政府は世界経済の情勢について安倍首相や閣僚が
有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」の
初会合を昨日首相官邸で開きました。
講師は、来年4月に予定される消費税率10%への
引き上げに否定的な立場の人選が目立ち、2014年
首相が増税を延期し、衆院解散を決断した状況の
再現かと騒がれています。
私は「もう、好きにしろ!」とだけ述べておきます。
消費税を上げても、下げても景気はよくなりません。
震災から5年といろいろと震災関連の記事や番組を
飽きるほど見ましたが、これだけの内需拡大要因を
持ちながら、この5年間景気はよくなりません。
大手企業の労使交渉も昨年、一昨年と比べて
よろしくないようです。
マイナンバーで個人資産が国に管理されようとする
このタイミングで、日本銀行がマイナス金利を実施
してしまったため、個人資産も金融機関などから
続々とたんす預金化しています。
企業も先行き不安から今年のベースアップ同様に
設備投資にも慎重になっています。
個人も企業もお金の循環が悪くなっているのです。
しかし国家の赤字は蓄積される一方で、間もなく
年金を支払う財源も枯れ果てようとしているため
消費税増税はやむをえないことには違いありません。
景気が悪くなり、消費がされないと消費税をあげても
税収は増えません。しかし、あげなくても景気は
よくならないので、「もう、好きにしろ!」ということです。
で、消費税の代わりに所得税を増税すべきです。
すべてを増税するのではなく、年収600万円以上の
人を対象に、特に高額所得者を対象に増税を
実施するのです。
また、税金だけではなく、社会保険費用もたとえば
大阪では報酬月額1,175,000円以上は一律
ですが、これを延々に無限大に設定するのです。
月収150万円の人も月収300万円の人も同じと
いうのはあまりにアパウトです。
2016年3月17日木曜日
2016年3月16日水曜日
大阪ドームから港区へ歩く(後編)
尻無川沿いに西へ進み、国道43号線をくぐると
登坂になり、上り下りの道路が出会います。
この地域はここから、港区の土地が高くなります。
ちなみに中央大通りは境川あとを越えるとすぐに
なだらかな登坂となり、区域によって盛土された
場所は異なるようです。
今回はその先の市岡自転車保管所からの画像
です。
右側に大阪木材相互市場の倉庫が見えたら右折
しないと、この尻無川沿いの道は突き当りとなり
通り抜けできない構造になっています。
車だと気づきませんが、歩いていると、木材の
いい香りが漂います。
木材市場の向いはセメント工場があります。
日本交通発祥の地といわれる日交整備で
今回の画像の旅は終了です。
歩いていると楽しいのですが、時間がかかるのが
ネックです。
登坂になり、上り下りの道路が出会います。
この地域はここから、港区の土地が高くなります。
ちなみに中央大通りは境川あとを越えるとすぐに
なだらかな登坂となり、区域によって盛土された
場所は異なるようです。
今回はその先の市岡自転車保管所からの画像
です。
右側に大阪木材相互市場の倉庫が見えたら右折
しないと、この尻無川沿いの道は突き当りとなり
通り抜けできない構造になっています。
車だと気づきませんが、歩いていると、木材の
いい香りが漂います。
木材市場の向いはセメント工場があります。
日本交通発祥の地といわれる日交整備で
今回の画像の旅は終了です。
歩いていると楽しいのですが、時間がかかるのが
ネックです。
2016年3月15日火曜日
大阪ドームから港区へ歩く(前編)
2016年3月14日月曜日
野球賭博問題を追及できない民主党は無能
今朝の産経新聞のトップ記事をご紹介します。
巨人の笠原元投手によると、試合前に巨人軍の選手が
ひとり数千円を拠出し、巨人が勝つと選手の円陣で
「がんばろう」などと声を出した選手が現金を総取りして
次の試合も声出し担当となります。(逆に負けると声出しを
担当した選手が参加選手全員に1千円程度ずつを支払)
産経新聞社の取材に対し読売巨人軍は「チームの士気を
高めるためのもので、敗退行為を招くためのものではない、
NPB[日本野球機構]も野球規約に違反していないとの
結論になった」と言っています。
プロ野球・巨人の野球賭博問題に絡み、巨人の複数の選手が
自チーム公式戦の勝敗を対象に金銭のやりとりをしていたことが
