下落が続きブレーカー解除するも、暗い状態が
続いています。
中国が主導するアジアインフラ銀行(AIIB)は
6月の予定だった最初の融資案件承認が「年内」へ
大幅に遅れる見込みとなり中国主導の金融機関は
脆さを露呈しています。
住宅需要がなくなり、鉄鋼や建設の売上が伸びず
中国経済の崩壊が懸念されています。
もちろん、そうなると昨年の流行語にもなった
「爆買い」の主役不在で日本にも影響が及びます。
しかし、中国経済は一時期の勢いはないものの
このまま上昇が続くと私は見ています。
それは中国が共産党一党支配の国家だからです。
住宅需要がなくなったとは言え、南沙諸島埋立など
国家がいくらでも需要を掘り起こせるからです。
上海はマリオンタワーに代表されるように、近年
近代化が進み、高層ビルやマンションが増えましたが
まだまだ古い建物が大半を占めます。
これらの更新を都市計画として国家主導で行えば、
いやが上にも経済は活性化します。
問題は経済が崩壊するよりも、香港での民主運動に
象徴されるように、中国共産党が崩壊するかどうかです。