2015年7月13日月曜日

今週が分岐点

ユーロに対してはまだまだ円安に
ならなければいけないのですが
どうやらそうもいけないようです。

ギリシャが一転して緊縮策を打ち
出すも、ドイツを中心としたユーロ
各国はさらに厳しい態度で臨み、
膠着しています。

そのドイツの資金源ともいえる
中国は、上海市場が大暴落で
バブル崩壊を食い止めるので
精一杯となり、今後の景気の行方
が不透明です。

中国はこのバブル崩壊をAIIBに
よる海外投資で乗り切る予定が
日米の不参加で資金捻出が
難しくなり、それに期待する
アジア各国を含めて、見えない
危機が迫っています。

中国に関しては、近年、日本に
爆買いツアーとして訪日している
ことなどから、間違いなく日本にも
影響がでます。

世界各国が不安に包まれると
投資家は再び、円を買いあさります。
円高になると輸入価格が下がり
物価は落ち着く可能性もあります。
しかしEUからギリシャが切り離された
場合、ロシア傘下に加わる可能性
もあり、政治情勢が不安定になり
今週はEUと中国から目が離せません。