発覚し、NPBも知っていながら、情報公開していなかったと
いうことです。
メディアは現時点で大きく取り扱っていませんが、要は今回の
野球賭博事件は巨人の若手選手数人のモラルの問題でなく
巨人軍と巨人軍も所属する日本野球機構(NPB)のモラルの
問題だったのです。
産経新聞によると若手選手が紙に書いて集計して、1人が
受け取る総額が数十万になることもあり、連勝していくごとに
どんどん金額が跳ね上がり、(選手がわざと)打たないことも
可能だったと笠原元投手は証言しているとのことです。
つまり、勝つための慣例のつもりが、連勝するとわざと負けたく
なる空気を生むシステムです。
また、円陣で声出し担当選手が嫌われ者だった場合も
数人が陰で企めば、チームを敗退させて、その気に入らない
声出し選手からお金を巻き上げられるわけです。
笠原元投手が証言しないので、調査が進まないと言う
巨人軍と日本野球機構(NPB)の言い分はもう信用できず
警察に介入してもらわねば、今回の案件は解決しません。
それができないのであれば、これは野球界の問題ではなく
政治の問題で、鈴木大地スポーツ庁長官の進退問題に
及びます。そのあたりを今日の国会で追及しない民主党は
党名をどう変えようが無能としか言いようがありません。
巨人の笠原元投手によると、試合前に巨人軍の選手が
ひとり数千円を拠出し、巨人が勝つと選手の円陣で
「がんばろう」などと声を出した選手が現金を総取りして
次の試合も声出し担当となります。(逆に負けると声出しを
担当した選手が参加選手全員に1千円程度ずつを支払)
産経新聞社の取材に対し読売巨人軍は「チームの士気を
高めるためのもので、敗退行為を招くためのものではない、
NPB[日本野球機構]も野球規約に違反していないとの
結論になった」と言っています。
プロ野球・巨人の野球賭博問題に絡み、巨人の複数の選手が
自チーム公式戦の勝敗を対象に金銭のやりとりをしていたことが
発覚し、NPBも知っていながら、情報公開していなかったと
いうことです。
メディアは現時点で大きく取り扱っていませんが、要は今回の
野球賭博事件は巨人の若手選手数人のモラルの問題でなく
巨人軍と巨人軍も所属する日本野球機構(NPB)のモラルの
問題だったのです。
産経新聞によると若手選手が紙に書いて集計して、1人が
受け取る総額が数十万になることもあり、連勝していくごとに
どんどん金額が跳ね上がり、(選手がわざと)打たないことも
可能だったと笠原元投手は証言しているとのことです。
つまり、勝つための慣例のつもりが、連勝するとわざと負けたく
なる空気を生むシステムです。
また、円陣で声出し担当選手が嫌われ者だった場合も
数人が陰で企めば、チームを敗退させて、その気に入らない
声出し選手からお金を巻き上げられるわけです。
笠原元投手が証言しないので、調査が進まないと言う
巨人軍と日本野球機構(NPB)の言い分はもう信用できず
警察に介入してもらわねば、今回の案件は解決しません。
それができないのであれば、これは野球界の問題ではなく
政治の問題で、鈴木大地スポーツ庁長官の進退問題に
及びます。そのあたりを今日の国会で追及しない民主党は
党名をどう変えようが無能としか言いようがありません。
2016年3月13日日曜日
米大統領選候補者指名、共和党トランプ氏暗殺計画
米大統領選の候補者指名へ向けて、一時の勢いは
失いつつも、共和党ではトランプ氏が優勢のようです。
アメリカの政治に詳しい人は、一時のブームと見て
いましたが、スーパーチューズデー以降は共和党の
候補者となることが現実に近づいてきました。
相変わらず過激な発言がつづいているようですが、
万一民主党候補がヒラリー氏になり、そのヒラリー氏
に勝利し、実際に大統領になれば多少は考えも
変わることと希望も含めて予想しています。
しかし、嫌な予感がします。
それは、昨日トランプ氏の集会において、トランプ氏
が襲撃にあう事件があり、今後、集会を開くことが難しく
なってきています。
以前、トランプ氏の集会で反トランプ氏の勢力が
強制退場させられる際、退場する黒人が白人に
殴られる映像がネットやニュースで流れたことも
集会が過激化する要因のひとつになっており、
集会が中止となった矢先の事件でした。
さらに、トランプ氏は一時のブームと決め込んだ
アメリカの有力者たちが、大統領就任が現実に
近づいていることに危惧している状況があります。
