6月9日午前0時50分ごろ、中国海軍の
フリゲート艦1隻が尖閣諸島周辺の接続水域内に
侵入しました。
日本の海上保安庁に当たる中国海警局の船が
尖閣諸島周辺海域の日本の領海に侵入したり、
接続水域に入ったりすることは頻繁にありました。
中国海軍の艦艇が接続水域に侵入したのは
今回がはじめてです。
また、これと同じころ、ロシア海軍の駆逐艦や
補給艦など艦艇3隻が尖閣諸島の久場島と大正島の間の
接続水域を南から北に向けて航行しました。
平和ボケしている日本に対し、周辺国は確実に
緊張感をたかめています。
中国は南沙諸島でもフィリピン、ベトナム、台湾と
緊張を高めています。
しかし、これらの国は中国の海洋進出に抵抗しながらも
中国は貿易で「たいせつなお客様」にあたるため、
強行な姿勢を見せられないのが現実です。
それどころか新しいフィリピンの大統領は黙認しようと
しています。
確かに中国は14億人の人口を抱え、この数字は世界人口の
およそ2割にあたります。ここ数年の経済発展で、都市部の
国民は先進国並みの生活をしているため、衣食住を
海外からの輸入に頼り、周辺国からたくさんの物資を
買い付けています。
中国と仲が悪くなり買ってもらえないと、周辺国経済は
大きな打撃になるのです。
だから周辺国は中国の横暴を見て見ぬふりをしたり
厳しい態度をとることができません。
この状況がつづけば中国とアメリカの後ろ盾による
某国との戦争が始まる可能性もあります。
所謂「第3次世界大戦」です。
しかし、日本や欧米も含めた中国以外の国々が
中国との貿易を中断すればどうなるでしょうか?
世界経済が未曽有の事態に陥ることは間違いありません。
しかし、中国も国家的な危機に直面するはずです。
中国という国が持ちこたえても、14億の国民が暴動を
おこし、共産主義体制は必ず終焉を迎えます。
ドイツやイギリスは中国という麻薬に犯されていますが、
これかの国を正常な状態にして、貿易封鎖をすれば
第3次世界大戦は防げます。
というか、この経済封鎖こそが、
「第3次世界大戦」なのです。