最近凹みがちなことも多い私は、お笑い系の番組を
よく見ます。
「明石家さんまの神対応」という番組が録画されてたので
見て感動したのでちょっと呟きます。
明石家さんま氏は非常によく喋ることで有名です。
それが全国的に有名になったのは「笑っていいとも」の
テレフォンショッキングのコーナーでの事件です。
通常60分番組の最初の20分ほどを前回のゲストの
紹介を受けたゲストが登場し、司会のタモリ氏とトークを
するのですが、喋り全開の明石家氏はほぼ60分喋り倒して
生番組をグチャグチャに破壊してしまったのです。
その後もレギュラーとして、その番組のコーナーを任されますが
喋りだすとコーナーも維持できなくなり、終いには
司会のタモリ氏とトークするだけという形で長年金曜日の
レギュラーとなりました。
しかし、さんま氏の「喋り」はカメラがまわっていない時も
全開で、周囲の芸人からは「喋れなくなると死ぬ」とさえ
言われていて、呼吸をするように常に周囲の笑いをとって
いるそうです。
今回の「明石家さんまの神対応」という番組は、そんな
カメラがまわっていない時の、しかも素人とのトークなどの
エピソードを紹介するものでした。
感動したのは
「昔、割りばしを入れる紙にサインしてくれと言われて
サインをしたことがあるんですよ。そしたら20年後に
『20年前にサインしてもらったのをお守りにしています』
と財布にずっとそのサインを大切に持ってくれているのを
見せられて、どんなものにでもサインしてあげなアカンなと
思ったんです。サインしてもらう紙もってない人もいますもんね」
と言う明石家氏に対してです。
これは他のものごとに対しても当てはまります。
たとえば自称アイドルの少女がストーカーに狙われていると
警察に相談に行ったとして、ナルシストの思い込みだと思い
適当に対応しために、実際にストーカーに刺される被害を
受けるかもしれません。
何かを頼まれれば、頼む人がどうであれ、頼まれた側は
真摯に対応することの大切さを教えられた気がします。