・・・非常に言いづらいのですが、最悪、トランプ氏の
集会で反対派の暴動を装って暗殺を計画する
「共和党トランプ氏暗殺計画」なるものが、すでに
計画されているのでは、と思います。
そもそもが現在のアメリカに対しての国民の不満が
このような異常な事態を招いています。
「アベノミクスは成功している」と本日も豪語していた
安倍首相ですが、これを対岸の火事だと思っていたら
日本もたいへんなことになります。
失いつつも、共和党ではトランプ氏が優勢のようです。
アメリカの政治に詳しい人は、一時のブームと見て
いましたが、スーパーチューズデー以降は共和党の
候補者となることが現実に近づいてきました。
相変わらず過激な発言がつづいているようですが、
万一民主党候補がヒラリー氏になり、そのヒラリー氏
に勝利し、実際に大統領になれば多少は考えも
変わることと希望も含めて予想しています。
しかし、嫌な予感がします。
それは、昨日トランプ氏の集会において、トランプ氏
が襲撃にあう事件があり、今後、集会を開くことが難しく
なってきています。
以前、トランプ氏の集会で反トランプ氏の勢力が
強制退場させられる際、退場する黒人が白人に
殴られる映像がネットやニュースで流れたことも
集会が過激化する要因のひとつになっており、
集会が中止となった矢先の事件でした。
さらに、トランプ氏は一時のブームと決め込んだ
アメリカの有力者たちが、大統領就任が現実に
近づいていることに危惧している状況があります。
・・・非常に言いづらいのですが、最悪、トランプ氏の
集会で反対派の暴動を装って暗殺を計画する
「共和党トランプ氏暗殺計画」なるものが、すでに
計画されているのでは、と思います。
そもそもが現在のアメリカに対しての国民の不満が
このような異常な事態を招いています。
「アベノミクスは成功している」と本日も豪語していた
安倍首相ですが、これを対岸の火事だと思っていたら
日本もたいへんなことになります。
2016年3月12日土曜日
関西電力値下げ断念が税金投入に繋がらなければいいのですが・・・
関西電力高浜原子力発電所3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止めを
命じた大津地裁の仮処分決定を受け、関電は10日、3号機の運転を停止、
司法判断によって運転中の原発が停止するのは初めてのことです。
高浜原発の運転差し止めを理由に電気料金値下げを断念したことに関し
「5年前の原発事故を天災ではなく人災だと言っている日に、原発を
動かさないなら値下げしないとチキンレースに持ち込もうとしている。
企業センスを疑う。料金を人質に(再稼働を)迫っている」などと昨日、
大阪府の松井知事は関西電力とその経営陣を批判しています。
筆頭株主の大阪市の吉村洋文市長も「経営の在り方としてどうなのか」と
疑問を呈しています。
関西電力の言い分はわかります。
原子力発電所が原発事故以降使えなくなってから、原油の輸入価格があがり
火力発電はコストが高くなるのは事実です。他の電力会社と比べて、原発が
電源のウェートを大きく占める関西電力が不利だったのもわかります。
しかし、それからもう5年です。
関西電力系のネット関連会社ケイ・オプティコムは日本有数のプロバイダー
に成長し、格安スマホ、電力自由化からの電力小売りなどにも経営を多角化
しています。
これだけのことができているのに、電力自由化を前に原子力発電所が稼働
するしないで、電気料金がどうこうと言うのは許されないことです。
昨日も復興庁が霞が関に腰を落ち着けることを皮肉りましたが、本気で
災害や復興を考えるなら、国も関西電力に対して指導や勧告くらいすべき
です。
松井知事は運転差し止めを命じた仮処分のでた10日に、「値下げできない
と言えば反発を買う。(利用者から)選ばれない会社になる。」と値下げ
延期を示唆する関西電力に対して釘を刺しています。
すでに前年度と今年度、大口顧客の流出は続いており、その流出量は
電力量にして原子力発電所1基分を超えています。
電力自由化後焦るよりも、一刻も早く経営姿勢を変えないと、またしても
税金が投入されてしまうのではないかという不安を感じてしまいます。
命じた大津地裁の仮処分決定を受け、関電は10日、3号機の運転を停止、
司法判断によって運転中の原発が停止するのは初めてのことです。
高浜原発の運転差し止めを理由に電気料金値下げを断念したことに関し
