昨日、福井地裁が「高浜原発の
耐震基準の甘さ」を指摘し
関西電力に対して原発再稼働差止めの
仮処分を命じました。
原子力規制委員会の田中委員長は
福井地裁が事実誤認が多いと会見した際
記者から、それを社会にもっと丁寧に
説明すべきではとの質問に
「限界もあるが努力したい」と述べました。
昨日も述べましたが、今回の福井地裁は
国がすすめた委員会による審査の否定です。
自分のやってきた仕事に
プライドをもっているのであれば
田中委員長はもっと断定的に
自信を持って発言すべきです。
もちろん安全に絶対はありません。
いかに事故の確率を減らすかこそが
一般に言われる「安全」です。
もし莫大なお金と、貴重な時間を
いい加減な思いで費やしていたので
あれば、絶対に許されることでは
ありません。
しかし、そうでないのであれば
福井地裁を訴えるくらいの
毅然とした態度をとるべきです。