1キロあたり一日に平均何人を運んだかを示す「輸送密度」が
2000人に満たない「線区」を中心に、
利用促進策のほか、バス路線への転換を含め、
地域の実情やニーズにあったあり方を検討していきたいとしています。
NHKニュースで JR西日本が
地方路線の存続を検討する報道がありました。
これまでJR西日本は都市部で大きな収益をあげ
地方の赤字路線をカバーしていました。
しかしコロナ禍で都市部の収益がなくなり
赤字路線をカバーすることができず
このままでは企業の存続が危うくなってきたのです。
もちろん不採算路線は切り捨てられる運命ですが
国は「安全保障上の問題」を意識しなければなりません。
万が一の場合に備え、既存の北海道主要都市や日本海沿岸の
鉄道網はこれ以上廃止すべきではありません。
ネットインフラが整備された今、
霞が関に集中した省庁をこれらの沿線に分散させて
リアルなインフラを整備していくべきです。
中湧別駅跡(2021年7月撮影) |