2016年7月2日土曜日

北大阪急行延伸






















大阪府と箕面市、北大阪急行電鉄、阪急電鉄は、
北大阪急行線(大阪市営地下鉄御堂筋線と相互直通)の
千里中央駅から箕面市への延伸事業に関し
開業目標や整備費などについて基本協定を締結した。
 同協定によると、路線延長は約2・5キロ。
箕面船場駅と新箕面駅(いずれも仮称)を設置予定で、
整備主体は箕面市と北大阪急行電鉄で、営業主体は
北大阪急行電鉄となる。整備費は概算金650億円
(建設費600億円、車両費50億円)で開業目標は
平成32年度。

ネットニュースから北大阪急行延伸のニュースです。
北大阪急行とは実質地下鉄御堂筋線にあたり、
西日本屈指の営業利益をあげている路線です。
この延伸は恐らく黒字となり成功します。
箕面船場駅、新箕面駅の予定地周辺すでに
ビジネス、ショッピングでにぎやかな街で、現在も
路線バス以外に企業契約のバスが輸送実績を
あげているからです。
ただ懸念もあります。

ひとつは千里中央や江坂といった手前駅周辺の
劣化です。特に千里中央はモノレールとの乗換駅
として便利さは変わりませんが、終点でなくなることから
バスターミナルのハブ機能が薄まります。

もうひとつは、箕面市の分断化です。
これは東大阪市や豊中市は大阪モノレールが
補完しています。
北大阪急行は大阪万博終了後は南北線のみですが
外環状線沿いに東西線を計画することを検討するのも
視野に入れるべきです。

高齢化社会から今後公共交通機関は見直される時が
来ると確信しています。
だからこそ延伸するときはいろいろな想定を
検討する必要があると思います。

2016年7月1日金曜日

貸切バス事業行政処分基準を改正をすべき前に・・・

国土交通書省は、7月1日付けで、貸切バス事業者が
甚大な人身の被害をもたらす重大事故を引き起こした場合、
事業許可を取り消すことができる規定を新設するなど、
行政処分基準を改正すると発表した。

今日のネットニュースからです。
もとろん軽井沢スキーバス事故をうけてのものです。
小泉内閣の規制緩和の影響で貸切バス事業の運行管理が
ずさんになっていることは事実です。
しかし、この基準改正によって、感情的に重大事故が
取り扱われることがないかを懸念します。
つまり最終的にあくまで事故は運転手が起こすもので
1人のために100人の人生を狂わせることは
あってはなりません。

「規制緩和によって杜撰になった」のは個人商店的な
貸切バス会社が増えて運行管理体制が不可能でも
会社をつくることができたからです。
だからまず最初にすべきは今あるバス会社が
運行業務、運行管理体制が整っているかどうかを
審査することです。

安全基準に準じた労働時間を確保している
営業所、遠隔地も含めて
出庫、入庫時に運行管理者が点呼している
健康診断などの健康管理体制の適性におこない
適性でないものは運行させない
整備管理者を適正に配置して日常点検も含め
点検を確実に行い、整備の必要のある車両は
運行しない

これができる体制の企業以外は他社に移譲するか
合併するかして業界再編すべきです。
これが実現するとあのような料金で軽井沢へ行ける
バスはなくなるはずですが、
ここから先は定期監査をかるということでよいと思います。
「貸切バス安全評価制度」というものがありますが、
あれは必用ありません。
最低の事をしていれば安全であるはずなのです。
小泉総理のケツを国道交通省は全力で拭くべきです。

2016年6月30日木曜日

今後破綻する日本経済を考えると、今がドルの買い時かもしれません。

なけなしのお金を投資したり預金して、利子や配当を
得たとしても2割(実際は20.315%)を納税することに
なります。
利子のつかない今、厳しい話ではありますが、消費税を
あげて経済が混乱するよりはマシと諦めています。

私は消費や投資が低迷する現在、消費税は時代遅れで
所得税収を3倍にあげ、法人税も上げるべきだという
意見です。
それは共産党の考えとは少し違います。
使うことより貯めたり投資する人が増えているからです。

「多くのお金を稼いでいる方、たとえば1,000万円を
稼いでも半分以上取られていていることとなっている
現状、お金持ちが海外へ移住を選択するのもわかる気が
する。」
「法人税を下げないと企業が海外にシフトする」
という人がいます。
それに対応するため、
日本で利益をあげた人は外国人でも日本で納税し、
日本円を海外に持ち出さないようにする
という点を厳しくすることがポイントです。
ビットコインのような仮想通貨も許可制にして基本禁止とし
利益や所得に関しては厳しく監視します。
もちろん税金から収入を得る公務員なども納税します。
国は企業の給与と公務員の給与を同等に考えているので
支払う部分も同等で当然です。
最初に所得税収3倍と書きましたが、多くは今所得税を
収めていない公務員や、昔より収める金額が減っている
高額所得者にその多くは負担してもらう計算です。

