2016年7月19日火曜日

時代についていけない老害の一例

『サンデーモーニング』(TBS系)の人気コーナー『週刊 ご意見番』で
張本氏は、「心配なのは大谷ですね」「スポーツ選手は絶対というのは
ないけどね。絶対に5年でダメになりますよ。これだけは断言できる。
1つやるのに大変なのに草野球ではないし、両方上手くいくことは
ないですよ」持論を展開した。
ロッテ戦前に報道陣の取材に応じた栗山監督は「(大谷が)あまり
大丈夫じゃないよな」と張本氏に理解を示した上で、「もともと二刀流には
批判があった。(周囲の批判は)全然(気にならない)。チームが勝つために
やっているんだから」と勝負師としての一面をのぞかせた。

そんな中ケガで打者としてオールスターに登場した大谷翔平選手は
1試合目はホームラン競争で優勝、2試合目はホームラン1本の2打点で
MVPを獲得しました。

1日目のホームラン競争では売った直後の打球が伸びていき、
ゴロやフライは少ないのが印象的でした。
二日目ホームランを狙って空振りする場面で「背中は大丈夫か?」
と解説者たちが心配する場面もあったが、同店タイムリーを放ちます。
過去にヤクルトにいた大リーガー「ソレイタ」はこのケガで帰国して
二度と来日しませんでした。
大谷の打者としての成功は今年オフでの肉体改造の成功だと思います。
もちろん筋肉をつけてパワーアップを目論みましたが、それにより
恵まれた体がさらにステージアップしたことは昨年の映像とあわせると
違いがよくわかります。

もともと打って走るスポーツだった野球が戦後投手はピッチングなに専念し
昭和40年代にローテーションが確立、クローザーなどの分業制も確立
張本選手はその環境下で3000本安打を放った伝説です。
しかし食品や飲料も発展しトレーニングや肉体改造もコンピューター管理の今、
資質をもっているアスリートならそれは可能なのです。
そして大谷は昨日、本来163キロの直球を披露するはずが、打者として
MVPを受賞することになりました。

張本は自分の歩んだ時代の野球しかしりません。
時代についていけない老害の一例です。