2015年7月7日火曜日

地方にこそ必要な新交通

九州電力川内原発の原子炉に核燃料を入れる
作業が始まりました。
万一の事態に備え、避難する手段として計画
されている貸切バスの乗務員が避難時の乗務
に否定的です。もちろん被ばくの可能性がある
からです。

貸切バスは夜行バスの相次ぐ事故から運行
管理体制が厳しく問われており、例えば真夜中
にバスが必用となっても、乗務可能な乗務員が
いないために運行できない場合があります。

そこで「新交通」に注目です。

ある程度人口がある郊外であれば、専用路線
を設けて、通常の交通手段を非常用の兼用
として補助金を申請してつくればいいのかも
しれませんが、需要がない地方でそれをすると
メンテナンス等のランニングコストの分、自治体
が赤字を積み重ねることになります。

トヨタ、日産、ホンダが実験している自動運転
技術を実用的かつ安全なものにして、導入
すれば、ほぼ車両の管理費だけで割安に
維持ができ、多数の車両もオペレーターだけ
で操作可能です。ただ乗用車ではなく大型車
でひとりで大規模輸送のため、私は一般の
道路の下に誘導装置を敷いて、走行する
タイプがよいのではないかと思います。
ただ技術は日に日に進歩しており、すでに
新しい安全な手段があるかもしれません。

いずれにしろ原発を保有する市町村は
補助金を受けるだけでなく、新交通技術を
特区制度により活用して、新しい街づくりに
チャレンジとてへしいと思っています。