福島原発事故の処理問題について呟いた矢先、
福島県沖で大きな地震がありました。
これはニュースで流れていた仙台市内の様子です。
海から川が逆流しているのがわかります。
東日本大震災と比べると規模は小さいながら
「津波」です。
怖いのは、この状況でも橋にはいつもどおり
車が通行しているということです。
津波警報は台風の中心気圧同様、実際の津波の高さを
測っているわけではなく、過去のデータからの予測で
この予測を誤ったため、津波警報がこの津波到達のあと
出されたためだそうです。
地震直後はともかく、実際に気象衛星で確認して
到達までには警報をだせないものなのでしょうか?
それにしても最近地震は多い気がします。
地震国家ですから、地震は昔から多いのですが、
1995年阪神大震災や今年の熊本地震のように
あまり地震と縁のない地域で大地震がおこったり、
東日本大震災のように長らく大津波のなかった地域で
大きな津波に見舞われたりと、確率の低いものが
続いている気がします。
私が予てから予期する
プレート規模の大地震である「首都直下地震」と
その影響で数年後おこる「南海トラフ地震」は
現実味を帯びてきました。
もちろん地震がおこった場合の危機管理も必用ですが
建築や都市計画においても、地震国家であることを
前提にすすめていくことが重要です。