2016年11月21日月曜日

仮置き場とか中間貯蔵施設とか言わずに東京が受け入れれば済む問題

東京電力福島第1原発事故による福島県内11市町村の
避難指示区域(解除済みを含む)に、除染作業に伴う
汚染土などの仮置き場が、東京ドーム213個分に相当する
約1000ヘクタールあることが環境省への取材で分かった。
汚染土の搬出先となる中間貯蔵施設の整備の遅れが
背景にある。9割強が田畑で、各自治体は基幹産業である
農業の復興に取り組むものの農地が奪われた格好と
なっており、農家からは風評被害などを懸念する声が上がる。

毎日新聞の記事をネットから拾ったものです。
汚染土壌の行先はまだ決まっていません。
大阪湾を埋め立て、大阪市内の工業地帯をそちらへ移転し
空いた市内の土地を緑化すべきと私は主張していますが
そういった埋立地に埋め立てるしかないのでしょうか?
栃木県などに政府は振ろうとしていますが、国内のどこへ
持って行っても地震の危険があるのなら、山や街ではなく
離れた埋立地が最適ではないでしょうか?

でもちょっと待ってください。
東京電力、つまり東京のために犠牲となった福島県のツケを
なぜ大阪でとか考えるのでしょうか?
あたりまえのように東京電力福島原発の復旧作業の費用を
電気代にのせられていますが、東京電力は関西電力の顧客を
奪い、関西電力が事業拡大を狙い、電気代は上がったまま
なかなか元に戻りません。

まず、東京電力を解散させて、全国民の電気代に上乗せを
すべきです。その上で不足する費用は旧東京電力管内の
顧客の電気代を上げることで賄うべきです。もちろん旧東電
以外の電力を使用してもこの費用は上積みされます。
そのうえで汚染された土も水もすべて東京都が受け入れる
べきです。といっても水をそのまま受け入れるわけには
いけないので、水分から放射性物質を取り除いたものを
埋めることになります。
まさにロシアや中国の発想かもしれませんが、汚染物質を
すべて羽田空港沖に埋め立てるのです。
埋め立てた土地は地下に汚染物質をコンクリート詰めに
したうえで、新たな滑走路と緑地帯として活用します。
これが一番合理的で納得いく方法で、最終的にはこうなる
わけですから、モタモタしてこれ以上福島県に迷惑を
かけないよう迅速に国は行動をとるべきです。