天皇皇后両陛下がパラオをご訪問になり
太平洋戦争で亡くなった日本兵のみならず
アメリカ兵、地元住民などすべての方へ
慰霊をされています。
NHKの取材で前侍従長の渡辺允氏は
「今までペリリュー島を聞いたこともなかった人が、
そこで起きたことを知ることになる。
それが非常に大きな意味のあることだと思う」
と言っています。
神様、宗教、死後霊を信じない私は
まさにこれが「慰霊」であると考えます。
今回の訪問が決まり、メディアも
「パラオ」を取り上げ1994年アメリカ合衆国
から独立した親日国家と紹介しました。
台湾、インドネシアに同じく大戦中
日本に支配されていたにも関わらず
それまで支配していた欧州の国家に比べ
厳しくなく、暮らしもよかったため
日本に対しての印象もよいようです。
国旗も日の丸の白が青、赤が黄になった
近いデザインで、青は海、黄は月を
あらわすそうです。
もともと世界遺産「ロックアイランド」を保有し
日本からも観光客のあるパラオです。
これを機に日本企業が観光地のインフラを
整備し、防犯カメラの設置で治安もよくして
アメリカ、中国、韓国に迫る海外旅行の
行先となれば、それこそが我々ができる
「慰霊」ではないでしょうか?