2015年4月9日木曜日

天皇皇后両陛下パラオご訪問

天皇皇后両陛下がパラオをご訪問になり
太平洋戦争で亡くなった日本兵のみならず
アメリカ兵、地元住民などすべての方へ
慰霊をされています。

NHKの取材で前侍従長の渡辺允氏は
「今までペリリュー島を聞いたこともなかった人が、
そこで起きたことを知ることになる。
それが非常に大きな意味のあることだと思う」
と言っています。

神様、宗教、死後霊を信じない私は
まさにこれが「慰霊」であると考えます。

今回の訪問が決まり、メディアも
「パラオ」を取り上げ1994年アメリカ合衆国
から独立した親日国家と紹介しました。
台湾、インドネシアに同じく大戦中
日本に支配されていたにも関わらず
それまで支配していた欧州の国家に比べ
厳しくなく、暮らしもよかったため
日本に対しての印象もよいようです。

国旗も日の丸の白が青、赤が黄になった
近いデザインで、青は海、黄は月を
あらわすそうです。

もともと世界遺産「ロックアイランド」を保有し
日本からも観光客のあるパラオです。
これを機に日本企業が観光地のインフラを
整備し、防犯カメラの設置で治安もよくして
アメリカ、中国、韓国に迫る海外旅行の
行先となれば、それこそが我々ができる
「慰霊」ではないでしょうか?