらないか心配している
ファンからすれば、「たつきがつくらない
けものフレンズ」はあり得ないのです。

今回の騒動は、アニメは作られたものを
見る時代ではないことを暗示させます。
アニメは誰のものか?
作る側はそろそろ意識する必要が
あるようです。

2017年9月25日月曜日

オリックスが観客動員数を増やすには

先日プロ野球12球団観客動員数の
中間発表がありました。
低迷するロッテに次いでオリックス
が下から2番目の11位でとした。
ペナントレースもBクラス決定の
オリックスについて考えます。

大阪を本拠地とするオリックスですが
オリックスを含む関西は阪神タイガース
という人気球団が人気を独占している
ため、観客動員が伸び悩んでいる
のが現実です。
オリックスが観客動員数を増やすには
どうすればよいでしょう?

阪神タイガースが高校野球開催中も
ホームで戦えるよう、京セラドームの
試合を30試合近くに増やすべきと
常々言っていますが、オリックスは
逆に地方試合を増やすべきだと考えます。
それもあちこちでするのではなく、
たとえば四国や北陸など近畿から
比較的近いところで、年数回するのです。
で、地方開催時は試合だけでなく
球場外や街の様子も取材して、ネットで
無料中継をします。

最近は会員制などでネットで有料中継
するところが多いようですが、誰もが
無料で見られるということは重要です。
昭和半ばテレビが一家に一台普及した
際に、日本テレビが巨人戦を中継して
それが全国ネットで放送されたことで
全国津々浦々に巨人ファンが存在する
ように、誰もが野球を身近に楽しめる
ことがファンを増やすことの第一条件
です。
もちろん、球団が強くなければ、
いけませんが・・・。

2017年9月24日日曜日

西川きよしヘレン結婚50周年特番

「西川きよしヘレン結婚50周年特番」
を昨日、毎日放送で見ました。

石田靖と関西周辺を旅するロケ番組で
毎年夏に放送されている「やすしきよしの
夏休み」に象徴されるように糞真面目で
ありながら、番組スタッフの指示に
従わず暴走するキャラの西川きよし師匠を
後輩芸人が暴露するというお笑い番組
ですが、ついつい2時間見てしまいました。

最近のお笑い番組は当たりハズレがハッキリ
してるように思うのですが、この番組を見て
テレビ番組を企画、編集するスタッフの
思惑が強すぎるのが原因と確信しました。
だから結局はお笑い芸人さんのアドリブが
面白いかどうかの基準となっているのです。

「西川きよしヘレン結婚50周年特番」は
トークの中で西川きよしが、かぐや姫の
かつてのヒット曲「神田川」をハーモニカで
演奏する話しがチラっとでてきて、終盤に
貧しい新婚生活の思い出の曲であることが
判明、南こうせつにアポをとったところ
南こうせつ自身も西川きよしがまだ人気の
ない頃に、その曲が好きだったという
エピソードを知っており、最後はサプライズ
ゲストとしてスタジオで「神田川」を
歌い上げるというものでした。

多少は編集して、展開を持って行った節は
ありますが、西川きよしと後輩芸人の
普段からの面白エピソードがあるからこその
番組です。
コンピューターの発展で、映像技術は
低コストで高いものが得られるように
なりましたが、いい番組かそうでないかは
結局「人」なんだなと感じました。

2017年9月23日土曜日

その先の朝鮮半島












今後の朝鮮半島について、
アメリカが北朝鮮を単独で制圧する
ところまでは、前にも呟いたと
思います。
中国、ロシアが曖昧な態度をとる中
連携できないが、自国の安全を確保
したいアメリカが何らかの手段で
一瞬で制圧します。
その後、「北朝鮮自治区」なる、
アメリカ監視の元、暫定国家が
中国とロシアが反発する中、誕生
します。
やがて、念願の朝鮮半島の国家統一が
実現します。

その先の朝鮮半島がどうなるのかが
想像できません。
西ドイツと東ドイツが今のドイツに
なったようには、絶対にならないです。
つまり、「大韓民国」として、
朝鮮半島が統一されるイメージが
わかないのです。

