久しぶりに阪神電車なんば線を利用しました。
神戸方面は快速急行は20分毎ながらすべて
三宮駅行になっており、なんば方面も基本
全列車近鉄乗入となっており、京阪中之島線
と比べると可哀想ですが、やはり大成功の
ようです。
しかしひとつ気になりました。
快速急行が三宮まで乗入を増やし、今後近鉄
が特急乗入などをした場合、ダイヤは大丈夫
なのでしょうか?
尼崎から神戸側の最初の主要ターミナルである
甲子園駅球場のダイヤを調べてみました。
案の定びっくりするほどの過密ダイヤです。
17時から19時は1時間に21本神戸方面に
向けて出発するのです。夕方のラッシュに
場合によっては、甲子園球場への野球観戦
輸送ということもあり、事情はわかります。
しかし地下鉄と違い、特急、快速急行、急行
各駅停車が入り混じってこのダイヤです。
関西の私鉄の中で阪神電鉄(現在は阪神阪急
ホールディングス)は堅調に株価を伸ばしている
を造ってほしいと思います。
主に国道43号線の地下を通り、駅は甲子園と
西宮の2駅だけ設けます。
地下の西宮駅に近鉄車両の待避所をつくり
近鉄には基本西宮まで乗入する代わりに
西宮市と近鉄電車にも一部工費を負担して
もらうのです。
過密ダイヤにおいて梅田発神戸方面の
1時間あたり6本は西宮止まりのため
この分近鉄は特急や急行を三宮方面に
乗入れできる枠も作れます。
またダイヤの乱れや安全面においても
有効な手段ですし、直通特急や快速急行
は地下区間は時速100キロで走行でき
若干ではありますがスピードアップも
実現します。
そういう前向きな発想が阪神電車に
あるかどうか見守りたいと思います。