「5年前の原発事故を天災ではなく人災だと言っている日に、原発を
動かさないなら値下げしないとチキンレースに持ち込もうとしている。
企業センスを疑う。料金を人質に(再稼働を)迫っている」などと昨日、
大阪府の松井知事は関西電力とその経営陣を批判しています。
筆頭株主の大阪市の吉村洋文市長も「経営の在り方としてどうなのか」と
疑問を呈しています。
関西電力の言い分はわかります。
原子力発電所が原発事故以降使えなくなってから、原油の輸入価格があがり
火力発電はコストが高くなるのは事実です。他の電力会社と比べて、原発が
電源のウェートを大きく占める関西電力が不利だったのもわかります。
しかし、それからもう5年です。
関西電力系のネット関連会社ケイ・オプティコムは日本有数のプロバイダー
に成長し、格安スマホ、電力自由化からの電力小売りなどにも経営を多角化
しています。
これだけのことができているのに、電力自由化を前に原子力発電所が稼働
するしないで、電気料金がどうこうと言うのは許されないことです。
昨日も復興庁が霞が関に腰を落ち着けることを皮肉りましたが、本気で
災害や復興を考えるなら、国も関西電力に対して指導や勧告くらいすべき
です。
松井知事は運転差し止めを命じた仮処分のでた10日に、「値下げできない
と言えば反発を買う。(利用者から)選ばれない会社になる。」と値下げ
延期を示唆する関西電力に対して釘を刺しています。
すでに前年度と今年度、大口顧客の流出は続いており、その流出量は
電力量にして原子力発電所1基分を超えています。
電力自由化後焦るよりも、一刻も早く経営姿勢を変えないと、またしても
税金が投入されてしまうのではないかという不安を感じてしまいます。
2016年3月11日金曜日
東日本大震災から5年、次の地震は?
東日本大震災から5年が経ちました。
なぜか復興庁は霞が関に移転しました。
そして復興はまだまだ道半ばです。
次におきる大地震について考えてみます。
私は地震学者でも地学教授でもないので専門的なことは
言えませんが、過去の歴史や日本近辺のプレートなどから
考えて、可能性のある地域は、北海道東部沖、東北東部沖、
房総半島南部から小笠原諸島東部の海底、その西側に
並行して駿河湾沖から南部にかけての海底、宮崎県東部から
沖縄にかけての5つの地域が危険地帯です。
しかし阪神大震災のように地震の強さを表すマグニチュードが
8.0に満たなくとも大きな被害をもたらすことはあります。
そういった観点から一番危険な地震は東京都北部から
埼玉県南部にかけての直下型地震です。
通常このあたりで予想される地震は東京南部から
横浜西部地域か、それよりも西側の地域らしいですが、
三つのプレートがぶつかる中、西側からのユーラシアプレート
が唯一地上に力がかかっているので三つの力のバランスが
崩れた場合はその力がぶつかり合う地点より東北側に
ずれると考えています。
昨年の小笠原地震で地震の力が遥か北側まで連動し
埼玉県春日部市が震度5になったようなことが起きるのです。
具体的には埼玉県和光市、東京都練馬区付近です。
そして、その被害が及ぶのは高層ビルです。
直下型地震の場合、長周期地震動は少ないとされてますが
東日本大震災のようなかつてない地震の強さであれば
高層ビル1棟ごと東側に倒壊するかもしれません。
いずれにしろ強度の弱い建物はほぼ倒壊し、道路幅の
狭い区域を中心とした大規模な火災が発生します。
池袋、渋谷や新宿の大部分は都市機能を喪失し、六本木
ヒルズ自体は持ちこたえても、周囲の大火災でヒルズ自体にも
重大な被害を受ける可能性があります。
ただ津波は発生しないので、新しいビル群の並び、道路も
整備された汐留や東品川は液状化が影響なければ比較的
被害は少なくなると思います。
もうひとつ大地震が予想される南海地震ですが、これまでの
揺れの傾向から、静岡県から高知県にかけての区域が
マグニチュード8クラスの地震はおこらないでしょう。
ただし、東日本大震災クラスの津波は覚悟しなければ
なりません。過去の文献に残っている被害、具体的には
紀伊半島沿岸の津波被害や大阪湾岸や伊勢湾岸までの
影響は覚悟しなければなりません。
順序としては先に述べた東京地震のあとにこの地震が来るため
みんなが予想するより西側で強くなると思うので、実際には
伊勢湾、大阪湾に被害は少なく、山口県や福岡県に影響する
のではないでしょうか?
