東京都の舛添要一知事の政治資金を巡る流用疑惑の
発覚後、初めてとなる東京都議会が昨日開会、
所信表明の演説で舛添知事は次のとおり述べました。
海外出張は航空機のファーストクラス、
宿泊施設のスイートルームは使用しないこととし、
全体の経費について厳しく見直しを行ってまいります。
随行職員も役割を見きわめ、最小限の体制にします。
公用車の利用は厳格な運用を徹底し、
都民の皆様の疑惑を招くことがないようにしてまいります。
これをニュースで聞いて、改めて腸の煮えくりかえった
都民も多かったのではないかと思います。
こういったことは、当たり前にやっているものと思い
都知事選挙で舛添氏に投票した人が多かったはずです。
今、都知事が交代すると、東京オリンピック直前に次の
都知事選挙をしなければならないので、東京都議会は
しばらく黙認するとの噂もありますが、そんなことは
できない空気になってきたように思います。
安倍総理は消費税増税をオリンピック前の2019年に
設定したのは、オリンピック前は必ず景気がよくなるから
です。
しかし、オリンピック開催決定後、様々な問題が浮上し
今回の件で東京都も直前まで不安定になりそうです。
これでもし大地震でもおこったならば、消費税増税
どころか、政治危機に陥る可能性もでてきました。
東京都の話だからと政治が無視している場合では
ないかもしれません。