マーリンズのイチロー外野手(42)は
6月15日のパドレス戦でピート・ローズのもつ
メジャー最多通算安打記録を超える
日米通算4257安打を記録しました。
ピート・ローズはメジャー通算で4256安打、
イチローは日本プロ野球とメジャーリーグを
あわせて4257安打です。
当然、アメリカ人はレベルの低い日本球界との
合算記録に納得しておらず、ローズを越えたとの
評価はされていません。
しかし日本では逆に
「日本では達成できなかった記録」
と賛辞を贈る元プロ野球選手の声があります。
それは年間の試合数が関係しています。
メジャーリーグ162試合に対して
日本のプロ野球は今シーズ143試合が組まれています。
イチローが日本でプロデビューした頃は
年間130試合しかありませんでした。
9年在籍中7回首位打者を獲得しながら
1278安打しか日本でヒットを打っていないのは
ここにあります。
現時点でイチローはあと20安打打てば
メジャー30人目の3000本安打を達成しますが
日本プロ野球界だけで3000本安打達成は
張本氏ひとりだけです。
近年球場規格をメジャーリーグを意識し、
両翼100m、中堅122mを基準としていますが
試合も月曜日の移動日をなくすか、レギュラーシーズンを
3月中旬から10月下旬までに広げるなどし
リーグ戦130試合、交流戦30試合で年間160試合
で日程を組むべきだと思います。