日本経済を立て直すためには消費を増やして内需拡大
することが不可欠です。そのためには消費時点で納税
するのではなく、消費しなくても納税するほうがよいと
わかっているのに実現しないのは、政治資金規正法を
黙認しているのと同様で、政治家やそれを支える人や
企業が得をしないからであり、実現できない日本は
5年後くらいには年金捻出ができずに確実に破綻します。

今は預金や投資するよりも安いドルを買っておいたほうが
いいかもしれません。

2016年6月29日水曜日

音楽とアニメの融合 けいおん!

昨日のべたとおり、音楽とアニメの融合ははじまったわけですが、
その後変化がおきます。映像の時代の到来です。
1995年10月放映開始したテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」は
1997年時点で1本5,000円以上するビデオが累計約300万本売れ、
レコード会社はアニメを収益源として考え始めます。
もともとテレビで放送した内容を商品化するだけなので
ほとんど原価はかかっていないため、売れれば売れるだけ
レコード会社としてはボーナスポイントのようなものです。

エヴァンゲリオンのヒット以降レコード会社のメインは映像になりますが
ふたたび音楽に流れが来ます。
2006年放映の「涼宮ハルヒの憂鬱」は主題歌もヒットしますが
劇中歌もオリコン5位にランクインさせ、劇中では使われない
登場人物をイメージしたキャラクターソングをヒットさせ、翌年には
音楽セールスのトータル100万枚突破を実現します。
これで音楽の可能性を切り開いた京都アニメーションが
所謂ひとつの完成形とした作品が2009年放映「けいおん!」です。

「けいおん!」は「涼宮ハルヒの憂鬱」「らき☆すた」とアニメ制作企業
「京都アニメーション」が培ってきたアニメのキャラクターがさも
リアルに歌って演奏しているような動きをブレークさせた作品です。
「けいおん!」の作品自体に興味なくとも主題歌「don't say lazy」を
見れば魅力にハマるほどすばらしいできです。
また、「けいおん!」は曲選定も素晴らしかったアニメです。
最初の劇中歌「ふわふわ時間」はオリコン3位とヒットしましたが
「どうせそのあとは・・・」と思っていたら「私の恋はホッチキス」が
予想以上に素敵な曲で、作品で登場人物が演奏する場面も
すごくリアルに印象的に作りこまれており、音楽とアニメの融合は
ここに完成したと感じる場面でした。

このあと翌年発売の主題歌がオリコン1位、2位を獲得、アニメの
キャラクターがオリコンシングルチャート1位をはじめて獲得し
最早一流アーチストからも気になる存在となります。
この時オリコンは「藤圭子、松田聖子につづくオリコン史上3組目の
1位、2位を独占した女性アーチスト」と紹介しており、完全に
音楽として認められています。
そしてこの流れを汲み「アイドルマスター」「ラブライブ」が放映され
映像も音楽もヒットを連発させていますが、その流れもそろそろ
マンネリ化の空気が流れてきています。
さらなる融合を期待します。

2016年6月28日火曜日

音楽とアニメの融合 マクロス

今、日本が様々なテレビアニメを大量生産できるのは
アニメを制作すると、出版社、ゲーム会社、レコード会社が
もれなくサポートし、放送局もコンテンツ拡充のため
アニメ作品の争奪戦を繰り返すところにあります。

出版社は自社のマンガがアニメ化されると部数アップに
繋がります。
ゲーム会社はアニメ作品のゲーム化のためスポンサーに
なります。
レコード会社はもちろんアニメで自社の売上アップを
狙うためスポンサーになります。
では、レコード会社は昔からこのスタイルだったのでしょうか?

昭和40年代のアニメは主題歌に力を入れていました。
「サザエさん」「怪物くん」の主題歌をヒットメーカー筒美京平氏が
手掛けていたり、すぎやまこういち氏、平尾昌晃氏など
ヒットメーカーがアニメ主題歌をつくるのは常識でした。
しかし、アニメ主題歌はレコードを売ることが目的ではなく
アニメ作品を流行させるための手段でした。
そんな中ヒットアニメにあやかってヒットを目論む曲が登場します。
昭和53年沢田研二「ヤマトより愛をこめて」です。
沢田研二は前年レコード大賞を受賞、当時レコード大賞受賞者は
翌年から売れなくなるというジンクスがあり、その呪縛をといて
2年連続レコード大賞を狙ったのがこの曲です。