アメリカの同盟国としての立ち位置は
アメリカ統治が終わっても続きますが
中国、ロシアと直接国境を接するため
それらの国とも関係を保たなければ
ならないので、韓国が北を統一する
というよりは、新しい朝鮮国家が
誕生することになりそうで、それが
また朝鮮半島の新しい問題の発端と
なりそうで、嫌な予感がします。

2017年9月22日金曜日

沖縄基地反対住民とネット炎上の共通点

インターネット上にある意見を
書き込んだ場合、批判的な意見が
殺到する、いわゆる「炎上」を
目撃した場合、書き込みや拡散を
するかを文化庁が調査した結果、
「ほとんどしないと思う」
と答えた人は10.1%、
「全くしないと思う」は53.2%
で、全体の6割を超えました。
一方で、「大体すると思う」、
「たまにすると思う」と答えた人は、
合わせて2.8%とごく一部である
ことがわかりました。

つまり、ツイッターなどが炎上した
場合、大衆の怒りというわけではなく、
ごく一部の人が声を荒げているだけ
なのです。
しかし炎上しているツイッターなど
見ると、あたかも大問題がおきている
ように第三者は見がちですし、
管理人は動揺してしまいがちです。
まさに、ここが彼らの狙いなのです。

これとまったく同じではないかと
思えるのが、沖縄の米軍基地反対を
掲げる住民たちです。
実際は沖縄県民の総意でもないのに
あたかも沖縄県全体が反対している
ような空気にしてしまっています。
基地があるから生活が成立している
県民などは、反対住民を批判したく
とも、批判すると自分に火の粉が
飛んでくるのではと声を出せません。

「いじめ」の真理とも共通する
これらに対し、個々が冷静に判断
できるかどうかが課題です。

2017年9月21日木曜日

ウルトラセブン「超兵器R1号」

ウルトラセブン「超兵器R1号」
今から半世紀前に放送された特撮ドラマの
再放送を昨夜見ました。

地球を狙う宇宙人への抑止力として、
超兵器R1号を完成させた地球防衛軍は
生物が生息していないとされるギエロン星に
「超兵器R1号」を発射します。
実験と地球を侵略しようとする宇宙人に
見せつけるためです。
実験は成功しギエロン星は消滅しますが
そこからギエロン星獣なる生命体が
地球へ飛来、地球防衛軍は特殊兵器で
一旦はギエロン星獣を退治しますが
「超兵器R1号」にも耐えた不死身の体は
一夜で再生して東京へ侵攻します。
ふたたび地球防衛軍が阻止を図るも
「超兵器R1号」の影響で放射能の灰を
拭き散らかし撤退する中、ウルトラセブンが
登場して、放射能で汚染された区域で
ギエロン星獣をやっつけるという話です。

ギエロン星獣との戦いの後、地球防衛軍参謀、
ウルトラ警備隊隊長、ミサイル開発者は
さらなる超兵器を開発すれば、本当に地球の
平和が維持できるかを検討します。
「強力な兵器を開発しても、敵はさらなる
強力な兵器で対抗してくる。血を吐きながら
続けるマラソンをするほど人類は愚かではない」
ということで、超兵器開発中止を次の会議で
提言すると言い、ハムスターが回転する籠で
くるくると走るシーンで物語は終わります。

まさしく今の北朝鮮です。
日本に原子爆弾を投下したアメリカは、
自国での核実験で多くの兵士が被ばくします。
北朝鮮が放った核は、なんらかのカタチで
必ず自国を放射能で満たす結果になります。

以前「ウルトラセブン・第四惑星の悪夢
で半世紀前に、機械化で便利になる反面、
仕事が減ったり、機械に縛られる生活に
現代が陥る予言をしたような作品と評し
ました。
当時が米ソ冷戦時代であったという背景も
あるかもしれませんが、まさに今回の話は
北朝鮮の思考を予言したような作品です。