大阪府松井知事が一昨日のブログを見たのでしょうか?
大阪オリンピック構想でメイン会場として使用されるはず
だった大阪湾の人工島「夢洲(ゆめしま)」を2025年の
国際博覧会(万博)会場候補地としていることが明らかに
なりました。
2025年の国際博覧会(万博)開催の会場候補地として
吹田市の万博記念公園を筆頭にりんくうタウンなど
大阪府内6カ所を選定していましたが、夢洲(ゆめしま)
はあがっておらず、まったく意外な発言でした。
確かに夢洲(ゆめしま)は地下鉄中央線を延伸する準備
ができており、道路も阪神高速湾岸線北港ジャンクション
から10分ほどのアクセスの良さで敷地も膨大です。
しかし、これまでの府政・市政のあり方は、万博付近や
梅田周辺の開発が優先されていているのが現実です。
あまりに隔離された広大な土地であることから、
IR(総合型リゾート)事業の誘致をしているものの
カジノが現在の法規制では違法となるため二の足を
踏んでいるのが現実です。
私はりんくうタウンが会場となる予想をしていました。
大阪市が建てた南港の高層ビルは大阪府庁別館として
活用されていて、その影響で南港は活気づきましたが
りんくうタウンの高層ビルは放置状態で周辺は寂れて
いるので、万博開催で帳尻を合わせるものと
思っていたので、ここで夢洲(ゆめしま)を出してくるか
という感覚です。
不安は、開催地がどこだとか、万博を大阪へ誘致できるか
よりも誘致成功後に万博自体を成功させられるかどうかです。