2016年7月5日火曜日

大阪で導入予定の宿泊税について

大阪府は17年1月から宿泊税を導入し、宿泊料金に応じて
1人1泊100 ~ 300円を徴収する。国際都市を目指すなか、
急増する外国人観光客の受け入れ環境整備が喫緊の
課題となっており、一定規模の財源を安定的・継続的に
確保する狙い。3月24日の府議会で条例案が可決され、
今後、総務相の同意を経て条例を公布する。
宿泊税の導入は、02年の東京都に次いで全国で2例目。
府内のホテル・旅館1130軒(16年度現在)の宿泊者が対象。
宿泊料金が1万円以上1万5000円未満の場合は100円、
1万5000円以上2万円未満は200円、2万円以上は300円を
徴収する。税率の基本とした東京都は100円と
200円(1万5000円以上)の2段階のみだが、
大阪府では近年、2万円以上のクラスの客室価格が大幅に
上昇している状況を捉え、新たに上のカテゴリーを設けた。

爆買い消費が低迷する中、大阪では宿泊税が来年から
導入されます。大丈夫なのか?と思う人もいると思いますが
私は逆に高額宿泊料金に対してはもっと徴収してもよいと
思います。たとえば1万円以上に対して1律2%でも
成立すると思います。

爆買いする中国人は1泊1朝食5000円以下で
長期ツアーの欧米人は人によっては素泊まり2000円で
宿泊しておりたいてい1万円以下で宿泊を抑えているため
今回の宿泊税は大半の外国人は対象外です。

普段から消費税をやめて所得税増額を主張する私としては
宿泊税を負担する人の大半は、宿泊税の負担感の薄い人が
多いので、ここで税金をとって観光産業発展にお金をかける
べきだと思います。