全国高校野球選手権大会大阪府予選で
明後日初戦注目のカードがあります。
ここ数年甲子園で優勝もしている大阪
桐蔭高校と甲子園常連となりつつある
履正社高校の対戦です。
甲子園レベルの試合が地方予選の初戦
で行われることに、誰もが驚いています。
というのは大阪以外の地方大会では
シード制により強豪校は準々決勝くらい
にならないと対戦しないようなシステム
がとられています。
KKコンビ時代のPL学園でも甲子園で
決勝に行よりも大阪府大会の決勝へ
進出する方が難しいであろう試合を
していました。実際、甲子園で勝つこと
よりも大阪代表になることが大変なのです。
大阪で才能がありプロを目指す場合は
これがネックとなり大阪以外の遠方の
高校で野球に励む場合が多々あります。
藤浪投手を擁して優勝した大阪桐蔭が
決勝で対戦した八戸学院光星高等学校
の半分は大阪出身でした。当時の4番
打者北條選手は藤浪投手と同じ堺市
南区出身でふたりとも現在は阪神
タイガースに所属するプロ野球選手です。
しかしこれは高校野球のあるべき姿で
しょうか?
私としては神奈川県や大阪府のような
強豪校を含む参加校の多い府県は
東京や北海道同様に二つに分割し
大阪府においては強豪校は3回戦から
別ブロックで登場するシード制を採用
すべきだと考えます。