先日国会で野田元総理大臣が安倍総理に
質問するという場面がありました。
4年前野田政権時は逆の立場で安倍総理
が当時の野田総理に野党の立場で質問し
野田総理が「もし、自民党が政権をとって
定数削減をするのなら解散しましょう」と
言ったのに対し「我々は必ずやる」と
売り言葉に買い言葉で衆議院が解散となり、
以降自民党が連続で衆議院で多数をしめて、
安倍政権がつづきます。
安倍総理は0増5減で若干の定数を削減し
2度目の衆議院選挙を行いましたが
各裁判所は「違憲状態」という判断で多数を
しめます。
選挙制度を変えるほどの大改革をしないと
経済もそうですが、この問題も解決しないのです。
それにしても、すごいのは野田元総理です。
この日のために4年前啖呵を切って、静かに
怒りをこめた声で質問する姿に、はじめて
安倍総理が怯む姿を見ました。
ただ悲しいかな、野田元総理が
いくらがんばっても、今の民主党や維新の会
では与党ほどの信頼がないのも事実です。
自民党を倒す勢力をつくるには、選挙制度を
大改革する前に、野党政党が大改革しないと
難しいと思います。