それはともかく南海地震のクセの悪さは2度起こることです。
津波がひいてやれやれと思った時に、もう一度地震が来て
同規模の津波が来るので、捜索や復旧は慎重に判断する
ことが求められます。
択捉島近海や大東諸島近海など、ほかにも大地震の
おきそうな場所は多々あります。
しかし、危険なのは無理な街づくりをしているか否かという
ことが大きなウェイトを占めています。
そこで今回は東京地震と南海地震について語らせて
いただきましたが、日本に住む以上、常に備えておくことが
重要です。
なぜか復興庁は霞が関に移転しました。
そして復興はまだまだ道半ばです。
次におきる大地震について考えてみます。
私は地震学者でも地学教授でもないので専門的なことは
言えませんが、過去の歴史や日本近辺のプレートなどから
考えて、可能性のある地域は、北海道東部沖、東北東部沖、
房総半島南部から小笠原諸島東部の海底、その西側に
並行して駿河湾沖から南部にかけての海底、宮崎県東部から
沖縄にかけての5つの地域が危険地帯です。
しかし阪神大震災のように地震の強さを表すマグニチュードが
8.0に満たなくとも大きな被害をもたらすことはあります。
そういった観点から一番危険な地震は東京都北部から
埼玉県南部にかけての直下型地震です。
通常このあたりで予想される地震は東京南部から
横浜西部地域か、それよりも西側の地域らしいですが、
三つのプレートがぶつかる中、西側からのユーラシアプレート
が唯一地上に力がかかっているので三つの力のバランスが
崩れた場合はその力がぶつかり合う地点より東北側に
ずれると考えています。
昨年の小笠原地震で地震の力が遥か北側まで連動し
埼玉県春日部市が震度5になったようなことが起きるのです。
具体的には埼玉県和光市、東京都練馬区付近です。
そして、その被害が及ぶのは高層ビルです。
直下型地震の場合、長周期地震動は少ないとされてますが
東日本大震災のようなかつてない地震の強さであれば
高層ビル1棟ごと東側に倒壊するかもしれません。
いずれにしろ強度の弱い建物はほぼ倒壊し、道路幅の
狭い区域を中心とした大規模な火災が発生します。
池袋、渋谷や新宿の大部分は都市機能を喪失し、六本木
ヒルズ自体は持ちこたえても、周囲の大火災でヒルズ自体にも
重大な被害を受ける可能性があります。
ただ津波は発生しないので、新しいビル群の並び、道路も
整備された汐留や東品川は液状化が影響なければ比較的
被害は少なくなると思います。
もうひとつ大地震が予想される南海地震ですが、これまでの
揺れの傾向から、静岡県から高知県にかけての区域が
マグニチュード8クラスの地震はおこらないでしょう。
ただし、東日本大震災クラスの津波は覚悟しなければ
なりません。過去の文献に残っている被害、具体的には
紀伊半島沿岸の津波被害や大阪湾岸や伊勢湾岸までの
影響は覚悟しなければなりません。
順序としては先に述べた東京地震のあとにこの地震が来るため
みんなが予想するより西側で強くなると思うので、実際には
伊勢湾、大阪湾に被害は少なく、山口県や福岡県に影響する
のではないでしょうか?
それはともかく南海地震のクセの悪さは2度起こることです。
津波がひいてやれやれと思った時に、もう一度地震が来て
同規模の津波が来るので、捜索や復旧は慎重に判断する
ことが求められます。
択捉島近海や大東諸島近海など、ほかにも大地震の
おきそうな場所は多々あります。
しかし、危険なのは無理な街づくりをしているか否かという
ことが大きなウェイトを占めています。
そこで今回は東京地震と南海地震について語らせて
いただきましたが、日本に住む以上、常に備えておくことが
重要です。
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