そしてその翌年、音楽を重視したテレビアニメが登場します。
「超時空要塞マクロス」です。
このアニメは登場人物のアイドル歌手「リン・ミンメイ」に数々の歌を
歌わせるところが今までのアニメにない作品でした。
今でいうバーチャアイドルアニメです。
ただ、あくまでアニメの中の話だったのですが
このテレビアニメのヒットを受けてつくられた劇場アニメ
「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の主題歌でミンメイが
劇中で歌う「愛・おぼえていますか」がオリコン7位に入ります。
この映画の前年はテレビアニメ「キャッツアイ」の主題歌
杏理の歌う「CAT'S EYE」もオリコン1位になっており、
アニメの曲もヒットするということが音楽業界に確立されていきます。

この流れから長いスパンのアニメの主題歌は3ヶ月、6ヶ月ごとに
更新することが常識となります。
マクロスで用いられた、登場人物がアニメの作品中で歌うパターンも
「メガゾーン23」「マクロス7」と引き継がれ、
やがてはキャラクターソングという分野を確立していきます。
また、「風の谷のナウシカ」のように劇中に取り入れずに
あえて広告塔として音楽を取り入れる手法も確立されます。

2016年6月27日月曜日

参院選比例代表選挙の投票方法










































参院選の期日前投票が前回を大きく上回ったと
ニュースは伝えますが、参院選の投票方法を
ご存知でしょうか?
上の画像は総務省のホームページからのものです。
上が衆院選、下が参院選の比例代表の投票方法
なのですが、違いがあることを私は知りませんでした。
参院選は比例名簿の支持したい候補者名を書いて
投票できるのです。
私はてっきり比例は政党名を書くものと思い込んで
いました。

テレビなどのメディアは各党の主張や世論調査は
いろいろと伝えてくれますが、いちばん肝心な
ところは伝えていないのです。
この状態で投票所に行っても困ってしまいます。
今回から投票可能な年齢も引き下げられる
わけですから、ここから参院選の話をはじめて
くれてもいいと思います。

2016年6月26日日曜日

「超変革」というスローガンを貫け!










































私はこよなく阪神タイガースを愛しております。
先月15日日曜日の横浜戦9回内野フライを誰も捕球せず
同点とされてから1ヶ月あまり、今日の広島戦では
捕球しようとした外野手の二人が衝突して落球し
サヨナラ負けを喫し情けない敗戦をしました。

正直言って今年の阪神タイガースは守備力が落ちています。
阪神がドラフト会議で野手を指名する際は、即戦力で
打力の高い人が優先されます。
今年の高山選手のように、大学生や社会人の外野手が
多くなります。しかしこれらの大半、守備はよくないのが
普通です。天は二物を与えないのです。
「超変革」を謳った今年は、ある程度この点には
目をつぶる必用があります。

しかし、上の写真のように、ゴメス選手、今成選手、俊介選手の
ようなベテラン選手が絡むエラーには困ったものです。
今成についてはゴメスがヘタなのを知っていて無理して
犠牲になった感があるプレーでした。












これは交流戦で三塁走者挟殺プレーですが、ゴメスが
タッチできるのにわざわざ3塁に投げているのがわかります。

そして、解説者などからも批判されているのが、ショートを守る
鳥谷選手です。私の記憶では今季三回ショートフライを
捕球ミスしています。





















今日も9回無死1塁でセカンドゴロが来て二塁手の大和選手が
目の前の走者を追い詰めてアウトにする場面がありました。
野球に詳しい人は大和は二塁走者をタッチアウトにする前に
一塁へ投げるべきだったと意見しますが、恐らく一塁へ
投げると一塁手のゴメスは後逸エラーしていたでしょう。
万一ゴメスが万全だったとしても、二塁ベースカバーの
鳥谷が後逸します。
大和は守備に関して感のいい選手です。恐らく、
一塁ゴメス、ショート鳥谷の守備を計算したのだと思います。
言い換えれば、ゴメスと鳥谷は下手糞だから
自分で何とかするのがベストだと選択したのです。

ここまで理解したうえで金本監督に提言したいのは
「超変革」というスローガンを貫け!
ということです。
福留選手はベテランで故障を抱えながら、満身創痍で
がんばっています。西岡選手も全盛期の力ではないですが
創意工夫の姿が見られます。
鳥谷、ゴメスは守備に問題ありますが、これまでの実績や
試合を安定させるために必用かもしれません。
この4名のベテラン選手がスタメンなのはよしとします。
しかし、たとえば今日の8番打者新井選手はどうでしょう?
打率1割台のベテランをスタメンに据えてはいけません。
「超変革」というのであれば、相手投手が左投げでも
伊藤選手や高山選手を使ってください。
中途半端に勝ちにこだわって負けるよりも
成長するチームの姿を見ることをファンは望んでいます。