博多駅前陥没事故について
今朝早く博多駅近くの博多駅前通りで、大規模な
陥没事故がありました。
原因は建設中の地下鉄工事です。
地下深くでトンネルを掘削し周囲をコンクリートで
固めようとしている時に、地下水が掘削した
トンネル空間に流れ込み事故がおこったようです。
最近の地下鉄は地下深いトンネルが多く、高度な
技術が要求されます。今回事故のあったトンネル
工事部分は将来の延伸を見据えてか、博多駅ビルの
地下3階よりもはるかに深い部分で行われています。
気になるのはその地上部分です。ストリートピューを
見る限り現場付近はほとんど工事をしている様子は
ありません。大阪の地下鉄今里筋線は大深度地下の
工事でしたが、それでもその上の道路は二車線分
塞いでバリケードで囲われていました。
建築についてそんなに詳しくはありませんが
今回の事故は工事を舐めていたのが原因だし
思います。事実これまでにもこの地下鉄工事で
陥没事故をおこしているそうで、高度な技術を要する
難工事であることを認識できていなかったようです。