2015年12月27日日曜日

澤穂希選手現役最後の試合で決勝ゴール

女子サッカー日本一を決める「皇后杯」で引退を
表明していた澤穂希選手が、その決勝戦で
決勝ゴールを決めて有終の美を飾りました。

女子プロサッカーのなでしこリーグのINAC神戸
に所属かる澤選手は、守備的MFという位置で
プレーし、決して常に前線でゴールを狙っている
わけではありませんが、後半33分のコーナー
キックからヘディングでゴールを決め、この1点が
この試合唯一の得点となり優勝を決めました。
まさに「実力」「技術」だけではなく、持っている
プレーヤーであることを証明した試合となりました。

長年女子サッカーを牽引してきた澤選手の
集大成は2011年のワールドカップでした。
しかしその後は体調不良により出場機会が減り
決してサッカーに対しての力が衰えたわけでは
ありませんが、名前を聞かなくなりました。
事実今回の皇后杯のゴールは6年ぶりで
決して思うがままにプレーをしていたわけでは
なかったと思います。

KAZUこと三浦知良選手の天皇杯での最後の
得点は36歳の時で、37歳で、しかも決勝戦の
決勝ゴールというドラマは今後再現されないかも
しれません。
しかし、サッカーは最もたくさんの国で競技されて
いるスポーツです。無理とわかっていても
第2の澤選手の出現を期待します。