神戸連続児童殺傷事件 元少年Aを直撃
と題して、週刊誌が18年前"酒鬼薔薇聖斗"
と名乗り小学生2名を惨殺した元少年Aに
ついて現在の写真と特集記事を掲載しました。
ある無能な記者は
「今回の報道は、法的に訴えられかねない
ギリギリのライン。話題性を鑑みれば、
多少のリスクを覚悟でやる価値があると
踏んだのかもしれません。裁判沙汰になれば
元少年Aが公的に表舞台に立つことを
意味します。ウェルカムなのかもしれませんが、
これは彼の更生を妨げ、逆に再犯の可能性を
高めているだけです」と言います。
しかし、再犯の可能性は元少年A自らが
手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』を
太田出版から刊行した時点、もっと詳細に
言うなら、太田出版が刊行を決めた時点で
高められたのです。
もっと言うなら、万一元少年Aが再犯を犯した
場合、太田出版は共犯者という立場になります。
私も個人的に週刊誌は好きではありません。
政治スキャンダルを取材する取材力には
敬意を表しますが、どうして国会会期中に
発表して、政治を混乱させるのでしょうか?
税金の無駄遣いです。記事を民意に反映させたい
のであれば、選挙前に記事をだすべきです。
しかし、今回の元少年A取材発表は、手記「絶歌」
を発売しホームページを立ち上げた元少年Aの
再犯を抑止する意味で、よいことであることは
間違いありません。
今言えることは、
「18年前の事件はまだ終わっていない」
ということです。