10~20年後に国内労働人口の49%に当たる
職業について、人工知能やロボットで代替される
可能性が高いというニュースを昨夜見ました。
どのような職業がそれに当たるかは、見なくても
なんとなくわかります。そして、それらのほとんどが
実際は代替されていないだろうということも
わかります。
人工知能やロボットで代替される可能性が高いのは
製造や販売などの現場作業が多く、
可能性が低いのはクリエイターや研究者、医者や
保育士などだそうです。
注目するのは、代替可能性の低い職業です。
たとえば、クリエイター、研究者、医者、保育士
とありますが、クリエーター、医者については
ある程度代替可能性があると思います。
クリエーターはスマホで女子高生が映像編集し
配信する時代、脚本家が脚本を入力すれば
自動で撮影カットを要求し映像編集できる
プログラムがあっても不思議ではありません。
個性がなくなるかもしれませんが、コンピューター
の投じる手を見て、参考にしているプロ棋士が
いるように、人が発想していなかった作品が
つくられる可能性があります。
次に医者です。
実際に処置する外科医、歯科医師などは
代替できません。しかし他はどうでしょう?
まず私たちが医者にかかる場合、問診します。
問診し、症状を解析し、どのような検査をし
その検査結果から病名を判断、そして適切な
処置を施します。
しかし最近は患者の話をよく聞かなかったり
聴診器をあてない医者も存在します。
カウンセラーが患者から問診して入力して
コンピューターに解析させて、結果を出力した
ものを医師が確認だけするようにしても
いいのではないでしょうか?
そうすれば、5人の医師が必用なところを
1人の医師でまかなえるかもしれません。
逆に運転手が代替可能などと言っていますが
今、企業が実験している自動運転は実際に
実用化できません。
一瞬の操作ミスで人の命にかかわる職業は
代替できません。